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Paint A Rainbow


前回の記事で紹介したMy Bloody Valentine (マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン)の初期の曲です。
幻想的なLoveless (ラブレス)とはまた雰囲気が違うパンク色が強い作風です。まるで別のバンドのように思う方も少なくないでしょう。
しかし驚く事はありません。
そもそも“アーティスト”とは様々な知識を吸収し経験を積み重ねていかなければなれない職業です。それは一般的な会社員でも同じです。

この時期があるから、あの作風になるのです。
天才肌のミュージシャンも居ますが、多くの場合は試行錯誤の末に名盤と言われる作品が生まれているのではないでしょうか。
初期の作品はメンバーが違うのでヴォーカリストも別の人物が担当していました。既に脱退してしまったこのヴォーカリストこそがバンド名の名付け親です。

余談ですが、日本のシューゲイザーファンは当時のメディアの影響かマジョリティに対するコンプレックスなのか、国内外問わずLovelessのスタイルから影響を受けたバンドに対して批判的になる事で通(つう)になった気分になると言う悲しい風潮があります。
こちらはMy Bloody Valentineの初期の作風から影響を受けたThe Pains Of Being Pure At Heart (ザ・ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハート)と言うバンドですが、こちらは広く世間に受け入れられました。
(現在は彼らも作風が変わってしまいました)

アイドルのファンでもスポーツのファンでも新参者を“にわか”と馬鹿にする傾向がありますが、国民性なのかも知れませんね。(苦笑)

梅雨入りし曇りや雨の日が続きますが、雨の後には虹が出る!
素敵な音楽をBGMにして憂鬱な気分を吹き飛ばしましょう!

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