【2020年4月】新社会人へ向けて伝えたいこと
こんにちは、株式会社ネッコス代表の井口です!
弊社は3月下旬より、順次テレワークへの切り替えを行いました。そのため、今現在は社員がそれぞれの自宅にて勤務しており、zoomやSlackなどを活用してコミュニケーションを取っています。
こんな状況になったのは、2011年の東日本大震災以来のことです。
予定していたコンテストや打ち合わせ、会食等もすべて中止・延期になり、先の見えない状況に不安を抱えながらも、在宅勤務で出来ることを前向きに進めてくしかないと思いっています。
さて、今日は2020年4月1日。
新生活スタートの日ですね!あいにくの雨で気温も低いのが残念ですが、新社会人のみなさんは期待と不安に胸を膨らませながらこの日を迎えたことと思います。
新社会人、本当におめでとうございます!!
ただ、今年の新社会人はイレギュラーな状況の中、たくさんの不安を抱えていることでしょう。
社会人○○年目(笑)の私ですら、この状況に対して出来ることを試行錯誤する日々なので、新しい環境で初めての仕事をする方たちはもっともっと不安だろうと勝手に想像しています、、、!!
大したことは言えませんが、私から新生活を始められた皆さんに伝えられることをまとめましたので、ちょっとだけ聞いてください。
私は社会人になって10年以上が経過してしまったので、新社会人の気持ちからは少し遠ざかっています。
ただ、社内の社会人6年目の子に話を聞くと、社会人になりたてはこんな思いで張り詰めていたと聞かされました。
・「会社」「社会」という組織に馴染めなかったらどうしよう
・同期の中で自分だけ劣っていたら嫌だ
・家族も友達も離れていて頼れる人がいない、孤独で寂しい
・この仕事が自分に合っているか分からない
・自分は不必要な人間、必要とされていないのではと落ち込む
・会社の人間関係がつらい、しんどい
・社会人の生活リズムに体が慣れなくて常に疲れている
ものすごくマイナス思考なのですが、こういう思いはあって当然だなと思いました。緊張で吐きそうになったり、憂鬱な気分になっていたり、、、。
それに加え、今年はコロナウイルスの影響もあり、新社会人の受け入れが精一杯の企業や、普段とは違う教育体制をとらざるを得なかった企業がたくさんあると思います。なので、新社会人のみなさんももしかするとハンデの多い環境に放り出されてしまったかも知れません。
そういった状況で絶望していたら、次にお伝えすることを少しだけ思い出してみてください。
みんなに好かれてどんな仕事もうまくいく、そんなことは絶対にない
社会に出てみると、いろんな個性や強みを持った人が溢れていることに気がつきます。学生時代もグループで行動したり、何かを作り上げたりした経験はあると思いますが、「仕事」を通して見る人間は全く違います。
なので、ものの良し悪しや判断軸も人によって全く異なります。
自分がどんなに一生懸命やったことでも、ある人には全く評価されないかも知れない。あるいは、叱責されるかも知れない。
一方、大したことないと思っていた他人のアイディアが会社の売上を大幅にアップさせたり、新しいビジネスチャンスを生むこともたくさんあります。
そういったことが起きると、自分は価値のない人間だ…出来損ないなのかも知れないと落ち込んでしまいそうですが、その必要はまったくありません。
成果物の結果も大切ですが、試行錯誤して作り上げていく過程にこそ、自分自身の成長の鍵が隠されています。
仕事を通して自分が得られたものにフォーカスしていくと仕事の面白さがわかってくるはずなので、結果だけで苦しんでしまうのはおすすめできません。
人間関係も同じことで、1人1人考えも違えばはっきりとした個性もある中で、誰からも好かれてみんなと仲良くするというのは不可能なことです。
会社は大人の社会なので、大人同士で揉み合ったり、罵倒し合う大喧嘩に発展することはほとんどありませんが、まったくないわけではありません。
