コンサルはブラックなのか?
みなさん
Missyです。本日のアジェンダですがコンサル会社のブラック度について話していきたいと思います。(いつもの会議風)
おそらくコンサル=ブラックという認識の人が多いと思うので、この記事を書こうと思いました。ブラックと言ってもどうブラックなの?残業?上司?クライアント?お金?などいろいろあるので今回は労働時間に絞って話したいと思います。
■コンサルの労働時間
結論、長いです。私の経験と同期コンサルタントを見て感じたことを書きたいと思います。
一般的に1日8時間労働がコンサル会社の基本勤務時間ですが、私の場合ですが、12時間が1日の勤務時間です。なぜこんなに働いているのか?
①単純に仕事量が多い
企業がコンサル会社からコンサルタントを雇うと月に1人につき、何百万円かかかります。コンサルタント一人だけを雇うことは基本的にはないので何人か雇います。それだけで月に数千万円。企業はコンサル会社に払うのです。そうなると仕事は最小限の人数で行ってもらいたいはず。ということは企業側からしたら当然です。そのため一人当たりの仕事量は必然的に多くなる。+アルファでコンサルタントはすべての人が同じ能力を持っているわけではありません。新人をアサインさせたり、人の入れ替わりも激しいのでその都度仕事を教えないといけない。クライアントの業務が膨大かつ自社の社員の育成、知らない業務知識の理解など時間がかかってしまうのです。そうすると1日8時間ではやっていけないということになるのです。
②業務中のトラブル
クライアントからこうして欲しいと要望、課題などを受けコンサルは解決する方法を考えます。その後クライアント側に合意をとり、プロジェクトチームが発足します。このチームでプロジェクトを進めていきますが、ここでトラブルが必ずと言っていいほど出てきます。例えば、最初に決めた要件では進められなくなる。クライアントがやっぱりこうしてほしいなど要件を変えてくる。IT関連ならシステムの不具合やツールがうまく機能しない。欲しいデータが移行されないなど様々なトラブルが出てきます。トラブルが出るたびに、なぜこのトラブルが起きたのか?どこまで影響があるのか。クライアントの業務に問題ないか、今後再発しないようにするにはどうするかなど様々なことに工数をさかれます。トラブル一つで原因調査、影響調査、検証、恒久対応など行うことは山ほどあるのです。
③プロジェクトの規模と人間関係
コンサルタントがアサインされるプロジェクトは大小様々です。ここでは大きいプロジェクトだった場合について話します。大規模プロジェクトの場合コンサルは自社だけではありません。フリーのコンサル、他コンサル会社、SIer、エンジニアなど様々な人がいます。その中で1つのゴールに向かって仕事をするのです。もう想像できるかもしれませんが、このいろんな人間がいる中でスムーズに仕事を進めることはなかなかすごいことです。各社で仕事を押し付けあったり、人によって作業にムラがあったりとなかなか思うように進みません。もちろん様々な会社がいることでいいこともたくさんありますが、自社だけだったら簡単にできる仕事を他の会社の人に教えたり、依頼したりしていかなければならないので手間がかかってしまうのです。
以上がコンサルの労働時間が長くなる理由です。他にもたくさん理由があると思いますが、私が経験したことをもとに書きました。
参考になれば幸いです。
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