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【旅行記】ニューオーリンズで2泊3日・牡蠣食い倒れの旅

アメリカ合衆国ルイジアナ州最大の都市であるニューオーリンズ
ジャズの発祥地として有名で、新鮮な生牡蠣が安く食べられる人気の観光地となっています。

今回は新鮮で美味しい牡蠣をお腹いっぱい食べることを夢見て2泊3日の牡蠣食い倒れ旅行に行ったので、オススメのお店やスポットを紹介します。

ちなみに、お腹は割と丈夫な私と、少しでも賞味期限が過ぎるとすぐにお腹を壊す主人のふたり旅行でしたが、ふたりとも牡蠣には当たらず無事生還しました!


▷観光時の移動手段について

ニューオーリンズ観光の中心地であるフレンチクォーターはあまり大きくなく、お店や主要観光地は徒歩でまわれます!
後ほど紹介するプランテーションや博物館にも足を伸ばしたい場合はレンタカーなど車での移動が便利です。

▷1日目

まずはJackson Squareでまるでディズニーな世界観を感じよう

ニューオーリンズに着いて最初に目に飛び込んでくるのが、このお城のような教会、セントルイス大聖堂です。
ガイドブックなどで必ず出てくる「THE ニューオーリンズ」の景色。
お城みたいで可愛くないですか…?

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ディズニーのモデルになったという噂も

ニューオーリンズの名物ガンボで腹ごしらえ

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蟹の爪入りです

蒸気船のチケットをあらかじめとっており、乗船まで少し時間があったので名物ガンボのレストランへ。
ガンボは「オクラ」という意味で、名の通りオクラを使ってとろみをつけたスープです。味はというと、意外と癖がなく、それでいて魚介をたっぷり使った旨味が効いていて美味しい!

歴史ある蒸気船でジャズ生演奏を聴きながら優雅なクルーズ旅行を

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今回のメインイベントの1つ、蒸気船「ナッチェス(Natchez)」でのジャズ生演奏付きリバークルーズ。
「お高いんでしょう…?」と思っていましたが、食事なしであれば夜のジャズクルーズ大人ひとり39ドルと、意外とリーズナブルです。

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正面の小部屋にてジャズの生演奏をしています

デッキで夜風を浴びながらお酒を嗜むのも粋ですが、訪問時は1月と冬の真っ只中で寒く、夜景をしばらく楽しんだ後は室内に入りました。

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船内のバーでオリジナルカクテルを注文しました

船内のバーは予約をしておけば食事利用がなくても利用することができます。ジャズ演奏をBGMに真っ赤なカクテルを楽しむ贅沢な時間。

せっかくなのでと気合いを入れてワンピースを着て行きましたが、特にドレスコードはなくカジュアルに楽しむこともできます。

下船後はすっかり暗くなり煌めき始めた街並みを見渡します。
ライトアップしたナッチェス号も美しい。

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闇の中、ゆらゆらと水面に浮かぶ光を見てうっとり

待ちに待ったオイスターバーへGO!

さて、ようやく1つ目のオイスターにありつきます。
ニューオーリンズ最大のメインストリートであるバーボンストリートにお店を構えるLe Bayou Restaurant
ルイジアナ産のフレッシュな生牡蠣は6個で10ドル、大きさとしてはやや小粒。生牡蠣よりパルメザンチーズを乗せてグリルした焼き牡蠣が美味でお代わりしたいほどでした。

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チーズ乗せの焼き牡蠣と生牡蠣を注文!

食事をしていると店の前が騒がしくなり、何事かと見ると太鼓隊の人たちが。演奏に合わせて踊り出す人たちも多数いて、賑やかです。

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▷2日目

口コミで圧倒的人気のオイスターバー《Acme Oyster House》

2日目もオイスターから始まります。
誰の旅行記を見ても必ずと言っていいほど紹介されているこのお店。
お昼前にふらっと行くとほぼ満員でしたが幸運にも入ることができました。

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「ウェイトレスは“ときどき”います」という看板がアメリカらしい
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すっかりお気に入りのグリル牡蠣

店内を照らす赤い電飾が印象的。終始賑やかで、ゆっくり食事を味わうというよりは、牡蠣をつまみにみんなでわいわいガヤガヤ楽しむのに向いていると感じました。

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生牡蠣の粒も大きめです

そのまま隣の店へはしご牡蠣!店内も牡蠣も1番の美しさ《Bourbon House》【1番おすすめ!】

まだまだ牡蠣欲は収まらずハシゴします。

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この看板が目印です

もし、おすすめのお店を1つだけ選ぶなら、圧倒的にこちら。
「牡蠣の衛生面が気になるけど、でもやっぱり食べたい」という方に特におすすめしたい。

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つやつやで砂利ひとつない美しさ!

牡蠣の美しさはここがダントツでした。やや粒は小さめですが、旨味がしっかり凝縮されたミルキーな味わいです。

綺麗なお店だと不思議と何を注文しても大丈夫なのでは、という気持ちになり、メニューで気になったワニも注文してみました。

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ワニ!ごつごつしています

正直な感想としては、ワニそのものの味はあまりよく分からず、、、
というのも一緒についてきたブルーチーズが強烈で臭みが相殺されており、感覚としてはちょっと硬い手羽先を食べているような感じ。

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広くて清潔な店内!

