ひと夜限りの表現実験場「アナグラサーカス」出演アーティスト発表&北海道内の役者さん募集します
2020年2月14日の夜、北海道下川町という町で催す、一夜限定の表現実験場「アナグラサーカス」。
筆者であるわたしの、手弁当かつ手探りかつ手作りの企画にもかかわらず、この大船にいっしょに乗ってくださるアーティストの方々が決まりました。
みなさまに対して「当たって砕けろ精神」でオファーをしたところ、ほぼ全員ご快諾いただけドキドキしている。
「ふつうってなんだ?!」を五感を使って問う、4組のアーティストの方々をご紹介します。
※「お名前/アナグラサーカスで上演するの作品ジャンル」の表記です。以下敬称略
木村和博/芝居(上演予定時間:18:00〜18:30)
演劇ユニット いきずり主宰/劇作家/演出家
2016年 第7回せんがわ劇場演劇コンクールファイナリスト。第2回かながわかもめ演劇祭短編戯曲賞最終候補選出。
いきづらさに執着しつつ、おどおどしながら戯曲を書いたり、役に立つ立たないという視点から離れて存在そのものを肯定できる空間づくりが好き。
劇団青年団所属/編集者・ライター/編集デザインファーム inquire 所属/soar編集部
アオイヤマダ/ダンス(上演予定時間:18:45〜19:30)
2000年長野県生まれ。幼少からダンスをはじめ2017年 初頭 思想表現に目覚める。
米津玄師『Flamingo」、夏木マリ『Co・ro・na』のmvやラフォーレ原宿、松本PARCOのビジュアル、スイスのバーゼルにて時計ブランドシチズンのパフォーマンスを果たす。
その他様々な映像作品などに出演中。
※アオイヤマダさんとちびもえこさんはお二人で一緒に踊ります
ちびもえこ/ダンス
1995年、軟骨無形成症として秋田県で生まれ、5歳から18歳まで岩手県で育つ。2018年、持ち前のお尻とスーパーO脚を生かして日本初の小人バーレスクダンサーとしてデビュー。
2019年5月、ももいろクローバーZのバックダンサーとして参加。2019年7月、PAKKUN☆NYO(パックンニョ)結成。同年10月には水原希子さん主催のイベント「OK HELLOWEEN PARTY」に出演。
一川華/芝居(上演予定時間:19:45〜20:15)
劇作家・翻訳家。1995年 東京都生まれ。
タンザニア、パキスタンなど異国の地で育つ。シアトリカルユニット HANA’S MELANCHOLYを演出家の大舘実佐子と共に2019年に設立。性差別や人種差別をテーマに作品制作を行う。
2017年、脚本作品《今夜、あなたが眠れるように》が東京学生演劇祭審査員部門大賞を受賞。他にも、TPAM、FINBOROUGH THEATRE(英国)、シビウ国際演劇祭(ルーマニア)など国際的な演劇のプラットフォームに通訳や制作アシスタント、アテンドボランティアとして参加。早稲田大学国際教養学部卒業。
あそう つばさ/落語(上演予定時間:20:30〜21:00)
愛知県名古屋市生まれ。幼少期は母親の買い物の最中に独りで市場の中を歌い躍り歩き、大人たちを笑わせることを日課とする(曲はなぜか草津節)。小学校ではマジック、中学校では漫才、高校ではモノマネに凝る。
大学以降は主に森林とローカルをテーマに生きてきましたが、気づけば本公演に自分の名が。大目に見てやってください。
※それぞれ、どんな作品を予定しているかは、後日のnoteでお知らせします
北海道内在住の役者さんを募集します
アーティストの方々が決まり、作品づくりを一緒に手伝ってくれる方、クリエイションに興味がある方々に対して、町内を中心に声をかけ始めました。
戯曲を書く木村さん、一川さんは、下川町内の方々と一緒に芝居を作ります。
「ふつうって、なんだ?!」という問いを、下川町という一つのコミュニティの中に、ポーンと、投げ込んでみたい。
そう思って、町内の方々に役者として、表現する側として、オファーしてきました。
同時に、観劇をしたり、ダンスをしたり見たりする機会は、どうしても都会に集中します。人が多いので当たり前ですが、だからといって人口の少ない地域に表現が不要かというと、そういうわけでもない。
むしろ、密なコミュニケーションが必要になるからこそ、自分の気持ちを伝えるツールとして、身体表現は有効なのでは、と思うのです。
また、「札幌や東京に行かないと、良質な舞台が観れない」「都会でしかアートは楽しめない」という声も、あったりなかったりしますが、「それって、ほんとうかな」とも思います。
もちろん、作品や上演の量は都会の方が圧倒的に多いです。
でも、それらに触れる機会は、誰かが作り出すことさえできれば都会でなくても得られるはずで。
たとえば北海道内で活動している役者さんや踊り手さんがいたとして、くすぶる思いがあるのなら、その爆発を「アナグラサーカス」にぶつけてほしい、そこから次の未来につながったらうれしいと思います。
ですので、すでに町内の方で何名か協力者さんは決まっていますが、せっかく無類の機会ですので、北海道内在住の役者さんを若干名、募集します。
●御留意いただきたい点
・出演料は今回はお支払いできませんが下川町内での宿泊費、ご自宅から町内までの交通費はこちらで負担します。
・上演は一作品20分から30分を予定しています。
・会場は一軒家をリノベーションした民泊施設です。普通の劇場やブラックボックスではございません。
・当日は、ろうそくか蓄電池を使った電気のみの明るさです。
・木村さんと一川さんの、どちらの作品に出演するかは後日ご連絡いたします。
●募集要項
・2月13日の前日と2月14日の本番を丸一日空けられる方
・北海道在住の役者さん限定。プロ、アマ問いません
・年齢不問 特に10代〜30代の方歓迎します
・性別不問
●名前、年齢、住所、経歴を書いたテキストと、加えて自己紹介(名前、年齢、得意なこと、自分の性格など)と好きな小説の一節を朗読した合計3分から4分くらいの動画の2点を、メール、もしくはTwitterのDMにお送りください。テキストは、ベタ打ちで構いません。
Mail: teftef0928@gmail.com
●応募締切:2020年1月6日(月)
どれくらいの方からお問い合わせいただけるか分かりませんので、早めに募集を締め切るかもしれません。
ドンと、ご応募ください。お待ちしております!
●観劇用チケットについて
本イベントは投げ銭形式です。
そのため、チケット一枚○円、という販売の仕方はしません。
本noteをご購入いただいた方・polcaでご支援くださった方が、観劇申込フォームにご記入可能です。
↓polcaのご支援はこちらから↓
場所のキャパシティ的に人数に限りがございますので、フォームのご記入にご協力お願いいたします。
一つの作品につき、入って30席が最大&立ち見になる可能性もゼロではないので、気になる方はお早目にフォーム入力をお願いします。
なお、下川町在住の方は、個別にわたしからフォームをご連絡します!!
「それでも投げ銭していいよ」という方は、noteをご購入ください(ありがとうございます🙇♀️)。当日、投げ銭箱を設けるので、note購入ではなく、そちらにお気持ちをくださるのもとてもうれしいです。
観劇希望の方用の参加フォームはこちら
※当日ご来場いただく分の客席数は完売しました。オンライン配信を閲覧希望の方のみ、本noteをご購入ください!
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