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一方的かつ利己的な他人の教えを受け入れ続けることは、利他的になってしまいがち。

利己的に生きることが良いと考える親が、自分の子供に利己的な生き方ができるようにと、よかれと思って利己的考え方を教えると、不自然に利他的な子供が育つ。

なぜならば、「親」という「他人」から、利己的な考え方を子供が受け入れるということは、自分より他人の考えを受け入れる、利他的な状態だからだ。

もし子供を利己的な生き方をするならば、親の言うことを聞かなくて良い、ということが利己的な判断だからだ。

子供が親の言うことを受け入れる時点で、それは自分のためではなく、親のためなのだから、それは利他的判断なのである。

「親の言うことを聞く」子供とは、自分の思いを後回しに「利他的な生き方」で生きている姿に過ぎない。

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