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移住1週間で家を失う

東京から長崎県の離島、壱岐に移住して3週間が経とうとしています。
色々と大変な世の中で、何が起こるかわからないけど、
このカオスな時代に生きられることが素敵だなぁと思う今日この頃。
スティーブジョブスかと思うくらい、2週間同じ服を着続けたお話です。

移住して1週間経ち、部屋がやっと整ったなぁと思っていた頃、
勤務中に突然上司から
「今日からしばらく家に帰らないで」
とお達しありました。

へ?

家に帰れない??

万が一があると仕事へ大きくダメージを与えてしまうため、大丈夫と知りながらも流行りのウイルスの話題になり得る場所へ近づかないように、という対策でした。(冷静な対応をされた方々のおかげで、結果としてその可能性のある方とは全く接することなく過ごすことができました)

新しい部屋に1週間しか住んでないのに、2週間の居候生活の始まりです。笑

手元にあったものは、
携帯、財布と身につけている服と車、
以上。

とりあえずその日はコンビニで下着と歯ブラシを買い、その場にいた先輩の家に居候。翌日タイミングを見て買い出しに抜けさせてもらい、最低限の肌着を2日分と、最低限の化粧品を揃えて仕事に戻りました。その後制服用のジーンズの存在を知りジーンズを1本入手、お世話になってる先輩に寝巻きを1式お借りして、合宿所に一部屋お借りして、完璧な状態になりました。その気になれば、人間これだけで生きていけるらしい。

なんなら途中で勤めている施設が市からの要請で一時休業となり、家なき子が仕事も失う危機もありましたが、結果何も不自由ないどころか、毎日賑やかに過ごさせてもらって楽しかった。

今は施設も再開し、家にも戻って、生活を再開していますが、勤め始めた施設も元々厳しい状況を立て直そうとし始めたもので、余裕がないことは初めから変わらない。身近な方で予定していた職がリアルに白紙撤廃となった方もあり、この先どうなるかなんて誰にもわからないなぁとつくづく思う。

まだまだいろんなことが起こるだろうけど、目の前の生活、仕事、日々の変化に、振り回されずに冷静に対処しつつ、自分から笑い飛ばして、自分から何でも楽しみたいなぁ。

一緒に笑ってくれたみんなに、生活することを助けてくれたみんなに感謝です。

自分らしく生きるために、活用させて頂きます。