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業績を伸ばす社長に共通すること。

おはようございます。今朝も勢いで書きます。

25年経営コンサルタントの仕事をしてきて多くの社長に会ってきた。個別でコンサルティングの仕事をしてきた社長は数百人レベルだが、勉強会やセミナー、講演会での名刺交換を含めれば数千人、もしかすると一万人を超えているかもしれない。

そして、社長にも2:6:2の法則が当てはまる。業績をガンガン伸ばし会社を大きく成長させていく社長が上位2割、そこまでの勢いはないが着実な成長や安定経営を続ける社長が6割、そして、勉強もしない、考え方が頑固でマイナス発想。社長としての魅力が感じられず、よく社長ができているなと思われるのが下位2割。

さて、上位2割の社長とはどのような人物なのか。特に創業オーナーや、2代目3代目としても承継後に会社を大きく成長させる社長とはどのような人物なのか。何か共通することはあるのだろうか。

それが

・数字にめっぽう強い(数字が好き)
・記憶力がバツグンにいい

の2つ。

まずは、数字に強い。数字を見るのがとても好き。受注や集客の状況を数字にまとめさせ数字で把握する。「数字はウソをつかない」という考えで数字をじっくりと見る。

数字とはデータなのだがデータをまとめさせることも好きだし、そのデータを見ながら分析をするのも好き。

なぜこうなるのかを考えると、中小企業は大企業とは違って色んな人が働いている。会社の状況を確認するときにそういう社員の解釈を通してしまうと間違えてしまう。

社員を信用していないということではなく、事実の正確な把握ができないということ。数字を把握した上で社員の考えを聞く。

それから、記憶力がバツグンにいいというのは、経営データの数字をよく覚えている。何店舗もあるような会社を経営しているにも関わらず、あるお店の先月の集客や受注状況を聞くと、即座に答えが返ってくるのは驚く。頭に数字が入っているのだ。

そして、何十年も前の話をするときも、それは何年何月のことだったのか。また、そのときに一緒にいた人の名前をフルネームで覚えていたりする。それも思い出しながら話すというのではなく、即座に時期も名前も出てくる。

この2つの能力はもともと備えられていたのか、あるいは会社を大きく成長させていくなかで身に付けてこられたのかは分からないが、会社を大きく成長させていく社長には必要な能力なのだと感じている。

数字好きになり、記憶力を鍛えて今日もステキな一日に。



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