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政府、少子化対策の財源検討…なぜ出ぬ議員定数の削減案 人口は減るのに

 新たな政策の議論が始まる度に、財源を巡る議論が与党で盛んに行われる。
 国の収入が減少続きなのだから、財布に見合った支出とするように議論すべきだが、判で押したように『財政支出の見直し』と首相が毎度念仏のように語る。
 しかし議論が進む様子を見ると、全く財政支出の見直しなどの具体論が出たためしがない。
 直ぐに、『消費税増税』とか『税負担は増加させずに社会保険料を上げる』など、どっちにしても国民の負担は間違いなく増えるだけである。
 そうすると、別のグループからは、『国債の発行で調達』という、
 ★最早、サラ金多重債務病議員連盟
の発想なのである。
 ところで、パンデミック際中も、国民の所得は減少したが、『国民の代表』である議員達の歳費が減らされたのだろうか?ほとんど外出しない状況で、何をしていたのか、全く不明でも
 ★減ることの無い歳費
そしてパンデミック明けには、
 ★議員家賃の引き下げ
やりたい放題である。勤務査定の無い議員達は睡眠も十分、選挙までは国民にその活動が見える形で晒されずに、選挙で
 『これまでの【実績】を盛んに吹聴し、ただひたすら名前だけ連呼
するのである。具体的な実績など聞いたことが無く、〇年間議員であったことが実績?と疑ってしまう。
 国の人口も減り、収入も減る時代に700人を越える議員が相変わらずいて、国民になんのメリットがあるのだろうか?
 財源議論する際に、まず議論に上がるべきなのが、【議員定数削減】だろう。
 議員定数の多寡では無く、定数の適正意識自体が無いこと自体、議員達の驕りとレベルの低さ・・自分達さえよければいい、という思考の現れである。
 既得権だけで生きて行こうと言う、浅ましい根性は本来成り立つべきでない。
 定数が700人以上必要と言うなら、その必要性を首相は国民に説明して明らかにするべきだ。
 ミスがあっても謝罪だけで済む…国会には『責任を取る』ことはずいぶんまえに無くなり、これが習慣化して、毎日のように、謝罪会見を見させられるが、謝罪当事者が変わらず、毎度おなじみの顔ぶれである。大臣は謝罪が主要な仕事になり、神妙な顔も最近は見られない。
 偉そうに謝罪する姿は、子供たちの目に焼き付いているだろう。
 そう、謝りゃ済む・・
 借金も踏み倒すのが、財務省。自賠責保険料の余剰金を借りっぱなしで返そうとする気配しかない。保険料が余剰がなくなり、保険金を挙げ国民に肩代わりさせようとする。財政規律どころか、省庁の規律も全くない。
 規律も自浄作用も無い、借金だけに頼る政治が将来に繋がる訳が無い。
 少子化対策と言って、借金して子供たちにツケを残すという欺瞞。


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