色んな人と仕事をしていれば、どうしても馬が合わない人は絶対にいます。どんなに努力しても歩み寄れないし、仕事の相性が最悪で業務に支障をきたすほどの場合も割と頻繁にあります。
なので、みんなに好かれようと振る舞ったり、万人受けしなければとプレッシャーに感じる必要はまったくないのです。
ありのまま、無理をせず、思ったことを素直に行動に移していればいいです。私も前職で採用業務をしていた時は、新しく来た社員がわからないことを確認してくれるだけで、「めちゃくちゃ優秀だな~!」と感心したものです。
「石の上にも三年」を気にする必要はない
会社に入社したら、どんなに辛いことがあっても3年は我慢しなさい。
そんな言葉があるのですが、これを気にしすぎることはないと思います。
どうしても嫌なら、新卒でも転職をしていいと思うし、初めて社会に出るのに自分にピッタリ合う仕事を選べているかどうかもわからないので、いろんなことに興味を持って、色んな仕事を経験するのも一つだと思います。
新卒で入社した会社を1年未満で辞めても、次は絶対に面接に合格しないとか、何かの罪に問われるとか、社会的に追放されるとか、そういったことはないので、死にそうなくらいつらいのに、辞めるという選択肢が持てないという状況には陥らないでください。人生はなんとかなります。
ただし、社会に出たばかりの頃は、ほとんどの人が「もう辞めたい」と思っています。特に、入社して半年が経過するまでの間は、毎日「もう無理かも」とギリギリの精神になりがちです。
この「無理」が、自分の心身の健康を脅かすものなら「辞める」選択を考えても良いですが、誰しもが嫌だと思っている中で、自分の嫌だが、もう少し頑張れる方の嫌だなのかどうかはしっかり考えてほしいなと思います。
仕事の内容が難しくて覚えられないので嫌だ
仕事の面白みを感じられないので嫌だ
会社の中にちょっと気に入らない人がいるので嫌だ
失敗ばかりしている、、、もしかして向いてないのかも
この類の嫌だであれば、もう少し辛抱して「石の上にも三年」を信じてみると、驚くほどに仕事が面白くなってくる日が必ずやってきます。
毎日がしんどくてどうにかしたいという時が来たら、一度この「嫌だ」がどんな嫌なのかじっくりと考えてみてください。
健康が一番!恐れずにどんどんチャレンジすること
どんなにうまく行かないことが続いても、大変な状況下に置かれても、それが死ぬまで永遠に続くことはありません。
辛かったら逃げてもいいし、頼れる人に思いをぶつけてみるのも良いです。
とにかく、環境は変化していくものなので、今を恐れずにやりたいこと、出来るようになりたいこと、どんどんチャレンジしてみてください。
「何歳からでも挑戦できる」という言葉は本当だと思いますが、それでもやっぱり若ければ若いほど、挑戦出来るチャンスは多くあります。今の真っ白な状態であれば、何度でも色んなことに挑戦できるはずです!
そしていちばん大切なのは、心と身体が健康であること。
これは何にも代えががたいことです。体調を崩したり、毎日なく日々が続くようなことがあれば、それを改善するよりも大切なことはありません。
自分よりも大切なものはないということを心に留めておきながら、仕事を頑張っていただければ嬉しいです。
まだまだ言いたいことはたくさんありますが、冒頭にも記載したように今はコロナの影響でとても不安な日々を過ごしていることと思います。
ですが、いつの日かきっと「あの時は入社式なかったなぁ」とか、「コロナで会社無くなっちゃうかと思ったよね」と懐かしい昔話を話す時が来るでしょう。
この状況で新生活をスタートさせただけでもすごい経験だと思います。きっとこの経験が糧になると信じて、自分の健康は第一に、新しい環境でたくさんのことを経験してもらえれば幸いです。
社会人の皆さん、改めまして
新社会人、おめでとうございます!皆様のご活躍を楽しみにしています!
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