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人はなぜ怒るのか?マスク警察の正体は!?コロナ禍だからこそ考えたい。アンガーマネジメント 〜怒りの理解と制御〜

押忍っ!!(( ・᷄ὢ・᷅ ))💢💢
今日は怒りについて解説するんで夜露死苦ぅ💢‼️

…すいません冗談です笑。
改めまして皆様(  *´꒳`*)ノコンバンハ
新米クリエイターみすえるてです。
クラッシュオブクランというアプリゲームをしたり、YouTubeを勉強したり、「学ぶって楽しい!!」をコンセプトに記事を書いたりしています。

私たち現代社会人は、メディアやインターネットというテクノロジーによって、日々色んな情報を目にします。
昨日は星野源さんと新垣結衣さんがめでたくゴールインされたそうですね!
おめでとうございます(*´꒳`ノノ゙☆パチパチパチパチ
末永くお幸せに(*´˘`*)♡

そんな嬉しいニュースも紹介される中、バッドニュースが目に入ることもしばしば。
コロナ関連や、「転勤するならどこがいい?💢」など、郵便局幹部らによる内部通報者狩りが報道されたり((((;゚;Д;゚;))))カタカタカタカタカタカタカタ

自分とは無関係でも、報道やネットニュースからの情報により、怒りを感じる機会が多い時代になりました。

そんな時代を生きる私たち現代社会人は、怒りの正体を知り、発生メカニズムを掌握し、制御することがとってもとっても大切だと言えますよね。

今日はそんな思いから
人はなぜ怒るのか?をテーマに、記事を書き記したいと思います。

✅トピックハイライト

1.個人主義者と参照点
2.事例紹介
3.コミュニティの特性
4.最後に


1.個人主義者と参照点

今、世界ではマスクを着用して出歩く人と、着用しないで出歩く人の意見が対立しています。

世界的に見ても、某大統領にはじまり、肌の色の違いや、各職場、国家の違いや宗教の中でも老若男女問わず意見が割れています。
理由は持病がある者、基礎疾患があるもの、経済的理由やワクチン接種状況、国民性等、それぞれの立場から熱心にポジショントークを繰り広げられている状況です。
着用派か未着用派か世界規模で物議を醸している。

あなたはどちらを支持しますか?

人がマスクを着用するかしないかなんて、個人の自由で、意思決定権は個人が有するものです。
それが個人主義者達の考える「フェアな判断」です。

ところが、人間の脳は必ずしも「個人主義的なフェア」をフェアだと感じないということが、心理学的観点から明らかになっています。

例えば、政府や各メディア、飲食店など「マスクを着用してください」とメッセージを出していた場合。

この状況で、マスク未着用の人がいて、マスク着用派の人がそれを目にしたとする。

個人主義的には、マスクの着用有無は自由です。
個人が適法の範囲内でどうゆう判断をしても、それはなんの問題もない。

ところが、今の時代、世の中の人々のほとんどは、このマスクを着用しない人を見かけると「怒り」を感じます。

「注意したい気持ち」や「感染リスク」「医療関係者の逼迫状況」「重症化患者の命の選択」「有名芸能人の死」「飲食店関係者の悲鳴」「失業者」「雇止め」「戦後最大の国難」など、感情のグラデーションは様々です。
なぜ怒りを感じるのか?

これは認知心理学における「参照点」の問題です。
そこの君!これだけは覚えて帰ってね!
参照点って言葉が聞き馴染みがない方もおられると思いますので説明します。

参照点(Reference Point)とは、プロスペクト理論において利得と損失の判断を分ける基準点である。意思決定者は参照点からの変化によって、損得を判断する。意思決定者は参照点よりも高い利得を獲得するときにはリスク回避的になり、損失を被るときにはリスク愛好的となる。投資に関する研究では、購入時点の株価や現在の一株あたり配当が参照点と考えられている。

簡単に言うと、「無意識下に持つ心の中の基準」みたいなものなんです。参照点って。

人々の脳内では、普段はマスク着用は個人の自由としていても、「政府が声明でマスク着用をお願い」や、「飲食店がマスク着用者のみ入店可能等の貼り紙」などの感染拡大防止対策を講じていると、「マスクの着用」が人々の「参照点」になるのです。
(つまり基準になるわけです。)

その上で、マスクを着用してない人を見るとどうなるか?

になるわけですね。

しかも、人間には「損失回避傾向」という認知バイアスがあるため、利得よりも損失の方をはるかに重要視しています。
それにより、マスク着用をしない人はますます邪悪な存在として認識されるわけです。

相手が報復できる立場にいる場合、このような「不公正」な振る舞いは、非常に危険です。
直接損失を被っていない人間でも、この手の不公正を目にすると、情熱的に報復に参加してくるからです。
また、神経経済学の研究では、こういう「利他的な報復」に参加した人間の脳をスキャンすると、快楽中枢が活性化していることがわかっていて、「愉快犯的な報復者数×ヘイトゲージ=想像を絶する袋叩き」マスク未着用者に向けられる恐れがあります。

個人主義的自由につけこんで、マスク着用者にまで感染拡大の恐怖をもたらす人間は、何かきっかけがあると、まったく無関係の人間までわらわらと集まってきて、大喜びで退治されてしまいます。

