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【告知】ブースも企画も盛りだくさん。老若男女で楽しめる『みさとっこマーケット』。【秋イベント】

宮城県美里町みさとまちの地域おこし協力隊がお送りする『みさと新報』です。

今回も、美里で9月から10月にかけて4週連続で行われている秋のイベントについてお送りします。いよいよラストを迎えた第4弾は、小牛田駅に程近い駅東地域交流センターで開催される「みさとっこマーケット2022」。

代表を務める小川久美子おがわくみこさんと実行委員の葛西美智子かさいみちこさん(以下敬称略)のお二方に、協力隊の武田と大村でインタビューしてきました。イベントを立ち上げたきっかけやいずれも移住者であるお二方の出会い、そしてもちろんイベントの特徴や見どころについても伺ってきましたので、ぜひお楽しみください。

(代表の小川さん〈左〉と実行委員の葛西さん〈右〉)

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──自己紹介をお願いします。

小川:みさとっこマーケット代表の小川です。出身は(宮城の)斜めの上の方、秋田県です。普段は美里町の地域に携わる仕事をしていまして、いろんな方たちとお話ししてお仕事させていただいています。
葛西:実行委員の葛西と申します。出身はU字工事の地元、関東の片田舎です。普段は、子どもの学びを応援する仕事をしています。よろしくお願いします。

──ありがとうございます。では、まず今回のイベント概要について教えてください。

小川:私たちが主催するみさとっこマーケット2022は、令和4年10月9日(日)に美里町駅東地域交流センターで10時からスタートします。イベントのテーマは、「ゆい」。人と人、人とモノを“むすぶ”、年に一度のミニテーマパークをコンセプトに開催します。

──イベントを立ち上げたきっかけは何ですか。

小川:4年くらい前、隣の涌谷町で行われていた手づくりのマルシェへお客さんとして遊びに行った時に、すごく楽しそうで、自分でやってみようというよりは参加したい(感覚で)。美里町でそういうイベントはないのかなと探しましたが、なくて。ないならつくってしまおうと。そしていろいろ模索しながら、とある講座で葛西さんと知り合いになって、葛西さんが開催する育児サークルに参加させてもらった時に「こういうの(イベント)やりたいんだけど」って声をかけて相談したのが、立ち上げのスタートでした。

(美里在住のデザイナーが制作を手がけたチラシ)

──二人が出会った場所は、美里町だったんですか。

小川:美里町です。まちが主催の、起業する女性向けの情報交換の場で。広報で知って申し込んで、(全体で)20人ぐらい?
葛西:うん。
小川:いろんな職種の方が参加していて。
葛西:参加者は全員美里の方でしたね。
小川:それで出会ったのは、3年前くらいです。

──そこから、みさとっこマーケットとしてひとつになったのはいつ頃ですか。

葛西:2年ぐらい前?
小川:うん。
葛西:まず私が「手伝うよ」って言ったのが2年前ぐらい。
小川:みさとっこマーケットとして動き出したというか、名前がついたのが1年半ぐらい前ですね。
葛西:その後こごた朝市(への出店)がスタートして1年やって、今年2年目の朝市やって、いよいよ本番っていう感じ。

──みさとっこマーケットとしてのイベントは今回が初めてっていうよりかは、その前身という感じで朝市へ出店されていたことが、今回のイベントにも繋がってきたんですね。

葛西:そうですね。

──ちなみに、朝市はどんなきっかけで出店しようと思ったんですか。もともとずっと行われているイベントというか、ずっとあるコミュニティだと思うんですけれども。

小川:もともとは、すぐ単独で(今回のような)イベントをやる予定で準備をスタートしたんですけど、コロナの影響で会場が抑えられなくなり(開催の)見通しが立たないっていうのがあって、どうしようかと悩んだ時期がありました。その時に、朝市へ参加されている方とか、私たちと同じママ世代の方に「朝市って行っても(開始・撤収が)早すぎて若い世代が定着していない」という話を聞いたんです。そこで「マルシェみたくブースを借りるやり方で、いろんなお店を入れることは可能ですか」って、朝市実行委員の会長さんに、直接お話しをさせていただいたんですよ。そうしたら快くご協力いただけて、朝市に参加させてもらえることになりました。

