ドラフトを勝手に予想する Aクラス編
先日、公開させていただいたBクラス編が、自分比ですごいペースでアクセスされていまして、頑張って書いてみてよかったなあと思っています。今回はAクラス編です。
簡単に言いますと、やはりドラフトはAクラスの球団の方が難しいです。2巡目の指名順が回ってくるのが遅いので、良い選手や、狙っていた選手がなかなか思い通りに指名できず、BやCへのプラン変更を余儀なくされがちです。なので当然、予想するのも困難になります。前置きはこの辺にして、さっそく本編へ!
🦁埼玉西武ライオンズ
名将・辻監督が退任。後任は松井稼頭央二軍監督が務めるとの話。ここからさらに優勝を目指し続けるのか、新たにチームを作り直すのか、どう転んでいくでしょうか。
●投手
5先発以上の先発投手のうち、6人もがQS率40%以上を残しているという、かなり優秀な先発ローテ。年齢も若く、上位で大社先発を確実に確保しなければいけないという必要はありません。リリーフも主戦級はほとんど防御率1点台や2点台で、これまた優秀。消耗品ゆえ、毎年必ず供給しなければならないですが、上位を使う必要はないかもしれません。
●野手
西武と言えば猛打のイメージがありますが、今年は150打席以上でOPS.650以上が7人、.700以上が3人というのはいずれもリーグワーストタイ。そのうえ、森友哉・外崎が今オフFAと、野手の転換期を迎えています。幸い、二軍にはかなり有望なプロスペクトが揃っており、彼らをどこまで本格化させられるかが勝負です。
●編成
優秀な投手陣ですが、二軍は割と投手不足気味で、先発ローテも怪しいです。素材型の先発を何名か指名していく必要を感じます。渡部・ブランドンより年下の一三塁が不在というのも気になるところ。外野手は人数こそ揃っていますが、栗山巧がDHに回ったことで不動の主力がいなくなっています。せめて両翼は、打力で勝負できる選手を置きたいところです。
●上位指名予想
❶蛭間拓哉(大学生・外野手)※公言
❷内藤鵬 (高校生・内野手)
❸門別啓人(高校生・左投)
おそらく野手入札かなとは思っていましたが、蛭間の公言には驚きました。まさに西武のご当地選手で、両翼のマイナスを埋めてくれそう。ただ、強靭なプラスを生み出せるかは今後の覚醒次第。おそらく単独指名成功するでしょう。
2巡目は次世代のサードとして内藤鵬。ただ、この位置まで残ってくるかどうかは懐疑的です。指名されていた場合、他にめぼしいサードがいないため、金田優太や戸井零士をサードとして指名、というようなプランを持っているのかもしれません。
3巡目は先発候補として、東海大札幌の門別。西武は北海道・東北に関係する選手の上位指名がここ数年では多いということと、この順位だと齋藤優汰は恐らく残っていないだろうと思い、この予想にしました。西武が上位で高校生左腕を指名するのは稀ですが、今年は投手・捕手以外の選手の入札を決めたりと、ここ数年はこれまでとは違うスカウティングをしていますので、敢えて傾向と違う予想をしています。仮に門別が指名されていた際は、独立リーグ所属の西濱あたりを選んでくるかもしれません。
まるで東尾政権の時のような強固な投手陣を維持している今の西武なので、来季は打線を活性化させ、優勝を目指してほしいと個人的には思っていますが、同時に野手陣の再構築にも取り掛からないといけないので、今後の数年は非常にハードだと思います。
🐅阪神タイガース
来季は岡田彰布氏の監督復帰が決まりましたが、さすがに、ドラフト全体への発言力はまだないでしょう。1年で急落してしまった打線をどうするのかがまずは見どころになりそうです。
●投手
5先発以上の先発投手のうち、QS率40%以上の投手が7人という、全球団の中でも有数の先発ローテ。ただ、西勇輝のFA移籍リスクであったり、藤浪がMLB移籍ほぼ確実の状況だったり、ガンケル退団との報道もありますので、1人は大社先発を確保する必要があるかもしれません。リリーフは日本人主力リリーフで最も悪い防御率が2.57という安定感。新クローザー・湯浅もはまりそうですし、下位で補充すれば良いかなという印象です。
