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勝手に声が聴こえたで賞【俳句部門】By みすてぃ

誰が言ったか知らないが確かに聴こえる流浪の「勝手に賞」
最後は俳句部門です。

私がテキスト文を誰かの声で読んじゃってることはこちらに書いてあります。

そうなんです。ただ単に声が聴こえるということではありません。
一緒に景色が浮かんだりBGMが聴こえたり香りや空気の感触まで伝わることがあります。
というより作品を読んだ瞬間に私の脳内で世界が切り替わるのです。
オカルト的には「憑依される」という感じですかね。
ですのでこれとは逆のテキストでのモノマネを自分で「イタコ芸」と呼んだりもしています。
とにかく私にとってここに上げさせていただいた作品は直観的に「びーん!」と来た作品なのです。
どこがいいとか上手く言えないので聴こえた声に例えているだけです。
3部門ともそうですが作者の方の趣旨とは違うかもしれません。
でも「こんな受け取り方もある」ということなのです。
3部門とも「ライラックぽん」で曲にさせていただいた作品もありますがまた違うイメージで見ていただけるとありがたいです。

最後に表彰状を置いています。お受け取りいただければ嬉しいです。

そして。。。ここでも言っておきます。

ライラック杯に投稿された皆さん、そしてクルーの方々、本当にありがとうございました。今回も楽しまさせていただきました。

受賞作品ですが搾りに絞っても23作品になっちゃいました。
(カッコの中が私に聴こえた声です。)
俳句部門は上げてみれば相棒関係者が多くなってしまいましたね。
でもどの作品も外せないのでお許しを。(笑)


重力に抗い巣立鳥よ飛べ

(福原遥さん)

※3月まで朝ドラ見てたので


特に言うことはないけど春ですね

(桑子真帆アナウンサー)


雨上がり星のおとしもの春菊

(立川志らくさん)


春霖と冷めた珈琲の窓際

(小沢一敬さん)


そのドアを開ければ異国リラ日和

(仲間由紀恵さん)


洗いたてシャツの残り香春の風

(財前直見さん)


炭酸の気泡をつまみ春を聴く

(六角精児さん)

※鑑識の米沢さんではなく呑み鉄本線で


やはらかく読経を包み風光る

(寺尾聡さん)

※うちに来ていただいてるヘルパーさんは宇野重吉さんとのこと。


春の闇おれのメンタルきぬどうふ

(佐々木蔵之介さん)

※京都弁となればまずこの声です。
(そもそもなんで京都弁やねーん!)
奈良の住人なので関西弁で読めちゃうものはそうなっちゃいます。


春の服個人情報刺繍せり

(篠原ゆき子さん)


少年はペダル踏み込む春疾風

(武井壮さん)

※NHK短歌、NHK俳句のMC陣、プレバト出演者はどうしても出てきます。


あおぬたのほろ苦きかな母の味

(土井善晴さん)

※料理で関西弁となればやはりこの方。


白梅の蕾綻ぶひいふうみい

(大竹しのぶさん)


泣き濡れて矩形の春のぽわんぽわ

(森口瑤子さん)

※オノマトペがいかにも「っぽい」です。


オルガンのドレミドレミよチューリップ

(夏井いつきさん)

※「直しなんか要らない!」も聞こえました。


春の風あなたのもとに行く切符

(伊藤蘭さん)

※今回この句が一番印象に残りました。
JR西日本のプロモーションではありませんよー。(笑)
でも「そよ風の誘惑」もBGMとして一緒に聴こえました。


春茜ドクターヘリの機影あり

(松岡昌宏さん)


かくれんぼ「もういいよー」と三一一

(笑福亭鶴瓶さん)


堕天使も抱き舞い上がれ花吹雪

(廣瀬智美アナウンサー)

※さすがです。


風光るメコン川行く象の群

(渡辺徹さん)

※地球ドラマチックの新ナレーションにまだ耳が慣れません。


春眠やもう一巡の旅に出る

(吹越満さん)

※前回も今回も渋めになっちゃいました。


砥部焼のホット珈琲桜蕊(さくらしべ)

(山西惇さん)

※「おい、暇か?」課長も暇のマイカップ


春泥や香りほのかにベーカリー

(井ノ原快彦さん)

※声はいのっちさんですが浮かんだ映像は中越典子さんです。


以上です。素敵な作品をありがとうございました。
表彰状はこちらです。

「ひょーしょージョウ!」

※あのNHKの国民的スポーツ中継の表彰式から。。。
(そこそこの年齢の方は判って頂けるはずw)

#ライラック杯 #勝手に賞

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※私の作品は今回は残りませんでしたが、投稿されてない方も是非ご一読いただいて投票にご参加ください。


ではまた。

みなさんにいいことがありますように。

よう見たら「特捜9」からも4人お名前上げてるわーー
※テレビ朝日の番宣ではありません(笑)
※短歌部門・川柳部門はこちらです。


私のライラック杯投稿作品とライラックぽん作品はこちら



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