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昨対成長率180%のコンサルティング

おはようございます。今朝も勢いで書きます。今朝はなぜか4時半に目が覚めました。何に興奮しているんだろう?

コンサルティングのご支援先で、リノベーション事業の強化に取り組んでいる住宅会社があるが、そこの完工売上が見えてきた。

前期売上高 5億円 → 今期売上高 9億円

になりそうだ。昨対成長率は180%。

しかも、社員数は増えていない。粗利率も少し伸びそうなので生産性も利益も大幅に伸びる。

また、今期スタート時の受注残率は20%を下回っていた。40%は欲しいところ、30%を下回ると厳しいので、なかなか厳しい状況からの今期スタートだった。

この会社の主力事業は新築注文住宅。事業年数は長く実績もブランドもある。そして住宅リフォーム事業も展開されていて、その売上は10億円を超えている。

住宅リフォーム事業のなかで受注金額800万円以上の売上を伸ばすためのリノベーション事業の強化であり、そのためのコンサルテイングを進めてきた。その成果が上に書いたもの。

なぜ、この会社が一年でここまで成果を伸ばすことができたのか?

まず一つ目は新しい業態を付加したこと。それが「戸建てリノベーション専門店」の業態である。

それによって、集客(マーケテイング)を変え、商品の見せ方を変え、営業手法を変えた。やったことはそれだけである。社員の人も人数も変わっていない。これが業態開発のインパクトである。

それから一気に取り組んだことがある。この会社のリフォーム事業はもともと3店舗で展開していた。そして、リノベーション事業の強化を3店舗すべてのお店で同時に一気に取り組んだ。

そして、すべてのお店で売上が伸びた。

他のやり方としては、3店舗の中から1店舗を選び、まずはそこで成功例をつくってから他の店舗で同じように進めるという方法がある。

これも正しいやり方ではあるが、この会社ではすべてのお店で一気に取り組む方法を選んだ。

それができるだけの力がある会社ということもあるが、事業責任者であるリーダーの方の強い思いがあったことが大きい。その背景には、現状への危機感が強く、大きく変える必要性を感じていたこと、そして、強いリーダーシップを発揮できる方であったことがある。

また進めていくときにどのようにしていくらの売上を上げていくことを目指すのかについて、時間をかけて計画と戦略を話しあったことも大きい。目指すべきイメージが共有できた。なので、広告費などの先行投資を計画どおりに進めていただけた。

戸建てリノベーション事業は新築住宅と比べるとマーケットは3分の一くらいだが、競合会社が少なくブルーオーシャンであり、すぐに地域一番になれるところが面白い。

大きく成長することをイメージして今日もステキな一日に。

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