●野手
150打席以上で、OPS.650以上が4人、OPS.700以上も4人というのはリーグワースト。外国人がサッパリだったことが理由として大きいですが、打てる野手の育成をないがしろにしている余裕はないでしょう。幸い、プロスペクト野手は数名いますが、彼らを本格化させるためにどういう手を打つか、というのがポイントになってきそうです。敢えてひとつのポジションに言及するのであれば、攻守ともに衰えが隠せず、三塁に回ることが多くなった糸原の後釜となるセカンドが欲しいところです。
●編成
多くのポジションで、近年は高校生野手の指名が多かったため、大卒世代の野手のほうがハマりやすいと思います。投手は左腕が少ないですが、特に無理をして左腕を先発起用しているわけでもないので、そこまで気にしていない印象です。
●上位指名予想
❶曽谷龍平(大学生・左投)
①青山美夏人(大学生・右投)
❷村松開人(大学生・内野手)
❸古川雄大(高校生・外野手)
浅野翔吾に入札という話もありますが、3位球団となると2巡目で先発投手を確保できないリスクは高まりますし、入札の枠を使ってくると思います。曽谷かなと思っていましたが、オリックスと競合することを避けて、菊地か青山に入札する可能性も高そう。一応、曽谷入札プランで予想しておきます。
2巡目はセカンド補強で村松。ちょっと順位が高い気もしますが、順位縛りもあったりするのかな、と思い、2巡目にしました。現状では二塁専門なので評価は上がらなさそうですが、阪神にはフィットすると思います。問題は、糸原も明治大OBなので、起用法が少し複雑になるかもしれないことです。
3巡目は正直わかりませんが、ここ数年の傾向を見るに、投手なら球の速い選手、野手ならフィジカルスペックに恵まれている(洗練されてる感じのない)選手を指名している傾向が強く、さらには浅野翔吾を指名回避したなら右の外野手を狙いそうなので、古川雄大にしました。ただ正直、彼でさえ、この順位までに指名されている可能性はあります。その場合は海老根という選択肢が現実味を帯びるかもしれません。
ここ数年はいわゆる超変革ドラフトですが、一昨年・昨年で上位指名された高校生は森木だけでした。今年も大社が中心なのか、あるいは高校生多めになるのか、正直読めません。
🐥福岡ソフトバンクホークス
今年は藤本新監督を迎え、再建の年かと思われましたが、142試合目まで首位に立つという快進撃。今年のドラフトは優勝を狙いに行くドラフトか、はたまた、素材を集めるドラフトか。
●投手
5先発以上の先発のうち、QS率40%以上が6人と、盤石なローテではありますが、千賀のMLB移籍(恐らく確定的)にどう備えるのかというのが課題になるでしょう。主要ローテがほとんど27歳以上ですし、何かしら手は打ちたいところです。リリーフは主要6人のうち最も悪い防御率が2.91という圧巻ぶり。なお、ここ2年は大社投手の上位指名そのものがゼロなので、先発かリリーフか分かりませんが、今年は指名あるかもしれません。
●野手
150打席以上で、OPS.650以上が10人、OPS.700以上が7人というのは全球団を通じて1位の数字。このうち.800を超えているのが2人だけなので圧倒的破壊力まではなかったかもしれませんが、ドラフトで大社野手を上位指名して120試合スタメンに座らせるようなことはしなくてよさそうです。一時期は課題とされてきた若手野手も着々と一軍定着しつつありますし、プロスペクト野手は何人もいますし、特にどのポジションが薄いということもないですし、理想に近い状況だと思います。
●編成
どのポジションが薄いということもなく、非常に均整のとれたデプスですが、強いて言えば、プロスペクト先発が少ないかなという印象。捕手は人数的にはギリギリですが、元捕手は数名いるので、いざとなればなんとかなります。野手はどのポジションにもプロスペクトがおり、かつ、競い合える選手もいるので、このポジションの選手が絶対に必要!という状況ではありません。
●上位指名予想
❶イヒネ イツア(高校生・内野手)※公言
