問いのデザイン -創造的対話のファシリテーション-
私が受講していたRaise Your Flagというファシリテーター 養成講座で重宝されていた本、「問いのデザイン」を読み終えたのでアウトプットタイム!
読書のアウトプットはほぼ初めてでよくわからないから、これから色んな方法を試していく!
1. 内容サクッと
・*創造的対話は「人々の物事に対する認識や他者との関係性における当たり前」を揺さぶり、新たなアイデアを生み出す。これが課題の解決につながる。
*創造的対話:対話を通して新たな意味やアイデアを生み出すコミュニケーション方法のこと
・「問い」は、創造的対話を生み出すための手段。
・問いのデザインには大きく分けて「課題のデザイン」と「プロセスのデザイン」の2つがある。
課題のデザイン:5つの思考法を用いて問題の本質を捉え直し、その中から3つの判断基準をもとに「関係者の衝動が掻き立てられる課題」を特定する
プロセスのデザイン:問いにより、人々の物事に対する認識や他者との関係性を新たに創り出すようなプロセスを構築し、新たな問いを生み出す
2. 学び・気づき
課題をデザインする、つまり「ゴールを疑う」ことの重要性に気づかされた。
ワークショップには必ず解くべき課題(ゴール)があり、その課題解決に向けてワークショップをデザインする。
ファシリテーションを勉強しているおかげで、説明会でもミーティングでもゴールまでの設計は以前よりできるようになった気がする。
今後は、設定されたゴールは本当に達成すべきものなのか、参加者がそのテーマを自分ごととして落とし込めるのか、まで考えられるようになりたい。
3. 即実践
この本を読んで2つ即実践したいことができた。1つはファシリテーターの6つのコアスキルを習得することで、もう1つはワークショップの目標設定の方法を真似すること。
そこで、ファシリテーションをするときによく使用する準備シートには項目を付け足し、振り返りシートを新たに作ってみた。
準備シート:「ねらい (Aim)」としてざっくり設定していた項目を3つのパート(成果目標・プロセス目標・ビジョン)に分けた。こうすることでどの部分が甘かったのか、振り返りにおいてより明確になると思う。
例) クラファン 運営のミーティングにて
成果目標:PR動画の内容を決定する
プロセス目標:メンバーが平等に意見を発言できるようにする
ビジョン:メンバー全員が主体性を持ってプロジェクトに取り組む
振り返りシート:ファシリテーターとしてのコアスキルを実践できたのか、それぞれ3つの目標を達成できたのか、毎回振り返ることができるようなGoogleフォームを作成した。時間があるときは参加者にも記入してもらうとより良さそう!
これからアレンジも加えていきたいが、次回以降はこれをもとにファシリテーションの実践と振り返りを繰り返してスキルアップを目指したい。
4. ひとこと
実践が足りないからか正直ピンとこない内容もあって、全体的に浅い理解しかできてない気がする。私にとっては本と言うより、教科書みたいな存在になったかな。ファシリテーションの実践を繰り返すうえで疑問が出たらその都度読み返すことにしよっと。末永くよろしくです〜!
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