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走って、気持ちを整える。

自粛が始まって以来、同僚や友人との会話が減った中で、メンタルへばり気味の人が増えている。 人との雑談や外食での気晴らしが減り、何かと不安な気持ちが溜まりやすい状況が続いている。 そんな人に、今一番お勧めしたい対処法は、ランニングを始めてみること。 走ると、心が少し楽になるよって話。

わたしの場合、コロナの影響で在宅勤務と一部帰休が始まり、以前より自由な時間ができた一方、自分の将来について漠然とした不安を感じるようになった。 そんな時に、重い腰をあげて、仕事終わりに外に出て走ってみる。 そうすると、まるで魔法みたい、落ち気味だった気持ちが戻っていくのを実感した。 走っている途中で、体はしんどいのだけど、心がすーっと軽くなる感覚。 走った後には、抱えている問題自体に変化はないけれど、確実に自分の捉え方がポジティブに変化していた。

それは、走ることで、「今」に集中することができて、辛い過去の記憶や未来への不確かさから離れ、今走っている自分だけに集中できるから。 そういった意味で、走ることは瞑想と同じような効果をもたらしてくれる。 呼吸と意識に集中することで、不安だった気持ちが落ち着いてくる。

ここに茂木さんが書いているが、特に集中したいときは、知っている道で、障害物や交通量の少ない道を選ぶほうが、余計な注意を払わなくて済むのでおすすめ。

わたしは、在宅勤務で鈍った体を動かすため、今年の4月から週に3回×30分程度の割合で続けている。 始めた当初は、体力やダイエット面での効果が目的だったけれど、実際一番感じているメリットは、メンタルへの効果だった。 特にコロナが始まって人と会わない日が続き、悩みや不安で心が支配されそうになったとき、走ることで、「もやもや」はどこかに消えて、安定したポジティブさへ、ちょうど良い気持ちの持ち様に自然と整えられていた。 不安は具体的な行動で対応するしかないよね、と現実的な思考に切り替えられて、疲れているので夜もすぐに眠れる。 心配事で寝つきが悪くなる日も少なくなった。 

最初は「面倒くさい」と思う気持ちが勝ってしまうかもしれない。 でも、一度このメリットを実感してみると、不安な気持ちが立ち現れた時、「走れば大丈夫」と思えるようになる。 自分の行動ルールとして定着させてしまえば、それを知ってるだけでも、心が少し楽になると思う。 

心になにかの不安があれば、試しにランニングをしてみてはどうでしょう、という提案でした。 

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