❷松山晋也 (大学生・右投)
❸山浅龍之介 (高校生・捕手)
入札はイヒネを公言。ソフトバンクが二遊間を狙う際は小柄な選手というのが鉄板ですが、身長185㎝以上とも言われるイヒネを狙ったあたり、ショート・イヒネではなく、野手・イヒネを評価しているのではないかと思いました。後々、サードや外野手にコンバートしても、打力でお釣りがくる選手だと思います。
2巡目はリリーフ候補として松山。ソフトバンクは北海道や東北の選手の指名が多いのと、リリーフ候補の上位指名が少なからずあること、身長高い・MAXが速いという典型的ロマン型投手の指名が多いことを加味すると、松山が一番ありそうな気がします。あるいは、田中千晴という可能性もあるかもしれません。
3巡目は悩みましたが、ソフトバンクはほぼ毎年のように上位で捕手を指名しているものの、昨年は指名していない点、野口泰司に調査書を出していないようなので大学生捕手は狙っていなさそうな点を加味し、ソフトバンクが狙いそうな、東北地区で、かつ、中背の捕手として、聖光の山浅と予想。ただ、身長180㎝の野口に調査書を出していない理由が「小柄ではない」という理由なら、渡邉陸と競わせるという意味で、大学生捕手の石伊雄太(身長178㎝)が指名されるかもしれません。
育成も多く指名するソフトバンクという球団は構造的にデプスがおかしくなることがないため、支配下も育成同様、突き抜けた選手の指名が多い印象があります。あと、ソフトバンクは入団後にポジションをいじることが多いので、あまりアマ時代のポジションで見すぎない方が予想はしやすいかもしれません。
🐹横浜DeNAベイスターズ
昨年は色々と言われまくった三浦政権でしたが、今年は夏場に首位浮上しそうな勢いで勝ちまくり、優勝はできませんでしたが2位でフィニッシュ。来年は優勝を目指しに行くシーズンになるのでしょう。
●投手
5先発以上の先発で、QS率40%以上の先発が5人。上茶谷以外は防御率も3.50以内で、安定感も十分。強いて言えば、25歳以下のプロスペクト先発がもう少し出てくればという印象です。リリーフは主力6人のうち5人が防御率3.00以内と安定していますが、山﨑康晃がMLB移籍という情報もあり、セットアッパー・クローザーのうちの片方をどうするかという問題が浮上しそうですが、それをドラフトで解決するのはなかなか難しいです。
●野手
150打席以上で、OPS.650以上が8人、OPS.700以上が4人。この4人というのはリーグワーストタイですが、4人全員が.800を超えているため、数字以上に破壊力があります。ただ、捕手と遊撃手の打力が弱いため、これらのポジションを100試合は守り通し、OPS.650以上を残せるような選手が必要です。ただ、野口泰司に調査書を送っていないらしいという情報を踏まえると、大学生捕手は狙っていないのかもしれません。
●編成
捕手と、右の外野手以外はプロスペクトがおり、あとは彼らをどうやって本格化させるか?という段階にありますが、近い世代に競争相手がいるので、特にドラフトで補強必須ではないでしょう。そうなると、高校生捕手、世代を問わず右の外野手を指名することがカギになってきそうです。ただ、森が故障した際に一軍のショートが極端に薄くなってしまうので、ショートのバックアップが必要かもしれません。
●上位指名予想
❶松尾汐恩(高校生・捕手)
❷小孫竜二(社会人・右投)
❸奈良間大己(大学・内野手)
入札は松尾。DeNAになってから、捕手の上位指名は2013年の嶺井しかありませんが、昨年、高校生右腕に入札したのも2008年以前までさかのぼるような出来事でした。高田GMが去って以降、これまでの傾向を敢えて転換させるようなドラスティックな上位指名が続いていますので、敢えて前例のないところで考えてみました。捕手がウィークポイントであり、かつ、若手捕手をないがしろにしない方針なら、高校生捕手で圧をかけていくのはアリかなと思います。ただ、ありそうな感じで考えれば吉村貢司郎っぽい気がしています。
