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香川・琴平のこんぴらさん!

 先日、香川・琴平を訪れました。

狛犬を背に寿ぐ、琴平駅の駅舎。

 「こんぴらさん」で有名な琴平ですが、私はくるりの手がけた楽曲『コトコトことでん』が真っ先に思い浮かび、「愛らしい列車の走るまち」というイメージを抱いていました。

電車が停車していなかったので対岸の景色を

 さて、その「こんぴら」さん。百人一首でもお馴染みの、こちら。

「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ」

崇徳上皇

 崇徳上皇ゆかりの地でもあります。崇徳上皇といえば、大河ドラマ『平清盛』では井浦新さんが演じられていて、強いインパクトがありました。(井浦さん、現在放送中の『光る君へ』では、兼家の長男・道隆役として出演されていますよね。)

 歌の背景や大意は小倉山荘のHPを。

 私は、百人一首を題材にした人気マンガ『ちはやふる』のファン。劇中で「物語の鍵」にもなっている、この歌の作者(崇徳上皇)が祀られていると知り「ぜひとも訪れたい!」とインドア派ながら意気込んでいたのでした。

 しかしその気持ちが折れるまでに、そう長くはかかりませんでした。そうです、こんぴらさんといえば、階段!!今まで、だましだまし生きてきたものの険しい石段を前にしては、自分を誤魔化すこともできません。私は階段を登ることが、とても苦手だったのです!そのあたりの出来事は、夫の記事で詳述されています。

 記事の通り、泣く泣く下山はタクシーを。

フォトスポットでの一枚。讃岐富士を背に、思わずにっこり。
讃岐富士を背に、達成感に包まれる執筆者


 780段強の石段をのぼりましたが、崇徳上皇が祀られている白峰神社はそのさらに奥!体力と相談して、その先は「われても末に」参りたいとしたのでした。

 栄養補給の「こんぴらうどん」!!

こんぴらうどんと、私。温玉の乗ったあたたかい、おうどん。
本当は早く食べたいと思っている


 しみわたる〜おいしいうどん!

 自分(の体力)と向き合う、琴平の旅でした。

藤川 みさこ(ふじかわ・みさこ)
松竹芸能所属。大阪市生まれ。社会教育士を目指して再勉強中。これまで「ザ・シンフォニーホール」館内ナレーションなどを担当。音楽とアニメ、船、ラジオが大好き。

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