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過集中する息子

将棋の藤井聡太さんが幼稚園の時、画用紙でハートバッグを作るのにはまって没頭した結果、100個以上作ったという話があるけど、これを聞くとさすが藤井さんは違うね~なんて思うと思います。

もちろんそこまで没頭する能力、過集中できるのがすごいのは間違いないのですが、それ以上にその没頭する行為に対して大人たちが見守っていたということにギフテッドの子の親として本当に感心します。

過集中、それは常人の集中力を超えた集中です。

なので傍から見ると異常な状態に、中毒的に見えることもあるので親としてはなんとかその状態を止めていわゆるほかの子供たちが興味のあるようなことに目を向けさせようと、他の子供たちと混じらわせようとしてしまいがちなのです。

ほかの子と違うってすごく不安になるんです。

ウチの息子もハマるとどっぷり、寝ても覚めてもそのことばかりになります。4歳からの宇宙、太陽系に始まり、ブラックホール、プログラミング、ゲーム…子供向けのアニメに目もくれず、大人向けの関連ドキュメンタリーやら、科学番組、英語圏のゲーム攻略動画を見まくる…

ある程度やり切ったら(とはいえ長いと数か月)「えっ!」というくらいに興味がなくなりほかのことに関心を移しますがとにかく、その都度のハマり方が異常で気が付くと大人顔負けの専門知識を身に着けてしまいます。

こう書けば「それでいいのでは?」といわれそうだけど、実際にはこのような態度は周りに注意されます。「もっとほかのことにも関心を持たせてバランスをとってあげてください」と。確かに学習内容にバランス取れてないし、なりふり構わない態度で没頭するのでこちらも周りの目があるとポーズでその場の集中をやめさせること多々あります。私は小心者の親なのです。

だからこそ藤井さんの周りにいた大人たちの器の大きさに関心しきりです。


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