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おかしなハロウィン@キューバ


お久しぶりです!


今日は、ハロウィンですね〜。


ふと、キューバで過ごした少し変わったハロウィンを思い出したので、書いてみたいと思います∩^ω^∩


仮装グッズが見つからない


キューバは、一応国民の多くがカトリック教徒と言われています。

ですが、ハロウィンというのはあまり広まっていません。


私が留学していた時、友達の友達が家でハロウィンパーティーをすると聞き、友達と一緒に行くことにしました。

その話を聞いたときは、「イェーイ!ハロウィン!」なんて喜んだのですが、いざどんな仮装をしようかな〜と考え始めると、あることに気がつきました。


「あれ?仮装グッズってどこで買うの?」


そもそも物が無い国。

日本では、夏が終わるとハロウィングッズを売り出しますが、

キューバではどこに行ってもハロウィングッズが見当たりません。


友達に聞いてみると、衣装を貸してくれる場所があるから、そこへ行こう!と誘ってくれました。

なるほど!そういう場所があるのね♪


約束した日、友達について行くと、到着したのは郊外にある一軒のお家。

そこに住んでいる女性が、10種類程度の仮装グッズ・衣装を持っていました。


そういうことか!

どれだけハロウィンが浸透していないのかを実感しました。

というより、どれだけ仮装してパーティーをすることが贅沢なことなのか、を知りました。



恥ずかしい!みんなが僕を見ている!!


ハロウィン当日、二人で衣装を着て、スカルのメイクを白いペンキとマジックペンやアイラインを使ってペイント(笑)

ハロウィンの季節でも、まだまだ暑いキューバ。だんだんメイクは落ちてきますw

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よし、パーティーへ行こう!

と、友達の家を出ようとすると、

友達が中々外に出ようとしません。


「え?何してるの?」

と聞くと

「は、恥ずかしーい!!!」

「近所の人がみんな見てる!」


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いや、真っ暗だし、誰も外歩いてないじゃんw


パーティー会場のお家までバスやタクシーに乗るわけでもない、歩いて行くだけだし

ここ田舎だから、ほとんど人ともすれ違わないでしょw


それでも「ひゃ〜!」と叫び続ける友達。


無理矢理連れ出し、ようやく外へ。

パーティーに行くと、意外とみんなしっかり仮装をしていてびっくり!


でも、一番面白かったのは、トイレットペーパーを体にグルグル巻きにしてきた男の子(笑)

一番簡単で安上がりかもしれないけど、トイレットペーパーはキューバではかなり貴重なモノ。

それに、暑くて汗ですぐに破れてしまいました(笑)



恐怖のハロウィン

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帰りも街灯の少ない真っ暗な道を帰っていくのですが

その途中、ココナッツの殻が道路を転がっているのを見つけました。

何これ?と足でコロコロいじっていると

友達が「ダメだよ!!!!これはサンテリアの儀式のものだよ!触ったら呪われるよ!」


「えええええ((((;゚Д゚))))」))!?!?」


サンテリアとは、アフリカ系の宗教のこと。
それぞれの守護神によって貢物なども違い、キューバでは道路の角に鶏が転がっているのを見かけることもしばしば。※サンテリアが危ない宗教というわけではありません。

サンテリアに詳しくない私は、その時の周りの暗さや、友達の真剣なトーンに驚き、怖くなり、完全に彼の言っていることを信じていました。

「どうしたらいいの!?ねえ、どうしたらいいの〜.°(ಗдಗ。)°.」

と尋ねると

「足に人のおしっこかけないといけないんだよ…」

と、まさかの返事が。

でも、本気で怖がっていた私は、そんなのどうでも良くて

「ええわ!かけて!洗えばいいんだから!!」

と、即答w


すると今後は、背後から突然野良犬数匹がやってきて「ワンワンワン!!!!」と吠え出す始末。


さらにびびって、

「わあああああああ〜〜〜〜!!」

と全力で走り出す私(笑)


横で友達は大笑い。


何笑ってんのこいつ!?


と、思ったら


結局、呪いの話もおしっこの話も全て作り話(笑)


ハロウィンって、イケナイ( ̄▽ ̄;)


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こんな感じの立派な衣装を貸してくれました♡ 太りすぎてお腹が出てるのは目を瞑ってくださいなw


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