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三大法螺・やってる感だけプロジェクト1.パイロットなし「空飛ぶクルマ」有人飛行 2.民間ロケット打ち上げ 3.廃炉ロボット
1.パイロットなし『空飛ぶクルマ』
『空飛ぶクルマ』の無人操縦有人飛行が行われた。
まずこの『空飛ぶクルマ』なるものは、当然、航空法:
★★令和4年6月20日から、重量100g以上の機体が「無人航空機」の扱いに
変わり、飛行許可承認申請手続きを含む、航空法の規制対象になった。
★★
この中には、下図のようなドローン(マルチコプター)が含まれています。
![](https://assets.st-note.com/img/1710210588599-MCIIWfCWa0.png?width=800)
もちろん、この分類には、下図のようなヘリコプターも含まれています。
![](https://assets.st-note.com/img/1710210761401-hKPcK1cwR1.png?width=800)
これらが飛行運用するためには、
第二種型式認証 第二種機体認証
が必要となり、各種の手続きや機体認証が必要となります。
従って、このような有人ドローンが通常運用されには様々なハードルを越えねばならず、容易に試験飛行に成功したからと言って、すぐに実運用できる訳ではありません。
あなた方の真上の空を飛んでいる姿を想像してみてください。
万一、故障したら空に留まっていることは不可能ですから、
空から降るクルマ
となってあなたを襲うことになるかもしれません。
(以上は、国土交通省資料に基づいています)
![](https://assets.st-note.com/img/1710210973737-4MgASj4y9a.png)
2.民間ロケット打ち上げ
さて今週お騒がせしているのが、初の民間ロケット打ち上げです。
下図は、打ち上げ場にて発射を待つ民間ロケットです。
![](https://assets.st-note.com/img/1710211677659-HkIokVigvC.png)
みなさん、この画像を見て気付くことがいくつもありますがお分かりでしょうか?
①普通、このように発射スタンバイのロケット近くに作業員が4名ほど確
認できます。決死の覚悟なんでしょうか?
②民間ロケットなのに、搭載された衛星が『内閣衛星情報センターの「短
期打上型小型衛星」』なのです。まるでホリエモンロケットでスパイ衛
星を打ち上げるような政府肝いりのプロジェクトなのです(スペースワ
ンという会社には、日本政策投資銀行は財務相所管の特殊会社、日本の
政策金融機関が出資し、純然とした民間ではありません)。
③固体ロケットをご存知の方はお分かりと思いますが、この規模のロケッ
トが垂直にランチャー無しに上げられることはありません。
ちなみに、大型のイプシロンロケットですら、下の写真のようにランチ
ャーで発射を行います。
![](https://assets.st-note.com/img/1710212255064-Vt3gPh29Cl.png)
なぜ、ランチャーが必要かについてはいくつもの点が挙げられます。
3.については次の稿で述べます。
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