モノゴトの視点を変えるきっかけになった「#THECREATIVEACADEMY」
既に2期が始まっているTHE CREATIVE ACADEMYですが、テテマーチのプロデューサー、プランナー、ディレクター、アドコンサルタント総勢10名で1期の受講をさせてもらいました。
そこでの気づきや学びをここにまとめてみたいと思います。(会社の福利厚生で50%の費用を負担してもらいました。ありがたい。)
先に要約をしておくと、タイトル通りで自社のビジネスの見る視点だったり、クライアントに対する視点、自分の見る世界の視点だったりが変わったと思います。
①”点”ではなく”線”で見ることへの解像度が上がったこと
②「企画」というものの本質を見えるようになったこと
③「企画」の作り方が変わったこと
④どこからモノゴトを見るべきかきづけこと
ちょっと大袈裟ですけど、変化に気づけていることがそもそも今回の学びでもあるので1つ1つ簡単に解説していこうと思います。
①”点”ではなく”線”で見ることへの解像度が上がったこと
よくある話だと思いますが、企業やブランドが伝えたいことの情報量が多かったり、リーチ拡大のためにPR施策やマーケティング施策が”点”になってしまい、一貫性がなく、成果が出ない。という事象。
#THE CREATIVE ACADEMYでは、そんな点での物事の考え方を是正してくれるポイントがいくつかありました。
かなり共通言語では話されていたのは、
「課題を解決するだけが企画ではない」ということ。
課題にフォーカスをすると課題を解決できそうな施策をとりあえず取り入れていく、のような思考になってしまいがちです。
恥ずかしい話、自分も課題を解決してなんぼと思っていたので、「ハッと」させられました。
課題を解決した先に何があるかを見せられていない、もしくは考えられていない施策は”点”でしかないという話です。
その企業やブランドがその課題を解決した先にある可能性が何か?それを描くことこそが「企画」であるということにかなりの納得感がありました。
特に響いたのは博報堂の佐藤夏生さんが言っていた「課題解決ではなく、可能性創造を通じて、クライアントの経営強度を高めていく。」
課題解決のみではイノベーションは起こせないので、その先の可能性を創造して今の施策やこれからの施策を考えていくことが本質であると気づくことができました。この講義を受けてからはこれが何に繋がる・・?を常に意識することができています。
②「企画」というものの本質を見えるようになったこと
ちょっと抽象的ではあるのですが、GOの三浦さんが言っていた「本質への辿り着き方(自分・社会・未来との関係)」の話です。
そのアイデアは自分にとって、社会にとって、未来にとってどんな関係があるかを深堀っていくことで本質が見えてくるようになります。
自分=そのブランドやプロダクトを自分にとってどんな存在か?
社会=それが周りにとってどんな存在に昇華していくのか?
未来=そしてどんな存在になるべきなのか?
意外とターゲットのインサイトを分析して、その人が好むことなどを仕掛けるケースが多い気がします。
それがその先にどんな解釈をされるかまで見るのが「企画」に辿り着くまでのアイデアの考え方です。
③「企画」の作り方が変わったこと
企画の作り方というか、企画を作る上でスタンスが変わったという表現が正しいかもしれないです。
ここではCHOCOLATEの栗林さんが言っていたことを紹介します。
「その仕事に関わった人みんなが前に進める仕事は、いい仕事だと思います。ブランド、クリエイター、メディア、タレント、顧客、、、それが結果として世の中を前に進めるんだと信じています。」
「うわぁ・・・・。そうだわ・・・・・。」って胸が熱くなったのを今でも覚えています。それと同時にプロデューサーとしてプランナーとしてそういう仕事を生み出せているかと考えた際に一丁前に悔しくなりました。
そこからは、自分たち含め、どれだけ前に進める(=楽しめる、やりがいになるなど)かを考えるようにしています。
④どこからモノゴトを見るべきか気付けたこと
ここはもっとも印象深いかもしれません。
HOTEL SHE,の龍崎さんが言っていた「箱の外で考える。箱の外から学ぶ。外から箱の境界線を溶かす。」ということ。
自分たちの業界をどう捉え、どう定義していくか?という視点はかなり共感しました。
僕たちもSNSマーケティングの業界にいますが、その箱の中で見るとSNSを支援するただの会社にしか過ぎません。ただ、僕らが提供するのは、SNSマーケティングの支援だけではなく、良いモノや良いコトをSNSを通じて、それを求めている生活者と企業やブランドを繋ぐことです。いわばブランドコミュニケーションをデザインしていくことを提供しています。
そこの主戦場がSNSというプラットフォームなだけです。
ここを見失うと僕らがなんのために、誰のために仕事をしているか見えなくなっていきます。とても大事なことでした。
まとめ
これ以外にも本当に学ぶことが多かった#THECREATIVEACADEMYです。
第2期も名だたるメンツなので楽しみですね。
テテマーチメンバーも一部参加しております。
総じて言えることが、この業界で活躍するためには、積極的にいろんな価値観を取り入れ、自分なりの解釈を深堀り、最終的にオリジナルな価値観を描くことだと思います。
それぞれの講師が言っていることの表現は違えど、共通項が多いこともそれを証明していると思います。
自分も近いうちにこのような講師ができるくらいのスキルと知見、実績をつけて、価値観を届けられるような存在になりたいと思える機会でした。
さらには、テテマーチをもっとクライアントやマーケットの可能性を広げることができるようにしていきたいと思います。
おわり。
テテマーチ プランナー 三島悠太
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