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上海の最新小売事情をみてきた!その1

こんにちは。三科です。
3〜4年前にZEKKEI Japanの仕事をしてた時に中国人のスタッフから「中国ではQRコード決済が普通。WeChatPayでお年玉を送ったりしますよ」と聞いていたのですが、インバウンドの仕事をしていたもののお恥ずかしながら中国に行ったことはなく。最近はテック系の本を読んでいてもしばしば登場する中国のキャッシュレス事情、テクノロジー事情に興味を持っていたところ、機会があったので6月28日〜7月1日の上海の小売先端事情を見に行く、視察ツアーに参加しました。
(日本経営コンサルタント株式会社、商人ねっと株式会社のみなさま、ありがとうございました!)

日程は3泊4日で早朝から2時間のセミナー、その後複数店舗の視察をするという流れです。観光は少しはあるかと思ったら全くありませんでした(苦笑)。また改めて観光しに行ってみたいと思います。

上海で驚いたこと

(自由時間なしのバスツアーだったのでほぼ町歩きはしておらず、偏った意見ではありますが)

1、道が綺麗!ごみが全く落ちていません。六本木の街もこんな風になってくれれば良いのですが・・・。
2、洗練された建物やおしゃれなお店がいっぱい!

3、英語が通じない!観光地でなかったためか、Japanという単語すら通じませんでしたwホテルのコンシェルジュも英語ができる人にバトンタッチしていたし、空港のレストランでも英語があまり通じずでした。
4、店員さんがめっちゃ優しい!英語が通じないのでお互いコミュニケーションに困ったものの、みんな笑顔でなんとかしようと頑張ってくれて、とても嬉しかったです。
5、女性はおしゃれだが化粧気がない!そして肌が綺麗!美の意識が異なるのでしょうね!
6、イケメンはあまりいなかった!(笑)
7、車のマナーが良い!
8、トイレが綺麗!
9、ファミマ、セブン、ローソンがたくさんある。特にファミマ!
10、自転車が多いと思いきや、バイクが多い!

メディアで報道される中国のイメージと、実際に行ってみて感じるものは全く異なりますね。日本旅行ブームがあって中国の方が日本に対してもつイメージが変わったという話もありましたが、まさに、逆もまた然り。

さて、ここから実際に視察してきたスーパーやコンビニについて書いていきます。

アリババ資本の「フーマーフレッシュ」


エリアマネージャーのロンさんにお話を伺いました。
160店舗展開しており、4000種目おき、訪れた店舗の日商は1600万円 。
フーマーがネットを事業したい、アリババが小売に進出したいということでM&Aが実現。

3:7でネットの注文が多いということで店内は非常に空いています。


受注を受けてから30分から1時間以内に配送することをコミット。宅配地域は半径3km。店舗が倉庫代わりになっており、注文を受けたら商品をピックアップしてバイクで運びます。(生鮮食品以外は別途倉庫もあるんだそう)
手持ち無沙汰な店員さんがめっちゃ多いが、全員が正社員。人件費が凄そう。
スマホ注文は毎日最低でも5000件を確保。
お店で購入する場合もセルフレジがほとんど。

ネット配送のために、ガスパックされた食材。ガスパックすることで1週間から10日持たせられるそうです。

(パンも袋に入っている)

(届いてすぐ調理ができるミールキット。)

(店内には生簀が!)

まだ経常利益がでてないが、「なぜ7割が配達?」という質問に対しては「お客様が望んでるから。」と。クラウドサインも大事にしている「CCD(カスタマーセンタードデザイン)」の精神!

新鮮さを守るために、捨てる!
フードロスより信用が大事な中国。
担保、信用という言葉をよくおっしゃっていました。
なお、空いていますが、閉店間際に値引き商品を期待してくるので、その時だけごった返しになるんだそう。

F2フーマーフレッシュ(コンビニ)


フーマーのコンビニストア業態。F2はFastとFreshという意味。
レジの行列を解決するために無人のキャッシュレスレジのみ。

注文した商品をボックスに入れておくのでピックアップもできるんだとか。

「フーマーフレッシュ」のロボットレストラン

生簀で選んだ食材を好きな調理方法でお願いすることでロボットが運んでくれるらしい・・・新宿のロボットレストランみたいな感じ?ペッパーくんみたいなロボットが運んでくれる?

と妄想を膨らませたものの、残念ながら回転寿司が最も近いイメージでしたw
うーんこれはそんなにお勧めではありませんw

このレストランはフーマーフレッシュの中に。
お会計はやはりキャッシュレス。

キャラクターもめっちゃ可愛い。

フーマーフレッシュで売っている無添加のアイスがとっても美味しいのが嬉しかったです^^

続く・・・



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