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宅配業者を待つ快晴の日。

もう3年目の春。

気づいたら社会人始めて丸2年。

平日の昼下がりでも夜勤明けの私は、真っ青で暖かい陽気の中、引越しかけの日の当たらない家でマットレスを待っている。

せっかく外は雲ひとつない快晴だっていうのに、時間になっても宅配業者さんは来ないから家で待ちぼうけ。

夜勤明けの日は時間があるので、本当はフィルム写真の現像に行こうとか色々計画していたけど、それも断念。

せめて私の家だったらポカポカ陽気がさす部屋で、引越しの準備とかできたのに。

久しぶりに始めた勉強も、夜勤で寝れなかった分も取り返せたかもなあ。

元はと言えばこれから一緒に住む同居人が仕事の休みをとるって言ってたのに、仕事が入ってしまい、私が待ちぼうけすることになってしまった。

引越しかけた部屋を片付けていたが、日の当たらない部屋では何もする気になれなかった。

あーーーーー。
自分のお家に帰りたい。

それか早く業者さんが来て、少しでいいから陽の当たる公園で日向ぼっこさせて欲しい。

だめだ、今日は空想してたら一日終わっちゃうやつだ。

少しでいいからインプットしてこよう。

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