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インターナショナル幼稚園に通ったら英語力が身につく?

今年も小学校で1年生の英語授業を受けもっているが、いわゆるインターナショナル幼稚園出身の子どもたちが年々、少しずつではあるが増えていると実感する。

そういう子たちはたいてい英語の発音が抜群に良い。英語耳を育てるには小さいうちから、と言われるようにやはり毎日通う園で英語オンリーで活動していればそれなりの英語力はつくのだと思う。

ただ、もちろんその「英語力」のレベルは本当に子それぞれ。ものすごく流暢に自分の意見を言える子もいれば、そうでない子もいる。特にスピーキング力は性格の違いも影響しているように思う。
「せんせい、せんせい!」といつも寄ってくるような子は日本語も英語もよくしゃべる。
おとなしい子は英語で質問してもモジモジ。

そして、インターナショナル幼稚園を卒園してから日本語の小学校に入学してくる子たちを見ていると、その英語力を維持すること、向上させることがなかなか簡単ではないと感じている。(そのままインターナショナルスクールのような英語環境の小学校へ入学すれば話は別であるが。)インターナショナル幼稚園ではすべてが英語の環境で過ごしてきたから英語が自然に身についてきた子どもたちも、すべてが日本語の環境に変われば自然に英語は忘れていく。

というわけで、インターナショナル幼稚園に通えばある程度の英語力を身につけることができるが、それはあくまでも幼稚園児レベルの英語力。せっかく高い月謝を払って子どもをインターナショナル幼稚園に通わせたのにそれで終わりにするほどもったいないことはないと思っている。一方で、小学校から英語を始めた子でも、インターナショナル幼稚園に通っていた子より伸びる子もいる。

とりあえず今回はここまで。
また、日々子どもたちを見る中で感じたことや考えたことをまとめてみようと思う。


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