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散歩する猫・後編【保護猫はロシアンブルー・日常編②】

前回は、ぐりを散歩するいきさつについてお伝えしましたが、今回は散歩の様子について綴っていきます。

散歩の途中で出会う人や犬にビビりまくる

小心者のぐりは「散歩に出せ!」と騒ぐ一方、いざリードを付けて玄関ドアを開けても飛び出すことはしない。

そうっと外の様子を窺う。
人間や犬、ご近所の猫がいないかを確かめるためだ。
お向かいの人が洗車でもしていようものなら、そこでぐりの散歩は終了である。

首尾よく散歩が始まれば足取りは割と軽い。(狩りをするコオロギポイントまでは)
しかし途中で人に出会うと足は止まる…(特に年配の方が苦手な様子のぐり)

近所のおばあちゃんに「あらあら、猫の散歩?」などと話しかけられた途端、全力で逃げ出す。

散歩をしていれば犬たちにも出会う。
犬が真正面から来た場合、ぐりは身をかがめて「俺はいませんけど」アピールをする。(大抵気付かれる)
なぜか人間の若者に対しても同じ反応だ。

この前出会ったワンちゃんは、一旦ぐりの前を通り過ぎたものの「エッ…猫?」と言わんばかりに振り返って二度見していた。
ですよね。猫だもん。

飼い主の足音にすらビビりまくる

ぐりが散歩中にビビるのは人間や犬だけではない。
一緒に散歩している飼い主の足音にもビビる。

散歩中、砂利道に入るぐりに続いて歩いていくと、私のサンダルと砂利が擦れあって「ジャリジャリ!」と音が鳴った。
それだけでぐりの尻尾はいつもの2倍の太さに…。
そして全身全霊の「シャー!」が私に向けられる。
いやいや、しょうがないよね?

ぐりが突然走り出したときも、後から続く私の足音に「シャー!」
かといって走らないわけにいかないし。
走れば「シャー!」って言われるし。
どうすればいいのだろう…。

というか、ビビりすぎではなかろうか?
散歩の度に私は彼の寿命を縮めているのではと心配になる始末。

そして「これじゃあ近所の猫にもナメられるわけだ」と納得する。
先日、散歩中に近所の猫と鉢合わせたときのことだ。
「シャー!」と威嚇するぐりに対して、サビ柄の猫さんはなんと腹を見せた。
「マジか…」(飼い主)

冬は「散歩行こう」アピールはなし(当たり前)

住んでいる地域は豪雪地帯なので冬はかなりの積雪がある。
寒くなるにつれ、ぐりの「散歩連れてけ」アピールはもちろん減る。
やっぱり猫だなあ、と感心していたのも束の間、去年の12月初旬に脱走してしまった。

1時間ほどで帰ってきたが、いわゆる猫風邪をひいてしまう。
動物病院で3日分だけ抗生物質をもらったが治りが悪く、さらに10日分の薬を追加でいただいた。(+注射も)

錠剤の抗生物質は飲んだことがないのできちんと投薬できるか心配だったが、いなばの「飛びつく!焼きかつお」(金太郎あめのように、細い筒状のものをカットしたような猫用おやつ)の真ん中に錠剤をねじ込んだら全く疑いもせずにペロリと食べてくれて助かった。脱走、気を付けます!

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