詩 『出会い』
寂しい夜にただ一人
外へ出た
きれいな月ときれいな星たちが
私のことを眺めていた
寂しそうな明かりの中に
強い小さな光
この星空の中で
私の心も
強くて小さな光を放っている
たとえ不安な暗闇の中でも
僅かな明かりが私を照らす
寂しくても
暗がりに行けば
たくさんの小さな光と出会える
強い光の外側で
ゆらゆらと微かな光が揺れている
誰も正体を聞くものはいない
寂しくなったらいつでもここに来ればいい
みんなが待っている
帰る場所はどこにでもある
さよならの先の出会いが
あなたであることを
次の出会いがあなたであることを
強い強い光の中で願っている
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