別のエントリーでも書きましたが、人間には悪者退治本能があります。
人類がこの惑星の支配者になる前、過酷な大自然を生き抜くためには、この悪者退治本能によって、群れを維持する必要があったんです。
ってゆうか、その本能があった人間集団だけが子孫を残して、現代の人類になった説あります。

そして、この悪者退治本能は、インターネットというテクノロジーやメディアによる報道で、桁外れの威力にブーストされます。
悪者退治本能に駆動された人々は、情報テクノロジーを使って、寄ってたかって情熱的に悪者を特定して、リツイート等によりまたたく間にその情報を膨大な数の人間に拡散します。
それがさらに多くの無関係の人を引き寄せ、とんでもないスケールで袋叩きが行われることになる。

何百万年もの昔に人類の遺伝子に刻み込まれたこの悪者退治本能は、現代のテクノロジーによって、神すらも想像できなかったほどの威力を持つ古代兵器となったのです。

ここまで説明したら、例えマスクの着用するかしないかが「個人の選択の自由」であろうとも、着用していたほうが得だとわかりますよね。

この事を本能的に理解している飲食店経営者は多い。だからこそ、率先して「マスク着用者のみ入場可」とか、「マスクない方は30円/枚で販売します」などの対応を行い、悪者として退治されないようにしているのだ。
こうゆう対策を取らない経営者は、長く商売を続ける気のないタイプか、先の見えないバカと言い切っていい。

2.事例紹介

少し前に、東大院出身の通称「マスク拒否男」がいたのを覚えてる方も多いと思います。

昨年9月、航空機の中でマスク着用を拒否して逮捕・起訴された男性なんですが、今度は飲食店で「俺はマスクしねぇ!」と暴れだし、他の客と揉み合いの末警察のご厄介になるという札付きの個人主義者です。

彼には1ミリも、いや1ミクロンも理解できないでしょうけど、これは店側にとって死活問題になりかねないんです。
銃を突きつけられ、トリガーに指をかけられたに等しい行為と言っていい。本人の言い分がなんだろうと、「マスク未着用者を店内に入れ、それを取り締まらない」などは、世間に知られる訳にはいきません。知られたら死ぬかもしれないゲームなのだから。

これは個人の人権がどうのという次元の話とは全く別問題なのです。
店側にとって、いや居合わせた客にとっても徹底抗戦をせざるを得ないほどの「参照点の乖離」だったに違いないのです。

マスク拒否男や個人主義者にとっては納得のいかない事案だと感じるでしょう。
ただこれだけは覚えておいて欲しい。
人間は、説得されると損をするとき、絶対に説得されない。
どんなに論理的に正しいことを言われても、説得されない。
今回で言うと、店側にとっては生き死にのかかった事態だったのです。
これをわかっていない人が「自分は正しいことを言っているのに、店側は理解しようとしない。彼らは違法捜査をやるし論理のわからないバカだ」などとのたまうんですよね。バカはあなたです。

「君たち店側はクラスター発生のリスクと日本中から袋叩きにされるリスクと自身も店も死ぬリスクを負ってください。あと家賃や銀行への借入金返済もそれなりに残ってるんですか?へーそうですか。まぁそんなのも込みでリスク負ってくださいよ。そうすれば私はマスクするかしないか個人の自由の範囲内で選択する権利が維持できるので、受け入れてね」と言われたも同然で、そんなの説得されると思う方がお花畑としか言いようがないです。

3.コミュニティの特性 


SNSの特性により、「マスクの着用するかしないかは個人の自由!」と主張する側は、マクロ的に劣勢に追い込まれれば追い込まれるほど、フォロワーを増やすことになります。
「マスク未着用だからって人権ないのか?!」とか、「私は持病があるんだ!マスクをすると呼吸ができないんだよ!」的な事をネットに書き込むたびに、非難が激化してくれば、ますます、その意見を肯定してくれるコミュニティの中に逃げ込みたくなる人が増えるからですね。
コミュニティの外側の敵が強大になればなるほど、コミュニティの結束が強くなっていくのは、いつの時代も変わりはしないです。
こうして、一種の個人主義カルトが出来上がっていくのもまた、興味深いところと言えます。

4.最後に

いかがだったでしょうか?
今日はなぜ人は怒るのか?マスク警察の正体とは?!をテーマに取り扱ってみました。
私たち現代社会人は、国難ともいうべきコロナ禍の中で、この危機を乗り越えていかなければならないのです。

怒りのメカニズムを理解し、制御して、前を向いていかなければならないんですね。
みんなで力を合わせて(。•̀ •́)۶ガンバロー!

今後の展開として、ワクチン普及率が高まるに比例して、「マスク着用しなくてもいい」のか、「ワクチン接種後もマスクを着用しておかないと、参照点の乖離が出て悪者認定されるのか?」や、「マスクを外すタイミングは?」「政府、専門家のニュースリリースは?」に注目が集まるでしょう。
今後も、目が離せない。

長くなりましたがここで筆を置こうと思います。
最後まで見てくれたあなたが大好きです!
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それでは次のテーマでお会いしましょう。
じゃ、(o'∀'o)ノ))マタネ-

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