2巡目は、山﨑康晃のMLB移籍に備え、現場から即戦力投手指名の要請が来るのではないかと思い、リリーフでの評価も高い小孫をセレクト。チーム状況次第でどちらにも回せる投手の需要が高いと思います。仮に入札で吉村を指名するなら、3巡目の選手を繰り上げるのではないでしょうか。
3巡目は大社ショートの中から奈良間。正直、上位候補になりそうではないのですが、DeNAの3巡目に残ってきそうな中で、実際に指名しそうな大社ショートとなると奈良間かなと思います。ただここ2年、3巡目は大型高校生を指名しているので、そうなると右の高校生外野手・古川雄大などを指名してくるのかもしれません。
ここ2年ほどのDeNAの上位指名は、優等生タイプのまとまった選手というより、ポテンシャル重視の指名が多くなってきています。勝率5割を突き抜け、優勝を狙いに行くためには必要なプロセスと判断したのかもしれません。
🐮オリックス・バファローズ
最終戦でソフトバンクを交わし、奇跡の逆転優勝。2連覇を果たし、日本シリーズ進出も決めました。福良GMによる計画的なドラフト指名も、その一端を担っていることでしょう。
●投手
5先発以上でQS率40%以上の先発が4人と、優勝チームとしては少ない人数。ここ5年間で上位指名した右腕が誰も先発として活躍できていない(椋木もTJ)のが響いていそうです。ただ、プロスペクト野手の指名を優先していたのも事実でしょうから、今後は先発指名も増えてくるのかもしれません。主要リリーフは殆どが防御率3.00未満でかなり優秀。強いて言えばポスト平野になれるクローザーが欲しいところでしょうが、ドラフトで指名するのは難しいでしょう。
●野手
150打席以上でOPS.650以上が8人、OPS.700以上が5人というのはリーグ内ですと中ぐらいですが、吉田正尚以外は.800を超えておらず、やや苦しい打線です。それでも若手の中で頓宮が伸びてきており、期待できそう。あとはもう少し、外野手で圧倒的な打力を持つ選手が欲しいですが、これをドラフトで賄うのか、新外国人に託すのかという選択が発生しそうです。
●編成
数年前からそうなので、GMの方針なのかもしれませんが、先発人員が常にギリギリです。育成投手やベテランまで引っ張り出して、ようやく基準であろう15人になる状態。常に2人は指名し続けるぐらいで良いと思いますが、果たして。野手で言えば一三塁の最年少が25歳の大下で、若年層がいないのは気になりますが、今年のドラフトでの指名は難しいかも。外野手にもう少し、打力重視の選手を入れてもいいのではと思うものの、上位指名した例は少ないです。
●上位指名予想
❶曽谷龍平(大学生・左投)※公表
❷金田優太(高校生・内野手)
❸仲地礼亜(大学生・右投)
入札は曽谷と公表。オリックスはここ数年、左腕を指名する際は背が低い選手を狙っていましたが、今年は身長180㎝以上の曽谷。今年は先発左腕の市場が薄いため、その中でNo.1であろう曽谷を狙ったのかなと思われます。昨年入札した椋木がいきなりTJしたのが響いているのかもしれませんが、今年は他を置いてもまず先発投手と考えているのが分かる入札公表です。仮に競合して負けても、先発投手を狙うのではないでしょうか。
2巡目は金田優太。オリックスはここ4年で二度、サードの指名にチャレンジしていますが、石川は競合で負け、頓宮は本人がコンバートを拒否したので実現はしていません。今年は内藤を狙ってもいいのですが、オリックスの2巡目までに内藤が残ることは考えにくいため、金田をサードにコンバートするのかなと思いました。あるいは西南学院大の小中を指名というパターンもありそうですが、さすがに大穴すぎる気がします。
3巡目は仲地。2巡目でも良いかなと思いましたが、オリックスは4年連続で、2巡目までに野手を1人は指名しているので、仲地を3巡目にしました。大学生右腕の上位指名、最近は中背の投手が多いというのと、この順位まで残りそうな大社投手ということで予想してみました。福良GMは単に同じ傾向のドラフトを続けていくわけではなく、何年間もかけて理想のチーム編成を作り上げているように見えるので、今年は先発投手を重点的にそろえていくのではないかと予想します。
