
サークルの4年間を振り返る 2年目
忙しくてかなり遅刻しましたが第2回目です!2作目のタイトルはアニメのGAの闇鍋回を見た時に知って気に入ったのでそこから付けました!
第2作目 ヘクセンケッセル
ヘクセンケッセルは魔女学校で年に1回だけ開催される魔法石作りの大会で競い合う4人の魔女学生がテーマのお話です。
システムとしてはポーカー系をベースにしつつ、順番が決まっている役を作るために、半共有の場にカードを追加したり入れ替えていく対戦カードゲームです。ぷよぷよなどの落ちゲーにも近いかもしれません。
締め切りから逆算で生まれたゲーム
2回目もゲームマーケットに出たいなと思い、テーマを先に決めて、システムを少しずつ作っていった作品です。動機が同人誌みたいなノリですね。でも締め切りがあるからこそ完成するのは真実なのではと思っています。
絵柄はこだわり
絵は今回も手作りですが、前回よりカラーを意識して凄く頑張った作品ですね。タイトルにいる素材の4体はかなりお気に入りです。
今回はルール作りにかなり苦戦し、宣伝や動画などが全然できなかったのも心残りでもあります。
出展後の感想
Twitterで遊んでくださった方の写真が見れたのがとても嬉しい一方で、少ない販売数ながら1点が駿河屋に流れている事実がゲーム制作や販売の難しさを感じさせられた作品でした。
誰かに感じてもらうだけじゃなく、どんな層に届けたいのかを追求していくことの大事さを考えさせられ、次のどうぶつトレカにつながっていきます。
懺悔
通販をまだしていません……。状態がいいのは確認できましたが、今更出していいのか判断が難しく悩んでおります。申し訳ないです。
第2回目は以上になります。最近どうしても忙しいので3回目は2週間後とかになりそうです!
2019/8/25 サークル代表 みすってる
おまけ
製品では掘り下げられなかった設定などを書きたいので書きます。精神の健康とリハビリのためです。
世界観
ヘクセンケッセルは現実とは違う神話を持つ世界が舞台の作品です。
この世界は顔のない神様が創世し、4つの血族たちが異世界の外敵からこの世界と人間を守護してきたと人々の中で伝えられています。
それぞれの血族の見た目は人間とほぼ同じですが、神から特別な腕・脚・瞳・顎を与えられた存在でした。
ですが、ヘクセンケッセルの時代では彼らは外敵のもたらした災厄に耐えられず表舞台から姿を消し、世界の9割が災厄によって破壊されています。
魔女学校
血族が姿を消す前に、異世界からもたらされた魔法の知識を人間に継承する目的でどの血族かによって創設されたものと言われています。
生徒は基本3年または4年の間在籍し、卒業後は仕事や世界復興、破壊地域の探索のために活動します。
2年目以降は4つの集いのどれかに所属する必要があります。
「腕の集い」は魔法をどう利用するかを研究する『応用』、「脚の集い」は魔法の質や可能性を追求する『発展』、「瞳の集い」は魔法を分かりやすく後世に伝える方法を研磨する『継承』、「顎の集い」は魔法の法則や真理を探る『探求』をそれぞれ目標としています。
魔法
剣の世界と呼ばれる異世界から現れたとある女性が瞳の血族にもたらした知識群のことを指します。
触媒を用意し呪文を唱えることで発火や突風、流水や地形変化などを引き起こします。個人の資質や訓練で威力やパターンが変化するため学校創設以前から長く研究が続けられています。
また、触媒ではなく遺物を使う、光・闇・時に分類される特殊な魔法も存在します。
触媒
学校では素材とも呼ばれます。ほとんどの物は属性を持ちますが触媒はそれが特に強いものが選ばれます。基本的に火・水・風・土の4つの属性に分かれています。
魔法石
魔法を誰でも使用できるよう石に封じてインスタントにしたものです。使用者の資質に左右されず、魔法をほぼ定量化できる点が高く評価されています。
これは5つ目の属性である金属性の発見と遺物解析の結果生み出された魔道具作成技術により、属性の曖昧化や魔力の圧縮などが可能になったため生み出されました。
魔法石づくりと大鍋
魔法石は魔道具である大鍋に石と触媒を入れて、大鍋の魔法【ヘクセンケッセル】で触媒が融合する際に発生する魔法エネルギーを石に封じることで完成します。触媒の融合で生まれたものは使い魔と呼ばれ、大鍋の魔法を唱えたものに従います。
魔女たち
腕の魔女 コメット・アルジャーノン 3年
生き残った人間たちをまとめていた貴族階級の末裔の娘でありフェアリスの双子の姉です。性格は自信家だが人当りもよく勉強熱心で尊敬できると他の生徒たちから評価されています。
その反面だれとも深く付き合わず、憑りつかれたように研究と実験繰り返しているため一人でいることがほとんどです。
研究成果に対して喜んだり悩んだりした姿を全く見せず、すべてが当たり前のようで誇る素振りすらしないズレた振る舞いが周囲からの孤立を強めています。
名誉も金銭もを求めない彼女が大会に参加する理由は謎に包まれており、生徒たちの間では様々なゴシップが噂されています。
脚の魔女 フェアリス・アルジャーノン 3年
コメットの双子の妹です。姉とは対照的に自信がなく、足踏みしがちな性格で、学校には家の推薦でなんとなく来たと同級生たちにもよく知られています。
入学当初は勉強に消極的でしたがエリーゼと仲良くなり世界の神話や歴史を深く学んでから火が付いたように積極的に魔法に取り組むようになりました。特に戦争や血族に対して強い関心があり図書館でそれらの本をかき集めていた姿が確認されています。
大会に参加する理由を本人はぐらかすため、周囲から間接的に尋ねられたエリーゼはただ一言、彼女はとても負けず嫌いな人間なのだと発言しています。
瞳の魔女 エリーゼ 3年
平民階級出身の生徒です。制服を改造するなど独自のファッションを好み、好きなこと以外は手を抜く姿勢が教師たちに目をつけられていますが、同級生や後輩から面倒見がよいと評判です。
その見た目とは裏腹に、社会福祉や医療行為のため魔法を学んでいるらしく、歴史や文化に対して強い関心を寄せています。フェアリスとは図書館で出会い、おススメの本を教えるうちに仲良くなりました。
大会に参加するのは賞金目当てであり、卒業後の復興活動の足しにできればと周囲に話しているようです。
顎の魔女 アイナ 4年
出身地や家系が一切謎の生徒です。詳しい経緯は不明ですが、体質の問題で魔法が暴走した経験から自分の魔法に焼かれないよう黒い軟膏や白い頭巾を常に身に着けています。
口数が少ないため同級生からは最初は不気味がられていましたが、不器用なところや少女趣味な部分が受けて、2年の頃にはある程度周囲と打ち解けました。裁縫の話でエリーゼと仲良くなったり、研究面でコメットと議論する姿が時折目撃されています。
大会に参加する目的は、卒業後も学校に残って研究を続けるための実績づくりです。
顎の集いはその目標のために生徒数がとても少なく、教師になるか、研究員になるか、それとも外部組織に所属するかがほとんどです。
彼女は自分が教師には向いていないと考えているらしく、なんとか研究員になるため延長後の最後の4年目を奔走しています。
おわり
こんな長いのを読んでくださってありがとうございます!どうでしたか?僕は書いてるとき滅茶苦茶楽しかったです!
Q.作った設定はちゃんとゲームに入れるべきでは?
A.はい。
以上です。
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