見出し画像

自己紹介

僕は本を読むのが苦手だ。国語の教科書を読むことさえ億劫に感じていた。なんなら国語のテストが文章を読んで解きなさいと命令してくるのを無視して、居眠りをする始末であった。かの有名な執事がお嬢様に暴言を吐きまくる謎解きミステリー小説もたった6ページをめくることなく、夢に落ちてしまった。

高校1年生の時、現代文の授業で、担当の先生が、「読書をしなさい、本を読めば現代文はできるようになる。」とほざいていたが、僕はそんなことない、とムーディー勝山よろしく右から左へ受け流しいていた。

そのまま、本を読まずにセンター試験の勉強を始めたが、現代文が全くできない。過去問をやっても、全国模試を受けても、先生の作った予想問題でも、毎回半分以下の点数しか取れなかった。

中学3年の時に漢検準2級を取得したという昔取った杵柄があると鷹を括っていたが、その杵柄のサビに気づかず、漢字の問題で見事に全滅したこともあった。

なんの改善も出来てないまま、センター当日を迎え、自宅で速報を見ながら自己採点したところ、苦手だった現代文が約8割も出来ていた。何度も採点し直したが、結果は変わらなかった。これには驚いた。まさか一番苦手出会った教科が一番出来ていたからだ(得意なはずだった化学が1番出来なかったことは内緒)。

つまり、僕が言いたいのは、本を読まなくても現代文はできるようになるということ。先生や、教材の解説を聞聞き、解き方のコツを友達や先輩に聞き、それを練習すれば、現代文はできるようになる。

あんなに国語や小説を避けてきた自分が、まさか物書きになっているなんて誰が想像できたか。

しかし、今まで小説やエッセイを読んでこなかったから文章の書き方が分からない。それでも自己流でそれっぽく頭をフル回転させて言葉を並べている。


そんな僕の拙い文章をぜひ読んで欲しい。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?