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自分で自分を幸せにする

はじめに


私自身、人生が変わった大きな要因は、この自分を自分で幸せにしてあげることができるようになったからと言ってもいいかも。
自分を自分で幸せにしてあげる
自分で自分の機嫌を取る
とかそんなこと当たり前だと感じる人は多いかもしれないけど、
29年間自己否定の渦の中に居て
自分のことが嫌い、鏡を見ることも写真を撮り、
その写真を見返すことも嫌いだった
自己肯定感の低さが非常に低かった過去を振り返ると
その時は、自分を自分で幸せにするなんて考えたこともなかった。

ただ、私は不幸な人間で、一生このままなんだと
変わらない現実を他の環境、人間のせいにして生きてきた。

自分を自分で幸せにする。

なぜ私が変わったのか
振り返ると、自分を思いやるという気持ちが大きく影響していたと思うの。


社会の変化


ひと昔前は、自己肯定感という言葉すら聞こえてこなかったのに
今では自己肯定感という言葉の本や動画が沢山並べられている時代

自分に厳しく→自分を思いやり自分らしく生きる

というありのままの自分で生きた方が幸せ
という考え方にシフトしてきている。

努力はしんどいもの→好きなことやっていたら努力とは感じない
とか

自分に厳しくすることは、今はもう昔の考え方
自分への優しさが成功に結び付くっていう
いろんなな研究結果まで出ているほど。

そう思うと、考え方捉え方によっては
もっと生きやすい環境が出来上がってくるんじゃないかな
その環境を自分で整えてあげることが大切になってくる。

セルフコンパッションとは?


セルフコンパッションは
「自分への思いやり優しさ」
ありのままの自分を受入れ、許し、慈しむこと。

このセルフコンパッションを提唱したのは
アメリカの心理学者クリスティン・ネフ博士

誰かを思いやることも大切だけど、
その前に自分自身へ思いやりを向けてあげる
ことが必要ということを明らかにした人

こんな悩みを持っているかたへ


・自己否定、批判をしている
・誰かを優先しすぎていつも自分を犠牲にしてしまう
・自己肯定感が低い
・生きづらい
・ネガティブなことばかりを考えてしまう
・自分に厳しすぎる 

理想はあるけど、自分ができっこないとか
過去失敗してきたし、またどうせ無理
って過去の経験から自分の可能性を信じられない人も
セルフコンパッションを高めてあげると効果的
(まさに、私がこれだったから)

セルフコンパッションの3つの要素


セルフコンパッションは3つの要素から成り立っている

〇自分への優しさ思いやり
〇人間の共通性
〇マインドフルネス

セルフコンパッションを高めるには、この3つの要素を高める必要がある

自分への優しさ思いやり


Q:親しい友人が仕事でミスをして落ち込んでいるときあなたならなんて声をかける?

「誰にも間違いはあるよ」「私も同じようなミスしたことある」

とか優しい言葉をかけてあげるんじゃないかな

Q:じゃあ、自分がミスをしたら自分になんて声をかけてる?

「なにやってんの」「なんでこうなの」「やっぱり私って駄目」

なんて言ってない?
なんでか自分のことになると厳しくなる人が多い

あとは、自分を犠牲にしてしまうことも多かったりする

「自分が我慢すればいいや」
「言うのも面倒だから自分でやっちゃお」とか。

自分が本当に思っていることを無視して
感情を押さえつけて自分がやればいい、我慢すればいいと思っている

そういう時に大切なのが「自分への思いやり」

なかなか自分の欠点を好きになったりすることや
肯定することって難しいけど
完璧な人間なんてこの世に存在しなくて
凸凹だからこそ一緒に居て、支え合うことができるのが人間

完璧のつるつるだったら誰とも繋がれないし、近寄りづらくない?

