見出し画像

部活やめたかったってよ

あの日みんなで涙した中
たぶん私だけが違う意味で泣いていたのだろう

今は以前ほど泣かなくなったが、私は涙もろかった。嬉しかったり、悲しかったり、悔しかったり…いろんな理由で泣いていた。泣けるのは一人の時や信頼している人の前か、抑えきれなくなった時。

今朝、ふと中学・高校卒業した時の部活の送別会のことを思い出した。結論から言うと、今部活をやめたいと思ってる方はやめちゃってもいいと思う。


中学の時、1学期は吹奏楽部だった。でも先輩からのいじめに耐えられなくてやめた。授業の終わりにいつも頭痛がして、土日の朝は一日練習かと嫌々登校して、テストの最終日には明日から部活かと思うと嘔吐した。極めつけは、「あたしは先輩として怒りたいだけなの」そう言われてプツンと糸が切れてしまった。なんだ、私が悪いから怒られてた訳じゃなかったのね…もうどうしようもないじゃん。夏のコンクールまで頑張ってやめた。パートは私と3年生の先輩一人だけだったから、誰もいなくなってしまったことに罪悪感はありつつも、それ以上は頑張れなかった。

2学期にソフトテニス部に入った。顧問はクラスの担任と同じ先生で、とても親身になって話を聞いてくれた。ただ釘を刺された。
「今度はやめちゃだめだよ。逃げ癖がつくから。」
その先生のことは今でも大好き。でも、
「逃げ癖がつくから逃げちゃダメ」これは私の首を絞めた。逃げたっていい。根本が変わらない限り、逃げた先でも同じことは起こり続ける。でも向き合う時は必ず来る。逃げたり向き合ったりしながら経験値を積んでレベルを上げて、ちゃんと乗り越える時が来るから、だから大丈夫。

ソフトテニス部では同級生同士で分裂が起きた。ある子に対して仲良しグループか、そうじゃないか。そして顧問が新しい先生に代わって、その先生は男性で自分に媚を売ってくれる親子を特別扱いしていた。打ち上げでその子にお酒を飲ませたり、練習試合ではお母さんが先生に手作りお菓子持ってきたり…。嫌気がさした。けど、大好きな先生との約束があったからやめなかった。あとは一緒にいてくれた友達のおかげで引退までなんとか耐えきった。それで得たこともきっとあると思う。でもやっぱり別にそこまでしなくても良かったなって。学校の方針で全員部活に入らないといけなかったけど、なんだかんだで幽霊部員や帰宅部もちらほらいたから絶対なんてないし。


高校は硬式テニス部に入った。たまたま同じクラスの子がいて、その子を中心に仲良くやっていた。でもだんだんその子が、私のことが嫌いな子と仲良くしだしてからは私は部活で浮いた。私は自己否定が強かったから「私といても楽しくないよね。離れていくのは当たり前か」って甘んじて受け入れていた。もうテニスが好きなのかさえ分からなくなった。土日の一日練習や冬場は毎日のように過呼吸を起こした。それでも、逃げ癖がつくからと必死にしがみついていた。引退した日は安心した。もう行かなくていいんだって。

数ヶ月後の送別会。行きたくなかった。でも後輩が準備してくれてるのに帰る訳にはいかなくて行ってきた。泣いた気がする。でもたぶん雰囲気にのまれてで、別れが悲しいとか、今までよく頑張ったって達成感とかは記憶にない。

成人式だったかな?部活のLINEグループに招待されたけど数ヶ月後に抜けちゃった。私以外のグループがあることを薄々感じていたから。清々しちゃった笑 ちょっと後悔しているのは、こんなに嫌だったなら部活なんかやめて図書館に篭っていたかったなってところ。

親や先生、周りの人の目や言われたことを一旦置いておいたら、あなたはどうしたいですか?


今回も読んでくださってありがとうございます!
次回もお楽しみに"(ノ*>∀<)ノ

(空の写真撮るの好きかも…!)

いつもありがとうございます(´▽`) 頂戴したサポートは学びや経験にかえて、noteに綴らせていただきます。