
サークルの4年間を振り返る 1年目
私、みすってるが立ち上げた制作サークルのネコネクトキャットが8/7でついに5周年目に突入しました!2人のサークルメンバーや活動を支援してくださっている皆様、そしてゲームを遊んでいただいた皆々様本当にありがとうございます!
5年目ということはもう4年も経ってしまっているわけで、最近新しく出会えた皆様にもサークルのことを知ってもらうべく、今回はタイトル通りサークルとその制作のゲームについて振り返ってみたいと思います!1年ずつ書いていくので4年目までお付き合いください。
ネコネクトキャットとは
私がそのとき作りたいものを作るという方針で活動してきたサークルです。
名前の由来は「繋がり」という言葉と私の創作上よく縁のある「猫」からネコネクトにしようと思っていたのですが、すでにゲームのタイトルとして採用されていたので、じゃあもう一個猫を足そうということで決定しました。
第1作目 ボーダーワールド
ボーダーワールドは黒と白の2つの鏡合わせな世界が衝突して滅びてしまう前に、それぞれの世界の少女が世界の生き残りをかけて戦う?というSFチックな対戦カードゲームです。ゲームシステムは双六っぽいゲームの進行とTCGのような独特なプレイ感の合体が売りになります。
悔しさがきっかけ
私は小学生のころからゲームを作るのが好きだったのですが、それでもちゃんと誰にでも遊んでもらえるという形にしたことがなかったので、年を取るほど自分が何かを作れる人間でないという事実に対して悔しさを抱えていました。
大学3年のあるとき、アナログゲームやゲームマーケットの存在を知った私は、凄いゲームを思いついた!というきっかけと貯めていたバイト代を使ってボーダーワールドの出展を決意しました。
出展までの挑戦
ゲームルールの作成から始まり、イラストのデザイン、説明書の作成、印刷屋さんとのやりとり、ルール動画の制作、それらすべてを初めて、かつ一人で行いました。これは今でも信じられないくらいの熱量でしたが、初めてだからこそ加減なく挑めたのかなと思っています。説明書なんかはとにかく形にすることに必死でした。
制作はある程度一人で行いましたが、一番大事だったのはテストプレイをしてくれる友人たちがいたことだと思います。遊んでもらった感想がなければゲームを出す勇気は得られなかったはずです。どうやって遊んでもらうのか具体的なイメージをもつきっかけにもなったと思っています。
また、Webサイトの制作は私があんまりだったこともあり、友人がサークルメンバーになってくれてサイトの改修をしてくれたことは今も諦めてサイトを捨てずにすんだことにつながっています。
出展後の感想
作って発表することが大事という意味をようやく理解しました。よく聞く言葉なのですが具体的に言うと、自分の作品が世に出てこの世界に存在するという事実がありとあらゆる角度から自分に情報を与えてくれるようになるという感じです。
特にネットでは感想がほとんど見つからなかったのは誰のために作った作品なのかを考えていくスタート地点に立ったような感覚でした。ボーダーワルドは今でも凄いアイデアのゲームだと思っている一方で、誰にどう感じてもらいたいのかというのがまったくなかったと思っています。
もちろん感想をくださった方々やサークルさんたちの意見はとてもためになるものでした。本当にありがたいものです。
影響を受けた作品
オリジナルアイデアだ!なんていってもやはり色々な素晴らしい作品の影響を受けたなかで、こういうのがいいんじゃないかと主張できると考えているのでその時期に大きく影響を受けた作品を紹介していきます。
ナイトクラン…………ドミナゲームズ最初の作品です。アナログゲームってこんなに面白いんだと感じたきっかけのゲームであり、場にカードを配置してカード同士が干渉し合うという点からカードのもつ得点やゲームの収束の仕方など、ゲームプレイの流れに影響を受けています。
ラブレター…………ゲームデザイナーのカナイ セイジさんが作られたゲームです。トランプより少ない枚数でこんなに駆け引きや面白さを出せるの!?と驚かされたゲームです。36枚で遊べるボーダーワールドは特にカードに対する評価の仕方に影響を受けていると思います。
遊戯王OCG…………有名なKONAMIのTCGです。弟とよく遊んでいました。これは効果とそのテキスト、デッキ周りの動かし方など、カードというオブジェクトの在り方やそれのもつギミックに影響を受けています。
第1回目は以上になります。2回目は来週までに書きたいなと思っているのでよろしくお願いします!
2019/8/12 サークル代表 みすってる
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