──あれはとても画期的なやり方だと思いました。

葛西:もっと若い出店者が出てほしいとか、もうちょっとゆっくりな時間でやってほしいという話を周りの人から聞いていました。それでもやっぱりなんで出店者が増えないのかを考えた時に、個人で参加することにハードルを感じているのかなという話になって。じゃあ自分たちで何かできないかと、あのスタイルで始まるきっかけになりました。

──たしかに、なかなか個人ですでにあるコミュニティへ入って出店しようかなっていう勇気は湧かないですよね。自分が入れるようなスペースがあれば、そこに参入してみようかなと思えて、始めやすいのかなと思いました。一人でも安心ですし、実際に女性をはじめとする地域の方の出店が増えていましたよね。

葛西:そうですね。みさとっこマーケットがきっかけで、初めて出店するっていう方もいらっしゃったりもして。

──昨年みさとっこさんで初めて出店して、今年は自分たちで出店されている方もいますもんね。

小川:そうですね。

夏休みには地域伝統のこごた朝市にも出店されていました

──それでは、次に今回のイベントの「おすすめポイント」についてお聞きしたいです。特徴やこだわりなど教えてください。

小川:イベントのポイントは、大きく分けて二つあります。今回のみさとっこマーケットの軸に、美里町の事業者さんやお店を皆さんに知っていただきたいという思いがありまして、そういう(町内の)方たちを集めています。美里にゆかりのある作家さんとか、美里で事業をされている方を中心に声をかけて出店していただいていて。特に実店舗を持たない方々も出店していただいているので、なかなか出会えない作品や商品もあります。
 もう一つが、地域の小学生と高校生のボランティアを今回募って、たくさんの人が参加してくれています。子どもたちが(運営側として)参加してできるイベント、そしてお客さんとしても楽しめるイベントを構成していますので、子どもたちの笑顔で楽しく接してくれる姿もポイントかなと。特に高校生の人たちも、ここ2〜3年いろいろできずにいて、何かやりたいという気持ちもあると伺っていたので、自分たちの強みを発揮してもらったり、自分たちの「これからどうしたいか」という目標を持ってもらえればいいなと思います。

──高校生のオリエンテーションには協力隊も参加させてもらいましたが、高校生は何人ぐらい集まったんですか。

小川:全体で44人。SNSを見ていただいている方もいると思いますが、それぞれ分担して、高校生ボランティアのTwitterInstagramをスタートしてもらっていて、いろいろ活動してもらっています。

(ブースや企画が盛りだくさんです)

──美里の子たちが、地元でイベントに携わったり人と関われたりするのは良いなと思いました。それでは最後に、イベントへの意気込みや、ラジオを聴いている皆さんへメッセージなどをお願いします。

葛西:今回のみさとっこマーケット2022では、じつはハロウィンイベントも用意していまして、子どもたちが来るだけで楽しめるイベントにもなっています。「トリックオアトリート ビンゴ」やフォトスポットなど、ぜひ仮装をして遊びに来てもらうと、すごく楽しめるイベントになっているかなと思います。ぜひご家族で、おじいちゃんおばあちゃん、お父さんお母さん、お友達、みんな連れて遊びに来てもらえるとすごく楽しいと思います。

──仮装には、年齢制限などはありませんか(笑)

葛西:年齢制限はありません(笑)。あ、ただしビンゴはプレゼントがあるのですが、小学6年生以下のお子さんが参加できるので、ぜひ親子で参加していただけると良いかなと思います。

──ありがとうございました。

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みさとっこマーケット2022
日時:10月9日(日) 10時〜15時
開催場所:駅東地域交流センター(宮城県遠田郡美里町駅東2丁目17−4)
駐車場:小牛田駅東駐車場(旧町営駐車場)など
 ※駐車場の数には限りがございますので、お近くの方は徒歩でお越しください。
主催:みさとっこマーケット実行委員会
問い合わせ先:090-2985-0729(同委員会)
後援:美里町/大崎タイムス
協力:小牛田農林高等学校/食と森のこども園 美里/美里町地域おこし協力隊



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