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自分が思う自分と人から見た自分て、全然違うかもしれないって気づいた日の話。②

前回の記事で、実体験に基づいた、転校生はつらいよっていう感じの話を書かせていただきまして、、

今回は本題に入りたいなと思っています。

前回の記事を読んでいただいた方は何となく察しているかと思いますが、私の性格を言葉にするとしたら、引っ込み思案、内気、大人しいっていうあたりのワードがわりとしっくりくるタイプの人間です。多分。

それを踏まえて以下の内容を読んでいただきたいと思っています。

タイトルの、自分が思う自分と人から見た自分て、全然違うかもしれないって気づいた日というのは、久々に小学校の友達と会って話した日のことです。

その友達とは、私が東京の小学校に転校して2年目に同じクラスになりました。私は小学校5年生の時に転校してきたので、小学校6年生を一緒に過ごしたのがその友達です。仲良くなったきっかけとかはよく覚えていないのですが、気づいたら一番仲の良い子になっていました。

彼女はとても明るくて、誰とでも仲良くなれて、可愛くて、スタイルも良くて、かしこくて、一緒にいるととても楽しくて、、

一方で私は人見知りで、可愛くないし、スタイルは普通だし、トーク力もないし、緊張して人と上手く話せないし、、昔から自分のことが結構〜嫌いでした。

そしてその分、彼女のことが羨ましかったんです。

彼女と私は、中学からは別々の学校へと進みました。が、なんやかんやで20代後半となった今でも交流があり、久々に会って話をしていたわけなんですが…その日、驚くべき事実が発覚します。

話の流れで、自分は大人になって変わったかどうかといった類いの会話をしていたとき、彼女の口からまさかのセリフが飛び出します。

彼女「私は小学校の時、特に自分のことが嫌いで、自信がなくて、たこかに。のことが羨ましかった。」と。

羨ましいと思っている相手から「羨ましい」と言われたその瞬間、なんだか人生の8割程が覆されたかのような感覚でした。

私、大間違いをしながら生きてきたかも…と思いました。


彼女曰く、特に小学生の時、彼女は彼女自身のことが嫌いで、とにかく目立ちたくなくて、、、という思いを抱えていたそうです。

まず、彼女がそんな思いを抱えていたことが驚きでした。そんな風には全く見えませんでした。だって彼女は冒頭に書いたとおり、明るくて可愛くてみんなと仲良くなれてとても魅力的な人間なんですから!

人ってわからないものだなあとつくづく感じました。

そしてそんな彼女は、転校生として途中から○○小学校というコミュニティに入った私が、クラスのいわゆる元気系とも大人しめ系とも仲良くやっている様子をみて、「あの転校生凄いな…」と内心思っていたそうです。

最初に聞いた時は、全然そんなことない!!私はそんな人間じゃない!!と思いました。

でも、彼女の話を聞きながら冷静に小学校時代を振り返ってみると、

彼女が言っていることはあながち間違いではないかもしれない、と思い始めました。

自分自身は、トーク力がないし、相手に気を遣ってばかりで…という思いを抱えていましたが、その分、頑張って相手を楽しませなきゃ、とか、つまらない奴と思われたくない、とかそういう思いが強く、マイナスの原動力ではありますが、それによって一生懸命、相手と関わってきたかもしれない、と思いました。少し無理をしてでもおどけてみせることもありました。

だから、誰かに嫌われたり、敵を作ったりということはなかったのだと思います。

そしてその様子が、側から見ると誰とでも仲良くなれる人、になっていたのだと思います。恐らく。

そしてそれだけでなく、彼女の言葉通り、自分の想像以上に、実際には私は周りの人から好かれていて、仲良くできていたのだと思います、きっと。

彼女は普段から色々な面で正しく、見当違いなことを言うような人間ではないので。

ただ、私は自分に自信がなくて、自分がみんなから好かれるような人間ではないと思い込み、自分を友達と思ってくれている人なんてほとんどいない、と自分で自分の周りに壁を作っていたのではないかと、今更ながら考えました。

彼女の言葉を聞いて、驚きと嬉しさと、自分をもっと認めて生きるべきだった、という後悔と同時に、考えを改めて、もう少し元気に生きていこうという前向きな感情が湧いてきました。

そして、涙が出てきました。

泣きながら、私は昔から自分のことを嫌いながら生きてきたことを話しました。

彼女は驚いていました。「あなたが自分自身のことをそんな風に思っていたとは、全然わからなかった。本当に考え直した方がいい!」と言ってくれました。


だらだらと長く書いてしまいましたが、こんな感じで、自分が考えている自分と、他人から見た自分て、結構違うんじゃないかなと思うのです。

自分のことが嫌いな人って、世の中に結構多いと思うのですが、相手には案外、自分が嫌だと思っている部分が見えてなかったりとか、自分のことが嫌いだからこそ頑張ってきた部分が魅力になっていたりとか、、。

そして、明るく魅力的に見える人も案外自分と同じような悩みを抱えていたりとか、、。人って案外みんな同じようなことで悩んでいるのかもしれません。

いいなあ、あの人みたいになれたらよかったのにって、自信がない人って結構そういうことを考えがちかなと思うのですが(私がそうなので)、案外考えていることは変わらなくて、それどころか、"あの人"はあなたのことを羨ましく思っているかもしれません笑

だからみんなもっと気楽に生きていいと思うのです。

自分が思っている以上に、相手はあなたを認めてくれているからそんなに苦しむ必要無いよって、私と同じようなタイプの方々に言いたいです笑

あとは、将来子どもが生まれたら、そのままのあなたが素晴らしい、生きたいように生きればいい、ということをちゃんと言葉にして、たくさんたくさん言うようにしたいと思います!

こうやって悩みながら生きてきた人間だからこそ、心から大切だと気づけたことはそれなりにある気がします。この学びをちゃんと未来に活かしたいと思います。


①の記事を公開してから物凄く時間がかかってしまいすみませんでした。

①の記事にスキを押してくれた方、本当にありがとうございました。押してくれた方が想像している以上に、私は喜んでいました!

こんなふうにブログを書いたのは27歳にして初めてで、自分の書いた文章に名前も顔も知らぬ誰かがスキを押してくれるというのはこんなにも嬉しいものなのかと思いました。

ありがとうございました。

気楽に、考え過ぎずに、自分が大切にしたいことだけ大切にして、生きていきましょう。

それができない時はできないで、大丈夫です。

そういう時もあります!そういう時の方が多いかもしれません。それでも大丈夫です。

そうやってちゃんと悩んだり、落ち込んだりするところもあなたの魅力です!

あなたの優しさに救われている人が絶対います。

だから自分を責めすぎないで、もうちょっとだけテキトーに、生きていきましょう!





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