オフィスを新しくする時に考えたいこと
おはようございます。今日も勢いで書こう!
さて、経営コンサルティングをしていると、ご支援先の業績が伸び社員が増え、オフィスが手狭になってくることがある。あるいは、長年使い続けたことで古くなり傷みが目立つようになることがある。
つまり、新しいオフィスをつくらなければいけなくなる時がある。こういう時、次の新しいオフィスをどのような考えでつくるのか。2つの道に分かれる。
一つは今の問題を解消するためにオフィスをつくろうとする考え。手狭になったので今いる社員が快適に働くことができる環境のために造ろうとする。あるいは、建物の傷みが目立ってきたので、新しいオフィスを造ろうと考える。
残念ながら、このような考えで新しいオフィスづくりを考えているようでは、その会社の業績は伸びない。
新しいオフィスづくりは会社のこれからの未来の姿を手に入れるチャンスにすべきである。
その考えに立てば新しいオフィスづくりはまったく違ったものになる。
例えば、地域一番の住宅会社を目指すとする。そのために新しいオフィスにはお客様を迎えられるショールームを併設させたい。そうすると、今はまだ地域一番にはなっていないが、地域一番にふさわしいショールームやオフィスとはどのようなものかと考えるようになる。
立地はどのような場所でなければいけないのか?
ショールームの大きさはどれぐれいのものにしなければいけないのか?
地域一番にふさわしいショールーム兼オフィスでなければいけない。立地も大きさも重要になってくる。また、社員も増えることになるので、そのためのオフィススペースもつくっておかなければいけない。
あるいは、住環境づくりのリ―ディングカンパニーへとますます成長させていきたいと考えたとする。
そうすると、どのようなオフィスがふさわしいか。普通にビルのようなオフィスでいいのだろうか?時代を引っ張るリーディングカンパニーである。その空間は未来を感じさせるものでなければいけない。
また、そこで働く人はどのような人材だろうか?地域で一番新しい時代を感じさせる会社にふさわしい人材でなければいけない。これからの時代に必要な住環境を提供する集団になっていくためのオフィスである。
環境志向、IT志向、コミュニティ志向などこれからの時代を表すものを取り入れたデザインが必要になってくるはず。
オフィスを新しくすることは、会社を成長させる大きなきっかけとなる。そのときは、今のオフィスの課題を解決するというのではなく、会社が目指す未来の姿を実現させていく器となるものを考えていきたい。
ということは、新オフィスを考えるときは、会社が目指す未来の姿をあらためて考える機会にしなければ、せっかくの成長の機会を逃すことになる。
では、今日もステキな一日に!
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