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ヒアリ、ヒヤリハット、ヒアリハット?

ヒアリ

平たく言うと超危険なアリ。数年前から日本でも発見されるようになりました。

ヒヤリハット

重大な災害や事故には至らないが、作業中にヒヤリとしたり、ハッとした現象。
労働災害に至るまでには、その前にヒヤリとしたり、ハッとする多くの経験があるという、ハインリッヒの法則から、重大な災害や事故を未然に防ぐためには、このヒヤリハットを撲滅することが大切である。
労働者のヒヤリハットの経験を集めて、それを皆が分析・共有することで、危険を管理し、労働災害の発生を防ぐことにつながる。

by 安全衛生マネジメント協会

ヒアリハット?

ヒアリにヒヤリとしたり、ハッとした現象。

ではありません・・・

「ヒアリハット一覧」なるものが某職場に置いてありました。
当然、中身はヒヤリハット一覧。

「ア」と「ヤ」を間違えてしまうケースですね。
「ヒヤリとする」「ハッとする」なので正解は「ヒヤリハット」。

「ミアヘルサ株式会社」を「ミヤヘルサ株式会社」というのもありました。

調べればすぐわかるじゃん、という話ですが、面倒を削減することが優先されてしまうのですね。

特に音声は面倒の削減に有効。
ヒヤリハットと音声のみで聞いたらヒアリハットと書いてしまうかもしれません。

さらにややこしいのが、「ア」でも「ヤ」でも正解が定義されていないケースがあります。

ダイヤモンド
ダイアモンド

一般的には「ダイヤモンド」でしょうか。
ただ、アルファベットで書くと「diamond」なので、明らかに「ダイアモンド」となります。

「ロシア」も「ロシヤ」の方が正しい読みのようですが「ロシア」が一般的になっています。

正解がない場合は、正解がないということを調べておいた方がいいです。
その上で、より一般的なのはどちらか、というところまで調べておけば不条理な指摘があっても反論できるでしょう。
「違ってるだろ」と一方的に言われても大丈夫です。

少しでも「ん?どうなんだろう」と思ったら、ひと手間かけてでも調べるべきなのです。


まとめ?

面倒も業務のうち

某大手企業にお手伝いで出向いていた時に「セキュリティも業務の一部」のような張り紙がありました。
面倒だけど当然のごとくやるんだと。

なるほどその通り。
業務の一部、つまり習慣化してしまえばいいのかもしれません。


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