Listening for Action vol.4: 体は壊れたとしても、人としての私は壊れない!!
京都では、桜がひとまず主役を終えました。
はかなげな一重の桜から、ぽってりとした可愛さを持つ八重の桜へ。そして待っていました・・とばかりにハナミズキが存在を主張し始めている。
壁を伝って広がるジャスミンも、甘い香りを漂わせて自分のチャンス到来といった感じで白い花を開かせている。
季節の移り変わりを感じながら、心地よくサイクリングしてきたがんリハ1年生のミサです。
気持ちいい〜!!
去年の夏にTOKY2020でパラサイクリング の選手村のクリニックで選手や各国関係者と出会い、彼らの語る魅力に近づきたいい・・・と思いロードバイクを購入しました。10年以上もママチャリさえも乗っていなかった。このブランクは大きい。車が怖いし、突発的な動きをするおばちゃんたちはもっと怖い。
自転車と一体化してない。常に考えて乗っているそんなレベルです。
おっかなびっくりなサイクリングでも、風を感じることは気持ちいい。木々の下を走り抜けながら、あと何回この移り変わりの季節を味わえるのだろう・・・。
まだまだしたいことがある。
見てみたい景色もある。体験してみたいこともある。
人は、どこまでも諦めがつかず、生き続けて挑戦し続けたいと思うのかもしれない。
今日のTED Talk
ジャニン・シェパードさんは、オーストラリアチームのクロスカントリースキーヤーだった時に、オリンピックを目指した練習中に交通事故に遭い、命も失いかけるほどの大怪我を負った。
事故から半年後、歩行障害のため車椅子に乗って退院することになった。
自身に”マシン”とニックネームをつけるほど強靭な身体を持ったジャニンさんも、脊髄損傷を負った人の多くが陥るように、落胆し”Why me ?"と問う日々を送られていました。しかし、それで腐ってしまうようなジャニンさんではなかったのです。
きっと影では血を見るようなトレーニングが展開されていたのでは・・と思うのですが、努力を淡々と語り、お母さんとの絶妙なやりとりにクスッと微笑みたくなります。熱いアスリート魂を随所に混ぜ込みながら、人生というのはチャンスに満ち溢れていて、自分でそれを作りあげそして掴み取ろうとすればどんなふうにでも展開すると語りかけてこられます。
そして、見た目や体だけがその人ではなく、究極の自分を自分で作り上げ人間性の炎を絶やさないことが大切だと話されています。
私の知りたいこと・好奇心
自分の人生を創造性を持って生きるとはどう言うこと?
Why me?と泣きたくなる時、どうやって切り替える?
身体とその人自身は別物?
Key Words
人生・オリンピック・最悪な気分・ブルーマウンテン・なんで私なの?・深くて豊かで純粋な絆・当たり前・どん底・歩けないなら飛べばいい・身体的な制約・手放す・私であることに変わりはない・無数のストローで繋がる・心の声を受け入れる
要点・感想
冒頭の一言にまずやられる。
"Why me?" から "Why not me?" へ。問題を抱えているのは自分だけではなく、人生には問題がつきもので、痛みも誰にでもある。選択は自分次第。戦い続けるのも諦めるのも自分次第。
どん底は最高のスタートライン。”何をすればいいかわからない”という不確かな状態は、決められた道を進まなくていいということ。なんて自由なんだろう!!そして、そのことは人生の無限の可能性を探るチャンスだった。
”歩けないなら、飛ぼう!!” わぉ・・・・!!まるで、”パンがないならケーキを食べればいいじゃない”・・・的な発想。
とにかく行動!!やってみると案外いけることが多いのかも。やってみて課題をあぶり出し、一つずつクリアしていく。
お母さんの人柄に惚れ惚れ・・・。
老子の一言がしみる。
My Action
五感をフル動員させて生きよう!!
そして、その時を一生懸命生きよう!!
心細くなった時、心が折れそうなときは、ストローを握りしめて高く掲げてみるといいのかもしれない・・・。
自分の人生は、自分で作り出す。執着しない。
「なんで私やねん?」(Why me?) と言いたくなったら、「ほな、どうするん?」(Why not me?)ってとりあえず言い換えてみよう。
とても聞きやすくシンプルな英語で構成されている。
だけど、聴くものの心を揺さぶる。その時の広大な情景が目に浮かびユーカリの香りさえ届く。
ゴテゴテ飾らず、素直に表現してみよう。
このTalkをジャニンさんになり切って話せるように練習してみよう。
苦手なことも、投げ出したくなるようなこともいっぱいあるけれど、自分の人生だから、自分で選択して、作り上げていこう!!とにかく前に進めよう!!
今日はこの辺で。
素敵な1日を!!
Have a Nice Day!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?