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入社エントリ -新卒で奄美から表参道のベンチャーへ。上京して、半年が経ちました-

こんにちは。
株式会社MISSION ROMANTICで、Chapters書店の運営周りを担当しております、七海です。初めてのnoteです!

生まれも育ちも奄美大島の私は、時間の縛りなど全く気にせず、ただまったりと生きてきた生粋の“島んちゅ”。

そんな私が、今年の春から株式会社MISSION ROMANTICに入社するため上京し、大都会・東京の表参道へ通う日々も早6ヵ月が経ちました。

慣れない土地、初めての社会人。さらには入社直前に宣告された倒産の危機、その環境下での私なりの葛藤...

10月1日。
入社半年を迎えるこのタイミングで、私にとって忘れられない社会人1年目の前半戦を振り返りつつ、愛する会社・ロマンチックの紹介をしてみたいと思います。

「来年会社があるか分からないけど、入る?」

ちょうど1年前。この会社で、SNS運用のインターンを始めました。

当時私は大学4年生。

新卒採用希望で連絡したものの「お給料が払えない…」とのことで新卒は断られてしまいましたが、兎にも角にもロマンチックに入りたい私は、インターンから始めました。
状況を分かっていても諦められずひたすらに念じ、インターンを半年間頑張り続けた結果、晴れて新卒としての採用してもらえることになりました!

しかし、その際に伝えられたのがこの一言。

「来年会社があるか分からないけど、それでも入る?」

社会人1年目にとっては、なかなかのパワーワード。

ですが、「こんなに好きな会社が、潰れるはずがない」という根拠のない自信と、「こんなに好きな会社に迎え入れてもらえるチャンスは、もう二度とない!」という興奮で、地元で暮らす心配性の母に一応報告。

「あなたが相談するってことは、もう決めてるんでしょ?」

案外すんなりと家族の合意も得られ、ほぼ二つ返事でロマンチックへの入社を決心しました(母も大の本好き)。

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(↑まだインターン生の頃、チームロマンチックが初めて揃った日)

マスクの下のにやにやが止まらない

そして迎えた、初出社。

「入社ってこんなに嬉しいのか!」と、マスクの下でにやりとしながら駅を抜け、るんるん気分でオフィスに向かいました。

ほぼ初めて降り立つ表参道。緊張からか、代表の萌乃さんとの待ち合わせの時間よりもずっと早く到着していました。
東京の人ってなんでこんなに歩くの早いの?というのが、入社初日の景色として鮮烈でした。

にやにやの出勤はしばらく続き、毎日のお仕事は本当に楽しかったです。

その一方で、入社前に告げられた倒産の危機が刻一刻と近づいておりました。

やばい!と私が具体的に実感し始めたのは、週を追うごとに暗く、シビアになっていく週一の社内MTGの空気。
入社直後の私が全てを理解できていたわけではないのですが、資金調達が難航している様子で、いつも笑顔満点の萌乃さんがオフィスに来た瞬間泣き出すこともありました。

私の「こんなに好きな会社が、潰れるはずがない」という根拠のないとにやにやだけが浮いてしまって、この会社での自分の役割について、早くも毎日頭を悩ませるようになりました。

開き直ることにした!

でもどれだけ考えてみても、社会人1年目の私にできることは、目の前にある仕事を200%でやって、萌乃さんが気弱な時に「弱音はダメです!絶対大丈夫!」と言い続けることしかなかったです。

会社では出来るだけ前向きな言葉だけ発するようにしようと心に決め、あとはもう自分を爆速で成長させて貢献するため、仕事に集中しました。

この夏に資金調達が決まった時は、もう言葉にならないくらい本当に本当に本当に嬉しくて、大好きなこの会社でまだ働けるという事実に涙が溢れました。

ひとまず倒産の危機は免れましたが、ロマンチックとしても私としても、これからが本当の勝負の時期。さらに身の引き締まる思いです。

目指すは豆苗

先程お伝えした通り、社会人1年目の私にできることは、目の前にある仕事を200%でやること。

私が日々どんな業務をしているのかというと、インターン時からのSNS運用に加え、サービス運営(お問合せ対応・選書・商品の入替・その他諸々)、ユーザー様のデータ分析などなど。その他にも、できそうなことはとりあえず何でもやってみています。