オリックスは再建しながらも優勝に輝くという、多くの球団が諦めてきたことを実現させた球団。GMも今のドラフト計画を変えることはないでしょう。
🐧東京ヤクルトスワローズ
交流戦から一気に走り出し、DeNAに一時、詰め寄られた時も直接対決で3連勝して跳ね返し、危なげなく優勝。当たり前のように日本シリーズ進出も決めました。完全に黄金期が来ています。
●投手
5先発以上の先発投手で、QS率40%以上が4人だけと、オリックス同様に、優勝チームにしてはローテが弱いです。好投手ながら6回もたず降板というわけではなく、単純に打ち込まれている先発投手が多いのがつらいところ。幸い、シーズン末に山下輝が好投し、来季の期待となりましたが、ここ5年で11人も投手を指名しながら、奥川ぐらいしか先発に定着していない(今年は故障で棒に振りましたが)のはスカウティングに不安を感じさせます。リリーフは防御率3.00以下の投手が8人もおり、圧倒的ではないにしても良好です。こちらはドラフトで上位指名した投手が多く活躍しており、先発よりもリリーフ寄りの投手を好むスカウティングなのかもしれません。
●野手
150打席以上でOPS.650以上が8人、OPS.700以上が5人というのはリーグ内ですと中ぐらいですが、OPS.900以上が2人(村上・サンタナ)もおり、彼ら2人で勝っている試合も多いです。OPS.700未満とはいえ青木が.696、中村が.695ですから、打線としては相変わらず強力。若手野手の活躍も目立ちますし、野手に関してはとても良い状態です。
●編成
ローテがそこまで強くないですが、奥川を除くと、ローテの最年少右腕は29歳の原というのは心許ないです。今年もかと言われそうですが、上位で2人は先発投手を指名したいところです。野手はと言いますと村上より年下の一三塁がいない(赤羽が守ったりしていますが)、外野手の若年層がいないなどは気になりますが、外野手に関してはそもそも高校生を指名すること自体が少ない気がしますし、上位で外野手を指名するなら大学生なのかなと思います。
●上位指名予想
❶菊地吏玖(大学生・右投)
❷萩尾匡也(大学生・外野手)
❸川原嗣貴(高校生・右投)
ヤクルトの入札はこれまで、圧倒的に高校生が多かったのですが、ここ2年は珍しく大学生が続いています。そろそろ高校生かな、とも思いましたが、防御率3点台の先発さえ少ないのは厳しいでしょうし、今年も大学生投手と予想。もし高校生に入札するなら内藤鵬の可能性が高まると思います。
2巡目は大学生外野手の萩尾。おそらくここまで残っていると思います。慶應OBの木澤もいるので、パイプも問題なしです。
3巡目は高校生かなと思い、川原をセレクト。昨年は順位決定前のドラフトだったのもあってか、優勝したにもかかわらず上位すべて大社でしたが、今年は決定後なので高校生を入れてくると思います(2015年は2巡目・3巡目が高校生でした)。もし左腕を指名するなら、門別らが候補になるでしょう。
ヤクルトのドラフト戦略は優勝と直結しているようには見えづらいのが面白いところで、特に、上位指名の大社投手の見極めが独特なところがあります。果たして今年はどうなるでしょうか。
●おつかれさまでした!
6球団とはいえ、今回も時間がかかりました。当たる当たらないは結果論ですが、納得のいく予想ができないと楽しくないので、じっくり考えさせていただいた結果です。どのタイミングでどの選手が指名されているのか不明確なので、ウェーバー順で考えるとあれ?という予想になっている箇所もありますが、その場合は代替要員の名前もできる限りは載せています。
この予想を加味した上で、来週水曜日の夜には、1位予想と、上位36人予想のnoteを出します。だいたい、27人当てれば当たっている方だと思いますが、今年はその人数も割り込みそうなので不安です。頑張って、なんとか当てていきたいところです。それではまた来週!
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