経営コンサルは今もブラックなのか?
おはようございます。今朝も勢いで書きます。
大学生の長女は就活を始める時期になっている。そこで、友人と就活話をしているとき、一人の友人が「色々な業種があるけどコンサルテイング業界は仕事がとてもハードでブラックと聞くから辞めた方がいいよね。」という話になったようだ。
そこで、長女は「父がコンサルテイング会社で働いていて、本当にそうだから辞めといた方がいいよ。」と言ったと妻から聞いた。それを聞いたとき、ちょっとショックだった。
ウーン、確かにブラックかもしれない。あまり大きな声では言えないけど、今も若手は夜中の2時、3時まで仕事をしている。ただ、私が家で過ごしているとき、仕事の愚痴を言うようなこともなければ、疲れたぁ~ということもないと思うので、どう見られているのか気になった。
ストレスを感じているようには見えないはずなのだが。また、コロナ後はオンラインで仕事ができるようにもなったので、以前のように毎日あちこちへ行き、毎週宿泊があるような生活でもなくなっている。
ただ、長女がまだ小さくて私は激しく出張や宿泊をしていた頃、家にはカレンダーをかけて、そこにいつどこへ私が出張をするのかを子供に書かせていたことがある。子供が楽しそうに書きたいと言うので、書いてもらっていたのだ。そこへ一か月分の行き先を書いておけば、毎日どこへ行くのか、泊まりなのかを言うこともなくなる。
その頃は毎日違う行き先を書くような生活で、それが今になっても子供の記憶に強く残っているようだ。そのときのイメージがブラックにつながっている。そして、私が会社の若手が遅くまで働いていることを話すのもブラックにつながっているようだ。
他社と比べれば今も仕事はハードでブラックかもしれない。しかし、少なくとも過去と比べればホワイト化している。土日であれば休みたいときに休めるようになっているし、子供の運動会など家族の行事があればそれを理由に休むこともできる。代休も正々堂々ととれるし、有給は取らなければ叱られる。勤務時間も会社で深夜まで仕事する人はおらず、18時の終業時間で帰る人がほとんど。随分とホワイト化したと、今の会社で長く働く私からすればそう思う。
ブラックには2通りある。仕事はハードではあるが、やりがいを感じられている場合と、ハードでやりがいは感じられずに精神的にも支障をきたすような場合に。
経営コンサルテイング会社で働く人の多くはハードな仕事を苦と思っていないはず。やりがいを感じている人が多い。なので、もっと仕事をして成長をしたいと考えている。
成長意欲の強い人にはハードな仕事ができる良い環境である。成長意欲が低い人には苦しいだろうが。
ただ、最近はホワイト離職が増えているとも聞く。職場が緩すぎて辞めるのだ。叱られることもない。自身の成長に不安を感じて辞めていくようだ。
ラクをしたい人にはいいのかもしれないが、そのような考えで社会人として10年、15年を過ごすと、そこで大変な苦労をすることになる。ムリができるときにムリをしておく。自身のキャパをひろげておく。
長女にはやりがいが感じられハードに仕事ができる職場を選んで欲しいと思うが、どうなることやら。
やりがいを感じながら今日もステキな一日に。
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