食洗機故障から、怪我の功名。
ある日、我が家の食洗機が動かなくなった。
我が家は汚れ落ちの良い海外製食洗機。
結局、修理の依頼から修理完了までに3週間以上かかり、
それまでは3食分の手洗いを余儀なくされました。
洗い物が家事の中で1番嫌いな私。
戸建てのキッチンにも食洗機は必須。
機能的に優秀なドイツ勢の食洗機を予算を上げて選択しました。
それなのに…
急に使えなくなってしまったー!
住んで5年。
ほぼ快適に使えていて、「やっぱ海外製は違うわ〜」とすっかり胡座をかいていたようです。
修理がなかなか終わらないことにしょんぼりな私。
でもそんな私に、
故障理由は兎も角、どれだけ適当に扱っていたのかを業者さんが優しく指摘してきた。
・日本製の洗剤は使わないほうが良い
・週1回の庫内清掃をすること
それだけ、この海外製食洗機に頼りすぎていたってことですよ。うん。
さて、
手洗いを余儀なくされて渋々毎日頑張ってました。
毎日洗えば、少しは慣れてくるもの。
幸い「洗い物は無心になれる」と言う夫も一緒にやってくれるのもありましたが、
私の中で少しずつ抵抗感は薄れてきました。
どう変わったかというと。
そして、怪我の功名!?
それは、食洗機故障中の日曜日の朝。
起床が遅く朝食が遅れた小5の息子に、
「遅く起きた人は、自分で自分の分を洗ってください」
と言ってやらせることに。
渋々やっていたけど、やることに抵抗はないよう。
そして、
学級閉鎖でお休みになった日、
食洗機は直っているにも関わらず、
「朝食の全家族分のを洗うよ」と自ら申し出てくれたのです。
何で?
と聞いたら、「別に嫌いじゃない」とのこと。
お休みで時間があるからかもしれないけど。
お小遣いアップや
クリスマスプレゼントを期待しているからかもしれないけど。
そんなうがった見方をしつつ、
親としてはやっぱりちょっと嬉しい。
食洗機故障を機に、
思わぬポジティブな効果が出たのでした。
現在、食洗機は元通りに稼働。
3食分を食洗機で洗ってもらっています。
一旦手洗いに慣れたとは言え、
私の食器洗い嫌いは結果的にはひっくり返ることはなく。
ただ、業者さんからの指摘は謙虚に受け止めて、
洗剤を変え、
丁寧に扱うようにはなりました。
ポジティブ変換。
進歩進歩。
そして、我が家の男子2人は食器洗いに抵抗がないことも判明。
願わくば、将来的にも息子にはキッチンに立つ回数を増やしてもらいたい。
たかが一時の故障。
されど収穫を得た食洗機騒ぎでした。
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