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私は私の生き方で。そう思えばもっと気楽に生きられる気がする。

昔から人付き合いが苦手だった。

父に似て人見知りな性格で、みんなより1歩後ろに下がって全体を客観的に見る子だった。

でも母は違った。

昔から明るくて、初対面の人でも全然話せる。
きっとあの人の頭の辞書には「人見知り」って言葉がないんだろうな。
だからいつからか、母が羨ましかった。

母みたいな性格になるために、中学に入って少しずつ、自分なりに性格を変えていった。
授業中もうるさくない程度に発言して笑いをとって、同じグループの中でも頑張って話すようになった。
そのおかげで、留学して出会った日本人からの第一印象は『人見知りしない人』だった。
それを言われた時は、純粋に嬉しかった。
自分の4年間の努力が報われた気がした。

けどやっぱり根は『人付き合いが苦手』だった。現実はそう甘くはないんだな。そう思った。

自分以外(家族も例外ではなく)は基本、何を考えているか分からない。いや、きっと分かろうとするのが良くないんだろう。
まぁそこは置いといて。

私は、人の言葉とか態度を深読みして、『自分が悪いんじゃないか』って、すぐに自己嫌悪に陥ってしまう。あと、自分の興味のない話の時はあからさまに笑えていない。
そんなんだから、ふと、全部辞めたくなるときがある。全てをシャットダウンして、自分の殻に閉じこもりたくなる。(いや閉じこもってる)
そこでめちゃくちゃ考える。そして悩む。
考えて考えて、悩んで悩んで。時に泣いて。
そしたらいつも結局同じ答えに辿り着く。

え、私は私の好きなように生きていいんじゃね?

日本人は人に合わせようとする。私もその1人。なんなら、日本人の中でも人に対して敏感な性格
合わせなきゃ、なんて思わなくていい。
合わせたいなら、合わせればいいし、
合わせたくない、合わないなら、無理に合わせようなんて思わなくていい。
だって、私の人生は私にしか創れないから。

私は私。
そう思えばもっと気楽に生きられる気がする。

映画とかで出てきそうなほど綺麗なアボカド

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