【信州素晴移住の記】建具を決め始めると、なんか家作ってます感が出てくる。編

床、壁、天井という地続きの土台が固まって、次に訪れた選択は建具周り。建具とは:http://www.yamanidoor.co.jp/wisdom/wisdom01.htm

建具その1、窓。窓に関してはモノに拘るということはなく、断熱に優れたシャノン製一択。その代わり、配置には拘りを注ぎ込んだと思う。空き地の状態から既にチェックしていた理想的な陽の入り方に呼応する位置に拘って設置。また和室の足元には床付けの覗き窓。リビング階段の途中でふと視線を外に外らせる位置。などなど、頭の中で生活の様相を思い浮かべながら、窓があったらロマンチックな場所に設置するのが良かろうと思う。

その2、扉。我が家は扉がとても少ない。玄関扉・各洋室3枚・和室の襖・トイレと洗面場への2枚。そして階段下を利用した収納の扉。以上。多分普通の広さの家だと、この2-3倍はあるんじゃないかな。

扉の選択はすんなりと。玄関扉は家の雰囲気を壊さないブラウンの木製のものをご提案頂いたので即決。和室の襖は造作(オーダー)で木製に。収納の扉は壁に馴染むよう、白い木目のもの。各洋室と水回りの扉はPanasonicのクラフトレーベルhttps://sumai.panasonic.jp/interior/craftlabel/)理由は単純で、「木材をペンキで塗った感じの真っ黒な扉」で統一したかったから。クラフトレーベルは、元の材を好きな色に塗ることができる種類の扉で、ナチュラルかつ一点物感もあり、大変おすすめ。

その3、階段。踏み板木材もそりゃ憧れたけれど、滑りやすさなんかを注視して標準の合板に。ただ、うちはリビング階段の間取りなので、階段の手すりがリビングから丸見え。家全体の印象に影響する手すりと格子に関しては、all 木材で統一した。プラスチックは嫌いだけれど、必要とあらば選択するのは確かかなと。

そしてこれは最近増設することにしたんだけど、ウッドデッキ
予算上の問題と、手入れが大変そうというものぐさ理由で樹脂になるかなあ…。やはり友人から推されるのは樹脂。そして憧れの人たちが使っているのは木材…。木材の場合は、選ぶ木材によってそのメンテナンスの苦労も随分変わってくるみたい。先日憧れのお姉さまのお宅で見せて頂いた木材ウッドデッキは檜?欅?どちらだったかな。しかしその経年した色合いも素敵だった。対して、うちの実家のウッドデッキは木材だけど、ボロッボロ。手入れしてなかったのもあるだろうけど、ささくれてしまうわ、割れて床が落ちてしまうわで散々。モノと手入れによるんだろうな。わたしゃズボラだからあきらめざるを得ないです。

あと細かいところで言えば、キッチン正面のバーカンテーブル、本棚の材質、水回りの収納棚等々、生活していて目に触れる部分に関しては、all木材(集成材)で統一。基本的に木の気配は強いものの、突然モノクロなポイントがあったり、という微妙なメリハリを醸し出したいが故、極端な選択をこなしながらも統一感は消失しないよう神経を尖らせている。

次回こそ、水回りに触れたい。


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