この会社を支えてくださる方は多くいらっしゃいますが、運営のコアメンバーは私含めたったの3人。

よく就職活動中に「小さな会社だからこそ挑戦できる」という文言を多くの企業で目にしましたが、ロマンチックはあまりに小さな会社なので、“挑戦” どころか “すぐできるようにならなきゃやばい” という表現が近いのかもしれません。

基本的に、「1回お手本を見る→1〜2回実践→よし、次から任せた!」のスピード感です。

豆苗ばりの成長速度を求められています。

フィードバックの”量”と”伝えれられ方”が救い

もちろん初めての業務で、最初から満点をもらえることはほぼないのですが、このスピード感についていけている(自分ではそう思っている)理由は、フィードバックの“量”と“伝えられ方”だと思っています。

私が何かに挑戦した後は必ず、ノートが真っ黒になるほどの量のフィードバックを、代表の萌乃さんが直々に下さいます。その”量”を、きちんと理解して次に活かせているのが、“伝えられ方”。

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(↑ノートはずーっとロルバーン!この1冊で1年の振り返りも◎)

萌乃さんはよくご自身のことを「私、怖いよ!」と仰るのですが笑、私は入社してから一度も怒られたことはありません。
つい先日もひどい失敗をしてしまったのですが、「仕方ない。引きずる方が良くないから、次いこう!」と責められたりもしませんでした。

いただくフィードバックの中には怒りも責めも一切なく、良かった点は「ここは良かった」と、改善すべき点は「もうちょっとこうだといいね」と、本当に本当に真っ直ぐに伝えてもらっています。

萌乃さんのどこが怖いのかと考えたことがあるのですが、この「もうちょっとこうだといいね」の 改善すべき点を”伝えること”=”怒ってる” と気にされていらっしゃるのかもしれません。
たまに後で「ちょっと言いすぎたよね。ごめんね」と言われることがあります笑

フィードバックをたくさん頂けるこの環境下で仕事をしていると、最近は自分でも分かるほどに格段にレベルアップできる快感があり、完全に味を占めてしまいました。圧迫感がないからこそ、とりあえず何でも怖じ気づかずやってみることができるこの日々に感謝しています。

運営チームは3人。私の成長が会社の成長に直接響くこの環境は、責任感も緊張感もかなりどっしりと重みがあるけれど、豆苗のような成長スピードと真っ直ぐさで、早く貢献できたらなと思っています。

社会人1年目、後半戦突入!

入社してから今日まで、毎日が本当にギチギチに詰まっていて、(展開的にも)ドラマチックな6ヶ月でした。

正直さ、真っ直ぐさ。

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この会社で、一緒に働くお2人の背中を見ながら学んだこの2つを自分なりに解釈し、少しずつ体得している社会人半年目の現時点では、進んでる方向は間違っていないような気がします。

また、この2つの大切さは、お客様とのやりとりを通しても身に染みて感じております。

SNS運用やお問い合わせ対応で、Chapters書店のお客様に接する機会が誰よりも多い私なのですが、素敵すぎるお客様ばかりで、嬉しくて涙目になることがなんと多いか…

サービスをご利用いただく上で、純粋なお声を聞きたいと思い作成したハッシュタグ "#Chapters書店" ですが、PR案件かと思ってしまうほどに素敵な投稿ばかりで、感謝しかございません。(本当に!!本当に素敵!!!)

投稿は全て拝見させていただいております。お声をいただく度に「絶対に心から楽しんでもらいたい!」という気持ちになり、何よりもエネルギーをいただいております。
いつも本当にありがとうございます。

次はまた半年後。

社会人1年目の総振り返りのnoteで、自分でもびっくりするほどの大きな成長のご報告ができたらいいなと思っています。

これからも頑張ります!

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