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私だけの経験値を武器にして。看護師とCAのキャリアを持つ潤さんが夢を追い続ける理由。

経験値。
それは今在る自分を形づくり、支えてくれる、とっておきのお守りです。

嬉しかったことも苦しかったことも、全てを糧にして、一度きりの人生を謳歌したい。
……そう思いませんか?


今回は、看護師・客室乗務員というキャリアを持ちながら、ライターという新たな一歩を踏み出した佐野潤さんにインタビューしました。


経験値を武器に、何事にも恐れず挑戦していく強さ。
一歩踏み出す勇気が欲しいあなたに、ぜひ読んでほしい記事です!


魅力溢れる「ライター」という仕事


ーー看護師からCA(客室乗務員)へと大きなキャリアチェンジに成功されている潤さんですが、ライターを目指そうと思った理由を教えてください。

コロナ禍でCAから営業部に異動になったことが、今後の働き方を考えるきっかけでした。

デスクワークをするのは初めてだったので、身体への負担の少なさに驚きましたね。
看護師もCAも、体力仕事かつ不規則な勤務だったので、規則正しい生活ってこんなにもありがたいことだったんだ、って。


幼少期から憧れていたCAになれてすごく嬉しかったのですが、結局は体が資本なので、生活リズムを壊さない仕事をしたいと考えるようになりました。


主人がすでにフリーランスなので、在宅で好きな時間に仕事している姿を見ており、純粋に会社員以外の働き方にも興味があったんです。


そんなときに、フリーランスのライターという働き方があることを知って。
自分が理想とする生活が叶うのではないかと感じ、ライターを目指そうと思いました。


ーーどのようなところにライターの魅力を感じますか?

自分の時間を、自分でコントロールできるところです。
拘束されることなく、好きなときに好きな場所で働くことができるのは、かなり魅力的ですね。

また看護師やCAに比べると身体的負担が少なく、年齢を重ねても長く続けられるところも嬉しい特徴です。

それでいて、自分の経験を活かして執筆したことを、成果として世の中に残せる。

総じて、ライターは魅力に溢れていると感じます!

経験を、大きな理想に繋げて

ーーライターになった後の理想の姿について、詳しく教えてください!

まずはやはり、「規則正しい生活をすること」。
そして、好きな場所でコーヒーを飲みながら、執筆したいです。

前職は不規則な勤務、かつ場所は拘束されていたので、これは絶対に叶えたい!
「規則正しい生活」って当たり前のことかもしれませんが、私にとってはものすごく尊くて……(笑)

ライターになって、真っ先に実現したい理想はこれです。

また、Webライターの仕事を通じて視野を広げ、人生経験を積んでいけたら嬉しいですね。
新しい出会いが増えていくことも楽しみの一つです。

あとは海外が好きなので、旅行しながら仕事がしたい!
好きなときに好きなだけ海外に行ける生活ができたら、最高です。

ーー「好きなときに好きなだけ海外旅行に行ける生活」素敵です!
ワーキングホリデーのご経験があると伺いましたが、海外に興味を持ったのは何かきっかけがあったのですか?

中学生の頃、国際交流のイベントで韓国へ行き、現地の方の家にホームステイをしたんです。

日本人以外の方と心を通じ合わせられることの喜びを、肌で感じましたね。
異文化に触れることがとても楽しくて。

帰国してからも電話をしたり、文通したりと、本当に温かい家庭の仲間に入れてもらいました。

この経験が海外に興味を持つきっかけだったなぁと、思い出しました!


ーーさまざまな経験が、今の潤さんをつくってきたのですね。

はい、好奇心旺盛なタイプでよかったなと思います!

経験したからこそ膨らむ夢って、たくさんあると感じるんです。
自分の経験・心が動いた出来事を大切にしながら理想を描き、叶えていきたいですね。

夢を叶えるパワーの源

ーー看護師、そして幼少期からの夢であるCAというキャリアを叶えた潤さん。夢を実現してこられたパワーの源は、どんなところにあったのですか?

私は「一度きりの人生を後悔したくない」という気持ちが、人一倍強かったように思います。

というのも、看護師をしていたときに怪我や病気で思うように動けない方をたくさん見てきたんです。

なので、自分自身も突然倒れることがあるかもしれないし、いつまで元気に生きていられるかわからない怖さを肌で感じていました。

前職の環境が「人生を後悔しないように、動けるときに行動しよう」と強く思わせてくれましたね。
振り返ると、これがパワーの源だったかな。

あとは私、率直に言うと、自分に自信がないんです。
転職でCAを目指したときも、正直、自信をつけるためにチャレンジしたというのが本音です。

「自分に自信を持つため」これもパワーの源になっていた気がします。

難しそうなことが目の前にあるとき、挑戦してクリアすることができれば自信が持てると思っているので。

……結局のところ、自信はつかなかったんですけどね!(笑)


ーー自信はつかなかったのですか?

第三者からしたら華々しいキャリアにしか見えないので……意外です。

はい(笑)結局は、自分の問題なんだなって思うんです。


航空業界は綺麗な人ばかりだし、みんな活き活きしている。

想像通りの華々しいお仕事にやりがいを感じていましたが、どこか満たされない感覚もあって……。

夢見ていた世界は、自分が心から望んでいたことではないのかもしれないと思ったんです。


そもそも周りと比較している自分がいて、その時点で自分を大切にできていなかったのかもしれません。

最終的には、自分が自分を信じてあげるしかないんだな、と。
CAという幼少期の夢を叶えてから、一番大切なことに気づけました。

「自分の幸せは、自分にしか決められない」
そう思うので、私自身が心地いいと思える生活にこだわっていきたいですね。

私の経験が、行動のきっかけになることを願って


ーー今後、どのようなジャンルのライティングをしてみたいですか?

前職では人と関わることが多かったので、人間関係やコミュニケーションについてライティングしてみたいです。
今までの経験が活かせる分野なので、私だからこそ書ける記事を書きたい!

自分の経験が、誰かの役に立てば嬉しいですね。


あとは、大好きな犬に関わることについてのライティングにも挑戦したいと思っています。

我が家は保護犬をお迎えしているのですが、いまだに殺処分されている犬が数えきれないほどいるんです。
ペットショップで生き物に値段がついていることにも、以前から疑問を感じていて。

保護犬を迎え入れ一緒に生活していますが、大変なこと以上にたくさんの幸せをワンちゃんからもらっています。

私の知識や経験が、保護犬について知ってもらえるきっかけになったら嬉しいです!



誇りを持って携わってきた職場を離れ、ライターという新たな道を切り拓いた潤さん。

終始笑顔での対応にとどまらず、インタビュアーの筆者まで楽しませてくださいました。
さすが人とのコミュニケーションに長けていらっしゃる……!

潤さん、ありがとうございました。


佐野潤さんのnoteはこちら↓
https://note.com/sanojun0406





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