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休職日記① | 引き継ぎがやっと終わった

前回IELTS受験の記事を書いてから約1年。IELTSどころではありませんでした。というのも、パワハラと不規則な労働がきっかけで心と身体のバランスを崩してしまい休職することになったからです。(休職に至るまでの経緯は別記事でそのうち。)今日からは自分の体験の言語化をしたかったのと、同じように悩んでいる方に向けて少しでも参考になればと思い、休職日記を書いていきます。

悪化する体調、そして休職

「まあみんな、言わないだけで何かしらの体調不良を抱えているものよ。」と会社の先輩に助言をもらってから約1年、慢性頭痛や不眠を我慢し続けていたらついに声が出なくなり、発声障害と診断されたのが先月。

✳︎皆我慢してるから自分も我慢しなきゃ、っていう考えは辞めた方が良い。人によってキャパは違うから。(と今更になって気づく)

ここ数ヶ月、声が出にくいため語学の勉強のモチベーションも上がらず、体調不良で息抜きの趣味をする気力もなく、パートナーとの喧嘩も増えて限界を迎えかけていました。そこでメンタルクリニックに飛び込み、何とか診断書を作ってもらい休職願いを提出して今に至ります。ちなみに診断書は3500円位かかりました。病院により料金は異なるようです。

▼休職するか悩んでいた時間にこの記事を読んですごく参考になりました。オススメです。

頭が回らない中での引き継ぎ

体調不良で頭が朦朧とする中、短期間での引き継ぎは大変でした。でもここで休まないと回復にさらに時間がかかって自分も皆も大変になると思い、腹を括りました。

休む事について、同僚にはおそらく良い顔をされていなかったと思います。(良く言えば)少数精鋭なので代わりに私の仕事ができる人はいない状況でした。それを無理言って何とかExcelに業務を洗い出し、手順を簡単に書き、各所と業務のやり方を伝える会議をして何とか先日無事に引き継ぎ終えたのでした。

いや1人欠員したら職場がまわらなくなる体制をつくるなよ、と上司には言いたい。。私の前任者も同じような状態になってたらしいけど実態はあまり変わっていない。数年前の殺伐とした雰囲気からは良くなったけれども…

私の場合、休職届を出してからは即刻休みというわけにはいかず、1週間くらいは引き継ぎに時間を充てていました。普通診断書が出たらすぐに休まなければいけないそうです。実際は、症状の重さと業務の逼迫具合、自分と周囲の人間関係の兼ね合いによっていつから休みに入るかは変わってくるのだと思います。

引き継ぎが終わった夜

出ない声を頑張って絞り出して引き継ぎを全部終えた夜20時頃、外から突然パーン、パーンと銃声のような音が聞こえてきました。「事件でもあったのかな」と思い外に出ると、近くの河岸で季節外れの花火が上がっていました

なんだ花火か、と軽く安堵するとともに、大げさですが「やっと終わった。やっと地獄のような1年に区切りが付いたんだ。休める」と色んな感情と休める実感が湧いてきて、涙が止まりませんでした。花火をぼうっと眺めていたら、体調不良を抱えながら無理していたことや、パワハラで本当は辛かったのに上の圧力が怖くて言えなかった事、色んな思い出がよみがえって泣けてきました。

お疲れ様、自分。

これで何もかも解決するわけではないですが、まずは休むことができる。ごちゃごちゃした頭の中をこれから少しずつこうやって吐き出して、整理していけたらと思います。

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