見出し画像

大和・石上神宮…なぜ【イソノカミ】なのか? 今週金曜日17日は、5000年前に起きた ノアの洪水の日

 人類がこれまでに遭遇したと思われる現実、それこそ歴史的に見ると、見えざる『神の手』なのです。タイトル上の図は、システィーナ礼拝堂の『洪水の図』になります。
 (現代ではバレンタインで浮かれる世界に)5000年前の2月17日に一夜にして世界は海に沈んだのです。
 『ノアの洪水』が、単なる作り話で無かったことは近年科学的手法によって明らかになりつつあります。特に地質学的な調査で洪水の痕跡を認めています。もちろん、信じないのも自由、信じるのも自由なのですが、科学はもっと冷淡に事実を我々に突き付けています。
 それでは、少し、この『ノアの洪水』について書いて見ます。
 『ギルガメシュ叙事詩』というのは、1854年に古代の図書館から発見された粘土板文書に記されていました。おおよそ今から4600年前(紀元前2600年頃)シュメール文化の頃です。下に粘土板の写真を掲載しました。

ギルガメシュ叙事詩の粘土板

さて細かな歴史学的な説明はしませんが、現代の我々にも通じるかもしれない『過去の起きた現代』を再現してみましょう。
 実は、この『ノアの洪水』については、『聖書』と『ギルガメッシュ叙事詩』に若干の違いがあります。しかし、重要なことは、神の存在を肯定するのか、否定するのかでは無く、『神』を使って古代の人々が未来に向かい、『警鐘』を与えていることなのです。
 それでは、内容をご紹介しましょう。
 『世界を滅ぼす動機』についてです。
①『ギルガメシュ叙事詩』では、世界に人々の数が増え過ぎたからとする
②『聖書』では、人の悪が世界で増大した
とされています。
 これを書いている自分自身が、不気味さを感じざるを得ません。
 今の世界はどうでしょう?瓜二つのように思われる方もいらっしゃるでしょうか?
 このような『洪水伝説』は世界中に遺されています。
 中国の故事から二つを紹介しましょう。
 ★杞憂 中国古代の杞の人が天が崩れ落ちてきはしないかと心配したとい 
     う、「列子」天瑞の故事からです
 ★桑田変じて蒼海になる 一夜にして桑畑が蒼い海に変わった
などがあります。
 実は、この『洪水』は大雨によって引き起こされたものでは無いようです。
 この『洪水』は、実は約3000年周期で起きていないだろうか?というのが私の推定なのです。
 すでにお伝えした『石上神宮』が紀元200年頃には海辺だった…それから弥生時代末期には『高地性集落』が出来ていた…などなどです。
 これらは、紀元前3000年からほぼ3000年後に起きた『海面上昇』の厳然たる事実です。
 次はどうでしょうか?
 容易に計算できますが、次は、おおよそ紀元3000年頃、実は今から1000年後…ということになります。
もはや『世界を滅ぼす動機』も出揃い、時期も…揃っていますから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?