あぶらとり紙ダメ絶対
皆さんはあぶらとり紙をメイク直しに使われることはありますか?私は使いません。
なぜかというと油という油を吸い取ってしまうから。もちろんメイク直しで顔の上に乗った余分な油を取り除けば、メイク直しとしては成立します。しかし、その取り除く手段として「あぶらとり紙」はあまり適切とは言えません。
なぜなら余分な皮脂だけでなく、本来顔の上に残しておきたい皮脂までもグイグイ吸い取ってしまうから。
基本的に脂性肌の方はまだ許容範囲内。しかし乾燥肌の人なんかが使っているのを見ると「なんで吸い取っちゃうの?」と私は思ってしまいます。
皮脂は肌にとって重要な存在です。ありすぎも無さすぎるのもダメです。基本的に乾燥肌の人にとって不要な皮脂というのはありません。取れば取るほど乾燥は悪化します。
もしどうしても気になる場合は「ティッシュ」で抑えるくらいで大丈夫です。1日に何回もあぶらとり紙を使ってしまう人は、回数を最高でも1回に。
乾燥肌で皮脂が過剰に分泌するなるば皮脂を拭き取るのではなく、ミストなどで保湿をして馴染ませるのが先決。乾燥するから皮脂が出るという仕組みを断ち切らない限りは皮脂が出続けます。
先日メイク直しをしている私と同じくらいの女性がいました。彼女はあぶらとり紙を取り出して、おでこも頬も顎もグイグイ拭き取りはじめました。しまいにはもう一枚取り出して仕上げの拭き取り。肌のパッと見は乾燥肌または混合肌でした。乾燥によって皮脂が出ている状況だと思います。それを知ってか知らずか、あぶらとり紙でグイグイ油を吸い取って。悪化して。ループして。
あぶらとり紙たった1枚。
その使い道ですら肌の状況は左右します。アイテム選びも使い方も大切なのです。是非今のメイク直しの方法を考えてみてくださいね。
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美容ライター兼美容ブロガーとして美容の世界で生きる人です。インスタグラマー・インフルエンサー・美容家と呼ばれる事もあり。たった1冊の本との出会いでみるみるうちに肌が蘇ったそのノウハウをお伝えしています。スキンケアが得意分野。