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さよならについてのぼやき

大変ご無沙汰しています、みさとです。
はい、note更新するする詐欺常連のみさとです。
本当に久しぶりに帰って参りました。皆さまいかがお過ごしでしょうか?

先日カラオケに友人達と行きました。
(ニューヨークにも結構日本スタイルのカラオケがあります)

私は、古い懐メロが好きで歌うのですが、
先日のカラオケで百恵ちゃんの「さよならの向う側」を、歌いました。

名曲ですよね。
歌った後マイクを床に置きたくなっちゃいますよね。

歌詞であるように百恵ちゃんは、さよならの代わりに感謝を伝えています。

Thank you for your kindness
Thank you for your tenderness
Thank you for your smile
Thank you for your love
Thank you for your everything
さよならのかわりに

ふと思い出しました。
一方、松たか子は「桜の雨、いつか」で

ありがとうって言ったら 永遠にさよならになる
果てしないこの旅で どこかでいつか会おう

と歌っています。

私は最近一つのさよならをしました。
私はその時、それこそ百恵ちゃんの様に「Thank you for everything」と言いたかったのだけれど、どうしても言えなかった。言った途端にとても悲しくなって涙が出るのが分かったし、永遠の別れじゃないし、なんだかドラマチックにしたくなかった。
なんとなく、百恵ちゃんと松たか子の歌詞の一部を思い出しながら、私は松たか子派だなぁ、なんて思っていたり。

で、今きちんと「桜の雨、いつか」の歌詞を見直したら、だいぶシチュエーションが違うお別れでした。死というお別れについてでしたね。

この歌では、永遠の悲しい別れ、それを心が受け止める段階での苦悩みたいなものが見えます。ありがとうと言ったら永遠の別れを受け入れたことになるので、さようならの代わりに「いつかまた会おう」と。

百恵ちゃんの歌は、「後ろ姿見ないでいきます」と歌詞の一部で垣間見える様に、相手は存在していて、そこから立ち去っていく形。
まぁ百恵ちゃん引退のための曲ですから当たり前かと思いますが、卒業という意味が大きい、さよならの歌ですね。

さよならの仕方を考えた時思い出したのが、外国の友人達。
ブラジルやコロンビアの友人達でしたが、彼らはさよならの際にすごく多くの言葉をかけてくれるんです。あなたの幸せを願っているよとか、仕事や健康や恋愛について私のために幸せや成功を願う心のこもった言葉をくれる。一方私は、うまく言葉が出てきた試しがなくて、そういうことを言えたらいいのになと毎回思います。

別れ
さよなら
みんなはどういう考えや方法を持っているんだろう

私なんか、別れは明日また会うくらいの雰囲気であっさりしてる方がいい、なんて思っている人間で。いつかふと思い出した時に、「あの時、またねって言って別れたっきりもう会っていないな」くらいのが理想だったりします。

なんでだろ。

極力、別れを悲しんで欲しくないのかな。ただ私がさよならが下手で、大げさにするのが恥ずかしいだけなのかな。またどこかで会えるよっていつも思っているのかな。
やはりそんな形だと、後々、さよならをきちんとしなかったことを後悔するのだろうか。

あ、でも来たるさよならが見えている場合は、愛している人に愛しているとか感謝とかは絶対伝えたいか。そしてその人の幸せを願う。

実際この前迎えたお別れでは、ありがとうは何故か言えなかったのだけれど、相手のことを思っていること、幸せを願っていることを相手に伝えました。

状況により違うと思うけど、そして何が正解とかもないことだけど、
さよならのかたち、そんなことを色々思っている雨の日曜日です。

脈略もない、タイトル通りのぼやきでした。すみません。笑

みなさまのエピソード、また、さよならの曲など、良ければお聞かせいただけると嬉しいです。

それでは、また。

みさと


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