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TOHOシネマズの轟音上映を体感してきました

『劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」Ⅲ.spring song』を観てきました。

ここでは映画の内容の感想ではなく、轟音上映の感想を書いてみようと思います。(音響のことについて全くの素人です。)


轟音上映とは

爆音上映とか轟音上映とか施設によっていろいろですが、今日行ったTOHOシネマズ池袋では、「アイソバリック方式を採用したサブウーハーを日本で初めて劇場に導入」したとのことです。通常のサブウーハーの1.5~2倍のパワーが出るとか。

TOHOシネマズ池袋は、敢えて4DX等は導入せず、音響に特化したサウンドシアターをウリにしているそうです。


今回の経緯

とても人気の映画なので、公開前日には席がほとんど埋まっていました。ならば公開2日目の席を狙おうと思ったのですが、せっかく映画館で観るのならば、ちょっと良い設備のところをと思い、この轟音上映を選びました。そうするとやっぱり座席数が絞られているわけですね。残されていた席で、前から2列めの中央やや左の席を選びました。


当日

TOHOシネマズ池袋の2番シアターに入ると、スクリーンの下に巨大なサブウーハーが置かれています。左右に2つ。ちょうど僕の席は左のサブウーハーの目の前でした。ここから強めの低音が放出されるのか……と緊張します。

予告の時点ではまだ通常の映画館とあまり変わりません。

本編が始まりまりました。

間桐臓硯のつぶやくような声も大きく場内に響きます。

おお、音量がでかい。通常の会話までこの調子だと慣れるまで大変だ。

でもまだ、サブウーハーの本領発揮はここからでした。


アクションシーン

桜の放ったバーサーカーに追われる士郎!

ヘラクレスの吠える声が、衝撃となって伝わる!

サブウーハーから出るものは、もはや音じゃなかった!

衝撃波が、身体を打つ!


動きの素早いライダーのアクションシーンでは、
空気を震わせる音の振動が、風を起こしているような感覚!

映像から受けるスピード感が音響によって増している感じ。



サブウーハーの力で感じたことをまとめると、重量感とスピード感。
重みのあるアクションでは、足元からビリビリと震えるような感覚があり、動きの早いシーンでは空気を割く感覚がありました。


あくまで音響なので、もしかしたら4DX並みの演出を期待すると肩透かしかもしれませんが、映画に自然と没入しながら迫力を楽しむことができました。アクションシーンに期待できる映画では、この轟音上映はおすすめだと思います。



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