ホテルに戻って小休憩

ホテルはベストウェスタン プラス フレンチ クォーター コートヤード ホテル。ベストウェスタンの系列ホテルは比較的お安めなのにハズレがなく、アメリカ旅行ではかなり重宝しました。

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リゾート感があります

ベストウェスタン系列のおすすめホテルについてはまたいつかまとめて書きたい。

夕飯はもちろん牡蠣!1粒1粒が大きすぎる《DESIRE》

さて、この日3軒目の牡蠣。
みてください、このぷりぷりの大粒牡蠣!!

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ニューオーリンズで1番大きい牡蠣に出会った

このDESIREというお店は、下調べ中に見つけて事前に予約していました。
このどでか牡蠣を目にして「私はこのために来たんだ!」と気分が上がりました。

生牡蠣って何個でも食べられる…!!

店内ではアメフトのライブをみんなで観戦していて、カジュアルな雰囲気。常連さんも多そう。
お店の人がおまけでミニサイズのガンボを出してくれたりと温かさを感じる場所でした。

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なお、予約は下記のOpen Tableからネット予約。
>>予約サイトOpen Table(英語)<<

▷3日目

ニューオーリンズの朝食はここで決まり!《CAFE BEIGNET》

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揚げたてドーナツに粉砂糖がたっぷり

さて、ニューオーリンズには牡蠣、ガンボにつづきまだ名物があります。
揚げドーナツにたっぷり粉砂糖をかけた「ベニエ」です。

粉雪のように繊細な粉砂糖がプレーンな揚げドーナツによく合います。

有名店は2つありCafe Du Monde(カフェ・ドゥ・モンド)とCafe Beignet(カフェ・ベニエ)。
どちらも食べましたが味にそこまで大差はありませんでした(笑)
私の場合はタイミングによるかもしれませんが、Cafe Beignetでは温かいベニエが出てきて、よりふわふわに感じました。

Musical Legends Parkでジャズ生演奏に聞き惚れる

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さて、先ほど紹介したベニエですが、おすすめ店舗を挙げるとすればMusical Legends Park内にあるCafe BeignetのBourbon Street店です。

理由は下の写真の通り、ジャズ生演奏を聴きながらベニエを頬張ることができるから。
混雑もしておらず、穴場でした。

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美しい教会St.Louis Cathedralを見学

さて、最初に行ったディズニーのような外観のSt.Louis Cathedral(セント・ルイス大聖堂)ですが、実は中に入ることもできます。

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半円状の高い天井に描き込まれた天井画が美しく、荘厳な印象を放っています。
予約不要、無料で入ることができますが、催し等のために閉館している時間もあるため、事前にホームページで確認することをおすすめします。

ランチには人気店のシーフード料理《Oceana Grill》

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エビがたっぷり入ったオムレツ

ホテルの朝食をお腹いっぱい食べてしまったため、昼食は軽めに。
卵をたっぷり使ったオムレツに惜しげも無く投入されたエビ。スコーンとポテトもついて思ったよりボリューミィでしたが、美味しくいただきました。

ごちそうさまでした!

▷もっと時間がある人は、、、

プランテーション見学

ニューオーリンズ から車で1時間ほど離れたところに、かつて奴隷を労働力に営んでいた大規模農園、「プランテーション」があります。
特に有名なのはオークアレイプランテーションで、美しいオークの並木や当時の趣きを残す邸宅を見に、多くの観光客が訪れます。

国立第二次世界大戦博物館

第二次世界大戦の歴史に触れることができるミュージアム。
展示物や映像作品で当時の様子を再現しています。

▷ニューオーリンズの治安面について

ニューオーリンズは「治安の悪い街」としてよくランクインしているのを見ており少し不安でしたが、幸いトラブルには巻き込まれず旅を終えることができました。
ただ、ハリケーンの被害に遭って生活に苦しんでいる方々がいるというのも事実ですし、銃撃事件があったのも記憶に新しいかと思います。
以下は私の気づいた点と訪問時に注意していただきたいところです。

・警察が常駐している
中心地のフレンチ・クォーターではそこら中にパトカーが何台も止まり常駐していました。最初は事件があったのかとびっくりしたほど。
見回りをしてくれて安心とも言えますが、他では見ない印象的な光景でした。

・「その靴いいね」と話しかけてくる人が多い
道を歩いていて、人生でかつてないほど靴を褒められました(笑)特に新品でもブランド物でもないスニーカーです。
少し不思議に思って色々と調べてみたところ、そこから話をしている間にスリをするケースが多いそうです。
対策としては、無視をして足早に通り過ぎること。
しつこく粘着されることはありませんでした。

・大通りを歩く
いつでもどこでも当てはまることですが、ニューオーリンズも1本細道に入ると人の気配が消え、あまり身なりの良くない人がふらっと近づいてくることがありました。夜間は特に要注意なので、なるべく大通りを選び、どうしても細い道を通るときは足早に通り過ぎることが大切です。


最後までご覧いただきありがとうございました。

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