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夢はないから聞かないで。 -Chapters書店は1歳になりました🍰📚-

 HAPPY BIRTHDAY, Chapters.

本棚で手と手が重なる出会いを生み出したいーー。

Chapters bookstoreは2021年12月1日で、β版ローンチから1歳の誕生日を迎えました🧁🎉🎉おめでとうチャプターズ書店〜!

1年前、完徹で迎えた朝に見上げた青白い空は驚くほど鮮明に覚えていて。「あ、大切なことって意外とインスタや写真で保存しなくてもちゃんと心に残るものなんだな」と、自分の心のシャッターの精度はまだ鈍っていないことをふと感じたりしました。嬉しい。

↑(と言いつつ全然インスタでも撮ってた笑📸)

加えて、今年21年9月に放送されたテレビ東京「ガイアの夜明け」の密着取材もちょうどこの日から始まっていました。ローンチの瞬間、家で一人きりではなくディレクターさんに見守られながら迎えたんだった、ということはこの空はディレクターさんと一緒に見上げたのか!というのもまた、楽しい記憶として思い出されます。

名称未設定のデザイン

↑(今でもTVerで追っかけ視聴できるみたいです。ご興味あればこちらから。)

ガイアの夜明けの9ヶ月の密着は、同じ年の女性ディレクターさんが本当にギリギリのところをずっと追いかけ、励まし、撮り続けてくださって、ビジネスドキュメンタリーを撮るプロの仕事を隣で見せて頂けたこと自体が、1年目の書店運営にあたふたする私にとっていいモチベーションになりました。

撮影後は正真正銘ただの良き友となり。

チャプターズ書店を1年間運営する傍らプライベートで起きた嬉しい変化としては、ふらっと家に寄ったらカレー作ってくれる友達が1名増えたことです♡

Chapters書店2年目はあっさりと。

chapters mainのコピー

人生で初めて自分の会社で大きなサービスをローンチするとあって、去年の今頃は思い返してみるととてもドラマチックな日々でした。緊張と過労により1ヶ月で3キロ痩せたのも今となっては羨ましく、あのときのお腹締まってたよなーなんて。

それと比べると、今年の2021年12月1日、2年目突入はあまりにもあっさりと淡々と。そしてだらしないお腹でスタートです笑。

このnoteを書きながら、1年前あんなに頑張って世に生み出したのに誕生日を祝わなくて逆に申し訳なさすらある、ごめんよChapters...。

今私たちは、新しく追加する機能の最終準備に取り掛かっており、チームみんなそっちに全力集中です。お祝いムードの代わりに、次に待ち受ける新しい仕掛けにドキドキそわそわパタパタもぞもぞ。

地続きの毎日で、気がつくとやってくる不意打ちの節目を、「あ、そういえば1周年だ」「いえーい」くらいのあっさりしたやりとりで受け止められることはもしかしたら幸せなことなのかもしれません。常に前を、そしてお客様を、見つめられる書店でいたいと思います。

「夢や目標を聞かせてください」の答えも見つかった。

起業家として話すとき、決まって最後に聞かれるのがこの質問です。

起業しただけで野望や視座の高い目標があるような前提?

回答を待つ間のキラキラした眼差し?

あれ、本当に辞めて欲しいです笑。

そんなもん、ないのよ。本当にごめんなさい、ないのです><

「本棚で手と手が重なるような出会い」を現実に生み出したかった私は、今、毎日夢が叶っていて。一方で、どうやったら「もっと」その体験が求めるものに近づくか、理想と現実のギャップを前に日々立ち尽くし夢破れています。

一時期は、大きな夢や目標がないと人の期待を裏切ってしまうようでとても悩んでいたし、一応"起業家"だからかっこいいインタビュー用の夢も欲しかったのですが。

気がつけば夢が叶っている状態だと気が付けたとき、とても腑に落ちました。自分の気持ちが強くなったことで、2年目はもっと純粋にサービスだけを見つめていけそうですし、そうありたいと感じます。

"夢はない。毎日叶って、毎日破れてる。"

「本棚で手と手が重なるような偶然の出会い」を生み出したいーー。やりたいことは今本当にこれしかなくて、Chapters bookstore2年目も、引き続き毎日夢の叶う毎日に感謝し楽しみながら、埋まり切らない理想と現実に絶望しつつ、一生懸命運営していきたいと思います。

2年目のChapters、12月は12月6日(月)16:00頃にオープンします。

これまでは完全に運営任せで偶然の出会いしか生み出せなかったのですが、この12月より、皆様の本の購入履歴やお住まい・年齢を加味して互いに誘い合える新機能が追加されます。

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イメージ的に、今までの出会いは、決まった時間に4冊しか並ばない本屋さんに訪れて「いっせーのせっ!」で手を重ね合わせるような出会いだったのに対し、これからは自分の好きな時間に本屋さんに訪れると、なんとなく気の合いそうな同世代が本屋さんを回遊していて「あ、どーも。本お好きなんですか?」みたいな出会いも生み出せる感覚。もちろんこれまでの「いっせーのーせっ!」感も残します^^

構想1年、待望の機能追加によってある種Chapters bookstoreは一旦完成形となります。

2年目のChapters bookstore、新しい機能とともにお客様をお迎えすることを楽しみにしていますし、これから出会うまだ見ぬお客様との出会いにも胸ときめかせております。

皆様いつもありがとうございます。2年目もどうかますますご贔屓に、よろしくお願いいたします。

Chapters bookstore書店主/株式会社MISSION ROMANTIC代表 森本萌乃

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