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M&Aコンサルタントへの道

おはようございます。今朝も勢いで書きます。

今年から、私は、これまでの業種特化型の業績アップコンサルテイングに加えて、M&Aコンサルテイングを兼務することになった。兼務するようになって、1ケ月。M&Aコンサルテイングのやりがい、難しさ、課題などを少しづつ感じ始めている。

私は25年以上前にコンサルタントを志してからこれまで業績アップコンサルティングをしてきた。それが体に染みついている。そこから、M&Aコンサルティングにも関わるようになり、戸惑っていることがある。

当然、2つの間には様々な違いがあるのだが、もっとも戸惑っているのが、

M&Aはしゃべってはいけない

ということだ。秘密裏に進めるのが、M&Aコンサルティングである。M&Aを進めるなかで、情報がでてしまっては、話がなくなってしまうことがある。さらに、売り手企業にとっては、社内で情報がひろまってしまうことで、社員に動揺がひろがり、会社経営や業績にも悪影響がでることにもなる。

なので、しゃべってはいけないことは、絶対にしゃべってはいけないのだ。それは、誰に向けても、である。許されるのは、一緒にM&A案件の業務を進めているメンバーだけ。

その他は社内の人間にも、家族にもしゃべってはいけない。

ただ、悲しいかな人間の性として、笑ってはいけないと言われると、おかしくなるように、しゃべってはいけないと言われるとしゃべりたくなる。ましてや私はこれまで業績アップコンサルティングをしてきた人間である。その仕事はしゃべることが仕事である。

もちろん、業績アップコンサルティングにもコンプラや話してはいけない情報はある。しかし、M&Aと比べれば、求められる厳格さはまったく違う。M&Aは絶対にしゃべってはいけない。

業績アップコンサルは、成功事例を話して、ご支援先の社長のやる気を引き上げることもするし、社内でもメンバーに、ご支援先の成功事例を話して、他のご支援先にも提案し、同じような成果を上げられるようにする。

ところはが、M&Aでそのようなことをすれば、一発でアウトである。ヘタをするとそのようなことをしているのが、社会にひろまれば、会社の株価にも影響し、M&Aの仕事ができなくなる可能性もある。

このように業績アップコンサルとM&Aコンサルは、「しゃべるコンサル」と「しゃべってはいけないコンサル」という明らかに違う側面がある。

これにしっかりと慣れていかなければいけない。がんばろう!(^^)!

新しい仕事を楽しんで今日もステキな一日に。



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