見出し画像

「引き続き漁業者の皆様方に丁寧に説明を重ねていく」…『丁寧に』とは何を意味するのか?まだ説明は無し。

 毎度おなじみのこの言葉『丁寧に』。
 毎回この言葉を使う西村経産大臣だが、単なるあいさつ程度で『丁寧に』の実態は何も無いのが実情。
 『風評被害にも対応する』とは言うが、具体的にどうするのかについては全く不明である。
 日本の場合、風評被害の補償を求めると、被害を立証することを要求されるのが被害者側であり、これを(加害者側である)国や電力会社が査定する権利を持つ…これでは裁判沙汰になることは避けられない。
 しかし国は税金を使って裁判費用を出せる。最高裁まで裁判しようとも税金で払われるという、極めて不公平な建付けである。
 弱者が泣き寝入りするような制度を作っているので、これを保障します…信用できる訳が無いのは当然であろう。
 原子力発電所を運転するに当たり、政府は『絶対安全』と言い、当時、『安全神話』とも呼ばれた。
 その結果、事故が起きても『想定外』で片づけようと言う、完全な裏切りなのである。
 これで国を信用しろ…と言っても、誰も従う訳ないし、何も具体策も示さず、無責任極まりないのがわが国の現状である。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?