しかも、自分のことを否定したり批判したところで
それが直るかって言ったらそうじゃない

むしろ自分でストレスを生み出し悪循環に陥ってしまう

だったら、自分の嫌いなところは
「そういうところもあるよね」
って受け止めてあげて自分の好きなところを見つけて伸ばしてあげる

そうした方が、目標の達成率も上がって
ストレスは減るっていう効率的かつ生産的な考え方になる


人間の共通性


SNSで見るきらきらした「成功」している人。
「いいな~」「こんなふうになりたい」「なんで私はこうなの」

とみるだけで他者と比較してしまう比較グセ
でも、もしかしたら今成功している人も
影ではとんでもない努力をして悪い出来事も沢山乗り越えてきたのかも

この人間の共通性は自分が経験する出来事、感情は、
形や環境は違えど自分以外の誰かも同じような経験をしていて
自分だけではないという意識のこと

思い出すのがしんどい出来事や恥ずかしい過去
でもそれは自分一人だけが抱えているわけじゃない
他の誰かもそういう過去の1つや2つあるよね

この人間の共通性をわかっていないと
必要以上に自分を責めたり、孤独感を感じる

これまた負のループに陥ってしまうこともある
「自分だけが不運なんだ」なんて思ったり

だから私はしんどいとか、辛いときは
「私だけじゃないよね」「一人じゃない」
って声をかけてあげるようにしてる

誰かと一緒に生きることは、完璧じゃないからできること

失敗なんて誰でもあるし、むしろ失敗してこそ
自己成長を感じられるしその経験がいずれ
大きな成功の要因になったりもする


マインドフルネス


マインドフルネスはよく聞いたことがあるかもしれない
・今ここを感じる
・物事や感情を冷静に俯瞰してみる
・安定した感情を保つ
・感情のコントロール

例えば、怒りという感情が出てきたとき
マインドフルネスな状態になる事で
・感情に任せた言葉や行動をとるか
・落ち着いて自分はどうしたいのか
選択する余地を与えてあげることができる

職場で怒られたとき、家に帰ってもそのことが頭から離れない
その感情を落ち着いて観察してみることで
本当は自分はどうしたかったのか
どうすればよかったのかを内観して受け入れてあげることで
ずるずる引きずらない

自分にとって優しい言葉かけとマインドフルネスで
自分の得たい未来の正しい行動ができるようになる

マインドフルネスも、効率的で生産性が高まる考え方の1つ

私も気にしすぎる性格で3日くらい引きずることが日常茶飯事だったけど
マインドフルネスを使うことで、3日が3分くらいになった。

 

セルフコンパッションの誤解


ここで優しすぎると
・甘やかしになるんじゃないか
・だらだらしてまいそう

とか思っちゃう人もいるかもしれないけど実はその逆だったりする

例えば、ダイエットを頑張っているとき
自分に厳しくするよりも優しい言葉をかけてあげた方が成功率って上がる

いわば、今自分を思いやることは、未来の自分を思いやるってこと

「なんで食べちゃうの!!」より
「今、これを食べたら未来の自分はどう思う?」とか
「食べちゃった~そういう時もあるよね、じゃあ今日の夜は調整しよっか」とか決して甘やかしじゃなく。
自分を思いやる。
自分をベストパートナーに育てあげる。

やりたいこと、成し遂げたいことがあっても、それを邪魔する
1番の原因は自分を敵にしてしまっていることにあったりする

「どうせできいない」って言われるより
「私ならできるよ!私がついてる!」って言われた方が力が沸いてくるよね

さいごに

一生の内、最期の時まで一緒に居るのは自分自身
その自分が、一生敵か一生味方かで
自分の可能性の幅は0か100かくらい違ってくると思うの

だからこそ、このセルフコンパッションを高めることは
人生において、自分の可能性を最大限広げるための手段の1つになる

自分を無理に好きになろうとしなくていい
ただ、こんな自分も居るね、大丈夫

ってそっと寄り添ってあげるイメージ

セルフコンパッションを高めて
自分で自分を幸せにしてあげることで人生が大きく変わるきっかけになる。


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