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叱り方と褒め方〜メンターの腕の見せ所〜

今日も記事をご覧の皆さん、ご愛読いただきありがとうございます。

昨今の教育や人材育成の現場においては“褒めること”がフィーチャーされていますが、

結論的には

褒めることと叱ることのバランスを考える。

ことが大事ではないかと感じています。

かつて僕らも“ゆとり世代”と揶揄されてきたわけですが、

昨今の若者はインターネットやスマートフォンが当たり前にあったZ世代なわけですから、

それはそれは世代間の価値観を感じるなあと思う場面が多いです。

今回の記事は、昨今の若者に対する教育における叱り方と褒め方について触れたいと思います。




<①叱る時は感情ではなく論理的に>

30代以上の社会人の方は誰しもが経験があると思うんですけど、

仕事で失敗して『何やってるんだ!!』と頭ごなしに怒られたこと、

たくさんありますよね〜涙

それでも反射的に『すみません!気をつけます!』と

景気の良い返事をしてまた失敗を繰り返すという負のループ。。。

僕はそんな20代を送っていました。

昨今はパワーハラスメント防止をはじめ、職場のコンプライアンス遵守が世の中の考え方として一般的になってきた中、

頭ごなしに叱ることはもはやタブーとなりました。

そこに加えて、子供の頃に叱られた経験が少ない最近の若者ときたものですから。

僕が最近の若者(10代・20代)とコミュニケーションを取っていて感じることは、

“高圧的な態度に対する嫌悪感が強い”

ということです。

その一方で、

“筋道を立てて説明をすると共感し、理解してもらえる”

という感覚も強いです。

僕が叱る際は、

①結果を素直に受け止めてもらうこと。

②なぜそのような結果を招いたのかをヒアリングすること。

③自分の考えを伝えた上で、叱った理由を理解してもらうこと。

この3点セットでフィードバックしています。

そもそも論として、躊躇なく叱るために普段からコミュニケーションを取って信頼関係を築くことが前提だと思います。

叱る時に重要なことは、

“なぜ叱ったのか”

という理由が腑に落ちないと、昔ほど上下関係厳しくないですから、あっという間に“あの先輩意味わからずに怒られたわ〜”などと愚痴られる始末です。

叱ることは叱る側にも責任が生じます。

感情だけで叱ることは避けなくてはいけない。

人を叱ることは、コミュニケーションのスキルの中でも、かなりレベルが高いスキルだと思いますよ。



<②結果のみを褒めない>

最近のコミュニケーションのトレンドはズバリ“褒めること“だと思います。

恐らくコンプライアンス遵守の影響がかなり強いと思いますが、

褒めて伸ばすことのみが正解ではないように思います。

僕は先ほど書いた通り怒られキャラなんですけど、

自分の能力より高めのハードルを用意してもらって、尻を叩いてもらう方が成果が出やすいことを自覚しています。

褒められると調子に乗りやすいんですよね。

僕が実践していることして、

①結果のみを褒めない。

②普段の取り組み方や理念があったからこその良い結果であることを指摘する。

この2つです。

結果のみを褒めると、

結果だけ出せば良い。

と考える人を量産するだけです。

良い結果が出た時ほど、積み重ねてきた努力や、歩んできた道のりを褒めてほしいものです。

だからこそ、結果に一喜一憂してはいけないと思いますね。



<③まとめ>

僕は叱る場面も、褒める場面も、最後にアドバイスを加えることを意識的に取り組んでいます。

良い結果をコンスタントに出していくためには、日頃の取り組みや習慣があってこそ。

叱る場面は課題点、褒める場面は及第点を指摘してあげるようにしています。

そのために、普段からコミュニケーションをとること、様子を観察することが大切だと感じています。

感覚的な話ですが、

褒めて伸ばすタイプ=うさぎ

叱って伸ばすタイプ=かめ

のような感覚です。あくまで個人の感覚ですが。

冒頭で述べた通り、結局はバランスなんですけどね。

叱ることと褒めることのバランスを人のタイプによって使い分けることが理想だと思います。

今回の記事を作成する中で、もう少しコーチングを勉強してより科学的な記事にリメイクしてみたいなと思いました。

いかがでしたか?

僕小さい頃から本当に怒られてばっかりだったんですけど、

人に言わせると怒られても大丈夫なキャラを狙っているんだとか。。。

そんなことないですよー!!!

それではまた!

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